地元に帰りたい時は異動と転職のどちらがオススメ?【Uターン転職経験者】

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地元を離れて就職したは良いものの、やっぱり地元に帰りたいと思うことはありませんか?

 

例えば、以下のような理由で地元が恋しくなることはあると思います。

・地元の友達や家族が恋しい

・地元を離れて働いているメリットがない

・とりあえず今の職場から離れたい

 

 

しかし、上記のような理由で、地元に戻って働きたいと思う場合、どうすればよいのでしょうか?

 

方法としては、異動するか、転職するかの二択になります。

 

私は実際に地元を離れて東京で働いていましたが、Uターン転職を実現し、地元に戻った経験があります。

また、人事部の仕事を10年以上続けており、異動や転職する人々を数多く見てきました。

 

そんな経験から、地元に帰りたい時に、異動か転職をする際のメリットやデメリットについて

解説していこうと思います。

 

<私の経歴【2024.1現在】>

・10年以上の人事労務経験

・これまで数百名の人事異動の実務を経験

・転職、退職にかかわる相談や実務を経験

⇒上記経験から現実的な対策をご紹介します。

 

地元に帰りたい時は異動か転職するのがオススメ

地元に帰りたいなら、異動願いを出すか、転職する方法が良いでしょう。

 

急に無職になれば地元にも帰れますが、それでは収入的にもキャリア的にも困ることになります。

 

リスクを最小限に抑えたまま、地元に戻るのであれば、異動か転職のどちらかになります。

 

 

では、実際にどのような行動を取れば良いのでしょうか?

簡単にまとめると、以下のような流れです。

 

<異動によって地元へ帰る場合>

①会社に異動願を提出or上司に異動したい(地元に帰りたい)旨を伝える

②異動の希望が受理されるまで待つ

 

 

<転職によって地元へ帰る場合>

①転職エージェントを活用して転職活動をする

②採用内定を貰ったら、退職手続きをする

 

 

もし、異動でも転職でもどちらでも良い場合は、異動願いを提出しつつ、

転職活動をするのがオススメだと思っています。

※異動が実現すれば、異動できますし、異動が承認されなければ、転職すれば良いわけですからね。

 

それぞれメリットとデメリットがありますが、それについては次の項でご紹介します。

 

地元に帰りたい時に異動するメリットとデメリット

地元に帰りたい時の方法として異動する場合のメリットとデメリットを紹介します。

 

もし支店が地元にもある場合は、部署異動(転勤)することによって、地元に帰ることができます。

 

地元に帰りたい時に異動するメリットとデメリットは下記のとおりです。

 

異動によるメリット<地元に帰りたい時>

・会社を辞めずに地元に帰れる
➡リスクが少なく済む
➡待遇、福利厚生、人間関係、社内システムが変わらない

・労力や費用をを抑えられる
➡手続きとしては異動願を提出するか、上司に相談するのみ。
➡場合によっては、引越し等の費用を会社が負担してくれるケースもある

・異動後の働き方をイメージしやすい
➡人間関係や職場環境などを、知り合いを介して確認しやすい
➡同じ会社なので、大きなハズレはない

 

異動による最大のメリットは、会社を辞めずに同じ会社内で働き続けられる点です。

待遇や社内の制度などは変わらないですし、異動後もスムーズに働くことができるでしょう。

 

リスクを抑えるのであれば、部署異動によって地元へ帰る方法が一番だと思います。

 

 

異動によるデメリット<地元に帰りたい時>

・異動できるかどうか分からない
➡異動願が承認されるとは限らない(一生、異動できないかもしれない)
➡異動できたとしても時間はかかる(少なくとも数か月後にはなる)

・異動できたとしても再び異動になる可能性もある
➡せっかく地元に帰れても、また違う支店に異動する可能性はある

・異動後に辞めたくなっても辞めずらい
➡自分が希望した手前、すぐに辞めずらい
➡異動とは言っても、職場環境は変わるので、辞めたくなることはある

 

異動による最大のデメリットは、異動できるかどうか分からないということです。

 

もちろん、地元に帰りたい理由を、上手く会社に説明できて、会社からの信頼も厚い人であれば、

異動できる可能性は高まります。

しかし、それでも異動できる可能性は低いですし、異動できたとしても「数年後」になる可能性が大です。

 

長期的な視野で考えておくことができなければ、地元に帰りたい時に異動を頼りにするのは向かないでしょう。

 

 

 

地元に帰りたい時に転職するメリットとデメリット

次に、地元に帰りたい時に転職するメリットとデメリットを紹介します。

 

転職によるメリット<地元に帰りたい時>

・いつでもすぐに地元へ帰れる
➡転職先さえ確保できればいつでも転職可能
➡地元に企業さえあれば、誰でも選択可能

・待遇や福利厚生の向上を図れる
➡給料をアップさせたり、より良い条件の会社に転職できる可能性がある
➡あなたが希望する働き方を実現できるチャンス

・転職理由が明確でなので、転職活動が成功しやすい
➡転職理由がシンプルなので、印象が悪くなりにくい

 

転職による最大のメリットは、いつでも自分の意思ですぐに、地元へ帰ることができることです。

早ければ、1ヶ月程度で転職先を確保することができます。

 

また、働き方や給料なども見直しも行えるので、あなたの働き方やキャリアを変えるチャンスでもあります。

 

地元に帰りたい時に、短期的かつ、変化を望むのであれば転職をオススメします。

 

 

 

転職によるデメリット<地元に帰りたい時>

・職場環境が大きく変わる
➡仕事内容も人間関係も変わるのでストレスは増える
➡慣れるまでに時間がかかる

・転職活動が大変
➡遠方での転職活動になるので、時間や労力、お金がかかる
➡面接の日程調整などが大変

・期待と不安でいっぱいになる
➡特に初めての転職の場合、期待し過ぎたり、心配し過ぎたりしてしまいます
➡転職前と転職後で、ギャップを感じてしまうかもしれない

 

転職による最大のデメリットは、仕事内容や人間関係など、全てが変わってしまうことでしょう。

分からないことだらけで、慣れるまではストレスが多少増えてしまいます。

 

また、転職活動だけでも労力がかかりますが、さらに遠方となれば、時間やお金も余計にかかります。

モチベーションが保てないと、転職活動が大変に感じてしまうでしょう。

 

大きな変化や労力を好まないのであれば、地元に帰りたい時に転職するのは向かないでしょう。

 

 

 

なお、転職のメリットとデメリットを把握した上で転職を検討するのは良いことです。そして転職に前向きなのであれば、転職活動をはじめてみましょう。

 

 

地元に帰りたい時には異動と転職のどちらが良い?

上記で、地元に帰りたいときの方法として、異動と転職の違いをそれぞれ紹介しました。

 

しかし、「結局どちらの方が良いの?」と疑問に思うかもしれません。

 

結論としては、人によって、向き不向きがあります。

 

地元に帰りたい時に、異動と転職のどちらが向いているのか、その特徴について紹介します。

 

異動が向いている人<地元に帰りたい時>

異動が向いている人の特徴は以下のとおりです。

 

・地元に帰るタイミングを、長期的に待てる人

・リスクを取らず、今までと同じように働きたい人

・今の会社が好きな人(嫌いではない人)

 

今すぐに、地元に帰りたい人の場合、異動は向いていません。

将来的に今の会社で働き続けながら、地元付近で働きたいと考えている人にとっては「異動」が向いています。

 

 

転職が向いている人<地元に帰りたい時>

転職が向いている人の特徴は以下のとおりです。

 

・なるべく早く地元に帰りたい人

・働き方や待遇面(給料、労働時間、仕事内容、等)を大きく変えたい人

・今の会社を退職したい人(仕事や人間関係に悩んでいる)

 

今の会社を辞めたくない人には転職は向いていません。

今すぐにでも、確実に地元に帰りたい人は転職が向いています。

 

転職するには転職エージェントの利用がオススメです。登録することで今すぐ利用できますので、転職活動を開始するには、以下の記事も参照しておきましょう。

人事経験者が紹介するおすすめ転職エージェント3選

 

異動ではなく、Uターン転職を実現させた理由【経験談】

私も、新卒から7年程は地元を離れて東京の上場企業で働いていました。

 

しかし、将来的な事や職場環境を大きく変えたいという思いから、

「地元に帰りたい」と思い、Uターン転職を決意し、実現させました。

 

当時、私も「異動」するか、「転職」するかで悩みました。

もちろん、異動の方がリスクは少ないですし、仕事内容や人間関係も継続できるメリットを感じていました。

 

しかし、人事部としての経験上、異動できる可能性が低いことや、異動の時期がいつになるか分からないことを

痛いほど理解していましたし、その実態を実感じていました。

 

そして「働く環境を大きく変化させたい」という希望と「1度は転職してみたい」という思いもありました。

 

結果、確実に地元に帰るなら、「転職」がベストであると判断し、異動ではなく転職することを決めたのです。

 

初めての転職であったことと、遠方での転職であったことなどから、不安もありましたが、

「地元に帰ることができる嬉しさ」や「今後の期待感」が勝っていました。

 

そして、転職活動においても、確かに時間や労力、出費はかさみましたが

転職エージェントを活用したことで、その負担を減らせたと思っています。

 

転職エージェントであれば、面接の調整や選考の対策などを、やってくれるので、

使わない手はないと思います。

 

関連記事:おすすめの転職エージェントサービス

 

まとめ

以上、地元に帰りたい時に異動と転職のどちらがオススメなのか、紹介いたしました。

 

どちらが優れていて、どちらが劣っているわけではありません。

 

地元に帰りたい時には異動も転職も両方とも重要な選択肢です。

 

それぞれメリットとデメリットがあり、人によって向き不向きがあります。

 

状況に応じて、使い分けるのがベストだと思っています。

 

 

では、この記事の内容をまとめます。

 

<まとめ・地元に帰りたい時は異動と転職どちらがオススメ?>

・地元に帰りたいなら異動か転職

・とりあえず、異動願を提出し、転職活動をすすめるのがオススメ

・異動は、「長期的に待てる人」、「リスクを取りたくない人」にオススメ

・転職は、「短期的に地元へ帰りたい人」、「職場環境を大きく変えたい人」にオススメ

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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