仕事が終わらないから会社を辞めたい時の対処方法を紹介

いくら仕事を片付けても、いっこうに仕事が終わらない場合、絶望的になりますよね。

 

特に、仕事を覚えてある程度責任のある仕事を任され始めた中堅社員の人は、

毎日、大量の仕事に追われて疲弊していると思います。

 

具体的には、以下のような悩みや感情をいだくことはありませんか？

・仕事が溜まる一方で嫌になる

・仕事を片付けても、それ以上に仕事が増える

・上司や同僚はこの辛さを理解してくれない

 

私も一時、毎日、終電まで働いているのにもかかわらず、仕事が終わらないため、

本当に会社を辞めたいと悩んでいた時期がありました。

 

ですので、仕事が終わらないことで悩んでいる人の気持ちが十分、理解できます。

 

この記事では私の経験などをもとに、どれだけ頑張っても仕事が終わらないから、

会社を辞めたいと感じる時の対処法についてご紹介します。

仕事が終わらないから会社を辞めたい時の解決策

仕事が終わらない時は、シンプルに仕事量が多い時ですよね。

 

そして会社を辞めたいと考えるのは、その状況が辛いと感じているからだと思います。

 

確かに、家にも帰れず、プレッシャーやストレスに晒されていては嫌にもなりますよね。

 

では、具体的な解決策をご紹介します。

周囲の人を巻き込んで仕事をする

自分一人で抱えていては、仕事が増えて溜まる一方です。

自分の限界がくる前に、上司や先輩に相談しましょう。

そして、できれば同僚や後輩にどんどん仕事を振っていきましょう。

特に自分だけ忙しい場合は、業務シェアすることが重要です。

 

⇒一人で悩んでいても解決できません。しっかりと周囲の人にSOSを発しましょう。

⇒みんなで取り組むことで、何倍も仕事が効率的になります。

これまでにないくらい集中して仕事する

仕事の量を減らすのは、中々難しいことです。

ただ嘆いても仕事が減るわけではないですし、誰かが処理しなければなりませんからね。

となれば、処理スピードと効率を上げるしかありません。

一番良い方法は、とにかく集中して仕事に取り組むことです。

考えるスピードも、パソコンを触るスピードも、歩いたり、話したりするスピードも全部、早くするのです。

 

⇒ダラダラ仕事をするのではなく、定時で終わらす勢いと集中力で取り組んでみよう。

⇒今日やることを全て書き出して、朝から晩まで全力で取り組みつつ、ゲーム感覚でノルマを達成してみよう。

 

その日は諦めて早く帰る

どうしても仕事が終わらない場合は、あきらめて、さっさと帰ってみましょう。

時にはメリハリある働き方も大切です。

そして、残った仕事は翌日の朝、早く来て、処理するのもOKです。

疲れていては、効率も落ちますし、会社を辞めたい気持ちが増長するばかりです。

 

→頑張ったご褒美として、たまには早く帰りましょう。

→あえて、予定を入れると早く帰りやすくなります。

 

 

実際に私も、仕事が終わらないことで悩んでいた時に、上記の方法を試していました。

 

もちろん、根本的な解決には時間がかかりますが、その場を何度も乗り切ることができ、

会社を辞めずに、なんとか耐えることができたのを覚えています。

 

特に、サラリーマン人生は長期戦になります。

 

たまには遅くまで仕事をすることはあっても、ずっと辛いままでは、体力的にも精神的にも長く続きません。

 

重要なのは、バランスよく働き続けることです。

 

マラソンと一緒で、完走するには、休みながらも、ペースを保って走り続けることが重要です。

 

短い期間に、頑張り過ぎても、結局長続きしませんからね。

 

周囲の人の助けをかりながらも、全力で努力し、時には休みながら仕事を進めていくことで、

いっこうに終わらない仕事を少しずつ解消していくことができます。

 

 

仕事が終わらないから会社を辞めても良い？

仕事が終わらないから会社を辞めたい！という気持ちはものすごく共感できます。

 

しかし、実際に辞めても問題ないのでしょうかか？

気になりますよね。

 

結論としては、「会社を辞めてもOK」だと思っています。

 

多くの人が、仕事が終わらないことや、忙し過ぎることを理由に転職しています。

 

私はこれまで人事の仕事を通じて、採用活動を続けてきましたが、

多くの人が仕事の量や残業の多さ、終わらない仕事のことで、悩みを抱えて転職している実態を見てきました。

 

ですので、「仕事が終わらないから会社を辞めたい」というのは、退職理由としては、ごく普通の理由なのです。

 

但し、辞める前に下記の内容について注意することが、後悔しないために必要なことです。

・会社を辞める前に転職先を決めておく

・仕事をシェアしたり自分で効率化する努力をしてみる

・転職しても「仕事が終わらない」ことで再び悩む可能性はある

 

まず、転職先を決めずに会社を辞めるのはリスクが大きいので、在職中に転職先を決めておきましょう。

 

次に、上司や先輩に相談し、業務分担をしたり、自分で仕事のやり方や効率化を図る努力をしみてください。

何も努力せずに単純に会社を辞めるのは避けましょう。

 

最後に、転職先がよほどのホワイト企業でない限り、残業や仕事量に、苦しむ可能性は十分あります。

もし、一時的な忙しさであれば、今の会社を辞める必要はないかもしれません。

転職しても同じことで悩むリスクを考慮しながら、退職するかどうか、決断しましょう。

 

上記に注意してから、会社を辞めるのが、後悔しないベストな方法だと思います。

 

但し、違法な長時間残業が、ずっと続いているような場合は、会社のコンプライアンスの問題なので、

上司だけでなく人事に相談することも必要です。

 

そして、何も改善されなければさっさと転職しましょう。

 

最近は働き方改革が進み、違法な長時間残業は撲滅に向かっていますので、

コンプライアンスを意識する企業は増えています。

 

ちなみにですが、法律では、残業時間は以下の上限に収める必要があるので、ご参考ください。

 

 

原則や、臨時的（特別条項）など、意外とややこしいのですが、どうあがていも、

１ヶ月の残業時間が１００時間を超えるのは、どの会社であってもアウトです。

 

もし、今の会社で仕事が終わらないから会社を辞めたいと悩んでいるならば、

自分が上記の法律を守られているのかどうか、確認してみるのも、退職する材料にしてみてもいいですね。

 

仕事が終わらないのは自分の責任？

ところで、仕事が終わらないのは、自分の責任では？

 

と不安に思うこともあるのではないでしょうか。

 

もちろん、仕事が終わらない原因は、

・上司の指示

・職場環境の悪さ

・企業の体質や文化

などが影響しているのは確実です。

 

しかし、あなた自身の仕事のやり方に問題があるケースもあります。

 

例えば、以下のような場合は、あなた自身の責任も多少はあるでしょう。

 

まず、仕事の技術やスキルが向上していないのは、あなたの責任です。

同じ仕事量にもかかわらず、いっこうに同じスピードであるならば、成長できていない証拠ですね。

 

次に、仕事は完璧にこなすのが、普通ですが、

時には、手を抜いてスピードを重視すべき場合もあります。

 

また、一つ一つ丁寧に対応することも重要ですが、それだと自負を、苦しめることにもなります。

仕事も他人もほどほどに適当な対応が必要です。

 

最後に、全て自分一人でやろうとすれば、仕事が終わらないのも当然です。

他人の力をを借りて仕事をこなしていきましょう。

 

 

仕事が終わらないのは、自分の責任である場合もあります。

 

しかし、仕事量がそもそも多いケースでもあるので、会社の体質や職場環境の要因もかなり大きいです。

 

自分で出来ることは、解決することは必要ですし克服する必要があります。

 

しかし、企業の体質や上司の性格を変えることは、至難の技です。

自分のスキルや能力を向上させて、やれることをやっても、仕事が終わらない場合は、

企業や上司の責任なので、さっさと転職するのがオススメです。

まとめ

以上、仕事が終わらないから仕事を辞めたい時の解決策をご紹介しました。

 

それではこの記事を以下のとおりまとめます。

 

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。