激務の職場から転職したい時の対処法

転職活動・転職したい
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仕事が激務過ぎて日々、消耗している人は多いでしょう。

 

上司からのプレッシャーや終わらない業務量で心身共に疲れ果てていると思います。

そんな激務の職場から転職したいと考えるのは普通の思考ですよね。

 

しかし、いきなり転職するのも勇気がいりますし、悩みどころですよね。

この記事では激務な仕事環境を解決する方法や、転職に迷った時の対処法を紹介します。

 

私はこれまで人事部の仕事を10年以上経験し、多くの労務相談に携わってきました。

そんな経験から激務の職場から転職したい時の対処法などを紹介します。

 

この記事では以下の悩みを抱えている人の参考になれば幸いです。

・職場が激務過ぎて転職したい

・職場が激務過ぎて転職したいけど、転職して大丈夫?

・職場が激務過ぎるけど転職以外の対処法を知りたい

 

 

転職したいほどの激務な職場とは?

激務な職場でを転職したいと感じるのは当然のことです。

 

転職したいほど激務な職場の特徴は以下のとおりです。

・残業時間が多い
➡法律では月45時間までが原則。特別な事情があっても月100時間以上は違法。

・休みが取れない
➡有給休暇を消化できない、休日出勤が多い。

・常に仕事に追われている
➡緊張感やプレッシャーがハンパではない。

 

やはり、忙しい職場ほど激務になりますし、残業が増えて、休みが取れなくなります。

そして、常に締め切りや納期に追われて、余裕がない状態が続く職場でもありますね。

 

しかし、個人差がありますし、上記の基準に当てはまらないケースもあります。

 

例えば、同じ労働時間であっても仕事内容や人間関係、本人のやる気などによって、激務と感じる度合いはまるで違います。

職場環境が快適で、仕事のやりがいを感じている人は、どれだけ忙しくても、激務だとは感じにくいでしょう。

 

逆に定時で帰ることができても、仕事内容や人間関係でストレスとプレッシャーが強い場合は、物凄く激務な職場だと感じ、転職したいと考えるでしょう。

 

 

一般的には「忙しい職場」=「激務」にはなりますが、それに加えて、本人のモチベーションによって大きく左右されるものでもあります。

 

仕事が激務過ぎる時の対処法

では、仕事が激務過ぎる時の対策を紹介します。

 

仕事が激務過ぎる場合、無理をすると体調不良になる危険性があります。

そのリスクを回避するためにも、下記の対処法を試しておきましょう。

・週末に予定を入れ過ぎない
➡休日は思いっきり休み、心身共に回復させよう。

・仕事のゴールを設定する
➡目標まで頑張って、激務が解消されることを期待しよう。

・他人を頼る
➡一人で抱え込むのはNG。周囲の人に助けを求めよう。

 

忙しい時は、週末の休みの日に予定を入れ過ぎることで、十分な休息が取れないのは避けましょう。

もちろんストレス解消やリフレッシュは重要ですが、心身共に疲れるような過ごし方はNGですね。

 

そして、激務な仕事を乗り切るために、目標やゴールを設定しましょう。

ベストなのは、激務な状態が終わる時期を想定することです。どんな仕事でも繁忙期と閑散期があるように、忙しさの波があるはずです。ゴールを設定することで、一時的な激務を乗り切りましょう。

 

また、1人で悩むよりも、周囲の人を頼る方が確実にベストです。

1人で考えても答えは出ないでしょうし、マイナス思考に陥る可能性もあります。

誰かに相談することで気持ちが楽になりますし、実用的なアドバイス貰えるので、周囲を頼りましょう。

 

 

仕事が激務過ぎる時に回避すべきなのは、体調を壊さないことです。

常に自分の体調と気持ちを壊さないように、上記の注意点を意識して仕事をしましょう。

 

 

職場が激務で転職したい時の対処法

次に、職場が激務で転職したい時の対処法を紹介します。

 

転職したい時は転職を決意する前に以下の注意点を確認してください。

・部署異動によって問題が解決するか確認する
➡異動できる可能性と他部署の激務具合を確認しておこう

・仕事を見直そう
➡スケジュールや、やり方を含めて仕事の効率化を図ってみましょう

・一時的に忙しくなるのは仕方がない
➡どの職場でも忙しい時期があることを認識しましょう

 

 

異動によって激務が解決するかもしれません。もちろん、必ず異動できるわけではないですが、異動願を出してみたり、上司や人事部に相談してみる価値はあるでしょう。転職する必要がなくなる可能性がありますからね。

 

また、激務になっている要因が仕事のやり方になる場合は、効率良くできるように工夫してみましょう。あなたができる範囲で激務な状態を回避できるのであれば、転職する必要もありませんからね。

 

そして、一時的に激務になるのは、仕方がないことを認識しましょう。もちろん1年中、忙し過ぎる職場はさっさと転職すべきですが、1週間~2ヶ月程度の繁忙期はどの職場にもあるので、多少は許容した方が良いでしょう。

 

 

激務な職場で転職したい場合は、会社を辞めたり転職を決断する前に、上記の方法を試しておくと良いでしょう。

激務な職場に順応できるかもしれませんし、激務な仕事から解放される可能性もありますからね。

 

激務な職場を転職したい時は転職すべき?

激務な職場を転職すべき人とすべきではない人がいます。

 

それぞれの特徴は下記のとおりです。

<激務な職場を転職しない方が良い人>

・新しい業務に慣れていないだけの時

・人間関係は良好で会社自体はホワイトな場合

➡仕事になれていないだけなら徐々に効率良く仕事ができる

➡忙しいだけなら工夫次第で何とかできる

 

<激務な職場を転職すべき人>

・体調に影響が出ている人

・忙しさ以外に問題がある(人間関係、仕事内容、将来性にストレスを感じる)

➡ストレスやプレッシャーで耐えられないなら転職しよう

➡ブラック企業の可能性もある

 

 

激務な職場であっても、楽しめたり、やりがいを持てたり、スキルアップが見込める場合は、仕事を続けるメリットがありますし、転職したいという感情も湧きずらいでしょう。

 

しかし、忙しさに加えて、人間関係で苦しんだり、仕事内容が難しい、もしくはストレスの貯まる面倒な対応ばかりなのであれば、転職すべきです。

 

残業が多いことに加えて、仕事に対するストレスやプレッシャーが凄い場合は、本当に体を壊して体調不良になるリスクがあります。

 

またストレスに対する感じ方も個人差があるので、一般的な判断基準を充てにするのはオススメしません。

あなた自身の体調や気持ちを常に客観視して、冷静に判断するのが良いでしょう。

 

 

激務ではない職種に転職したいなら事務職一択

いざ転職したいと思っても、激務な仕事とそうでない仕事を区別するのは難しいですよね。

 

個人的には、激務ではない職種で一番のオススメは「事務職」です。

 

事務職の例としては、以下の部署がメジャーですよね。

・総務、庶務

・人事、労務

・経理、財務

 

 

ある程度の専門知識が必要にはなりますが、初心者の人でもコツコツ知識を積み重ねることができます。

 

上記のような事務職が激務ではない特徴としては、以下の要素が挙げられます

①自分のペースで仕事を進められる

②個人のスキルや能力が仕事の出来に影響しやすい

③やることが決まっている

 

激務な職場から転職したい人は、事務職を目指すのがオススメです。

 

 

一方で、激務な職種の代表は「営業職」になります。

やはり営業職はやりがいや達成感がある一方で、激務な職場が多いですね。

何より、ノルマや数字達成に対するストレスやプレッシャーも凄いですし、お客様対応のため、労働時間も多くなりがちです。

 

もちろん、激務ではない営業もありますが、確率的には、圧倒的に激務な職場が多いので、営業職は避けて転職活動をするのが良いでしょう。

 

 

さいごに

以上、激務の職場から転職したい時の対処法について紹介しました。

 

激務だと感じる基準は人によって、違いますし、個人差があって当然です。

大事なのは、あなたにあった仕事や会社を見つけることです。

 

人には向き不向きがありますし、不向きな職場で働けば、激務だと感じやすいですからね。

 

勘違いしやすいのは、「残業が多い」=「激務」と考えてしまうことです。

もちろん、残業が多ければストレスむ増えますし、激務と感じる要因にはなりますが、それ以上に、人間関係や仕事内容が重要です。

どれだけ忙しくても前向きにやりがいを持って働ければ、激務だとは感じないはずですからね。

 

転職したい時は、仕事量も重要ですが、それと同じくらい、仕事の内容や会社の社風なども検討材料にすると良いでしょう。

 

もし激務な職場から転職したい時、転職先に迷った時は、事務職がオススメです。

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。

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