新人で仕事量が多過ぎて悩んでいる人は、多いと思います。
入社したばかりで、右も左も分からないのに仕事だけは任されて、
毎日、辛い思いをしていますよね。
そんな人は、常に以下のような状況に不満を抱いているのではないでしょうか。
・雑用や面倒な仕事ばかり任されてムカついている
・分からないことだらけで処理が進まない
・ミスをするのが怖くて、効率良く仕事が出来ない
理想としては、新人でも対応できるくらいの仕事量を任せられて、
ゆっくりと着実に育ててもらいたいですよね。
しかし、実際には新人の仕事量が配慮されているような
ホワイトな職場は限られた会社のみです。
そこで、この記事では、新人で仕事量が多い時の解決方法をご紹介しようと思います。
新人なのに仕事量が多い原因
新人でも仕事量が少ない人もいれば、多い人もいます。
果たして、その差はいったい何なのでしょうか?
新人なのに仕事量が多い具体的な、原因は以下の通りです。
・会社の方針、文化、風習
・会社に人を育てる能力や余裕がない
・自分のスキル不足
<会社の方針、文化、風習>
会社によっては、新人には仕事量をたくさん任せて育てるという方針もあります。
昔から続いている独自の文化、風習として、新人に苦労させる体制の会社ならば、
いくら願っても、仕事量が減ることはないでしょう。
<会社に人を育てる能力や余裕がない>
多くのケースがこのパターンです。新人が入ってきても、前任者の仕事をそのまま任せたり、
仕事を丸投げするなど、先輩や上司が新人を育てる能力が足りない時におこりがちです。
<自分のスキル不足>
新人であれば、電話の取り方や、メールの送り方など、分からないことばかりです。
スキル不足は当たり前なのですが、あらかじめパソコンスキルがあったり、
コミュニケーション能力が高い人と比べれば、仕事をうまく処理できないでしょう。
必然的に、仕事の処理スピードが遅くなるので、仕事量が多いように感じてしまうんですよね。
こんな感じです。
ほとんどは会社の責任ですが、一部、本人の要領の悪さやスキル不足によるケースも考えられます。
しかし、どちらにしろ、本来であればその新人の能力や状況にあった仕事量を与え、
マネジメントをするのが管理職の仕事です。
真面目にコツコツやっていても膨大な仕事量を任される場合は会社にも責任がありますね、
新人なのに仕事量が多い時の解決方法
次に、新人なのに仕事量が多過ぎて大変な時の解決方法をご紹介します。
解決方法は、下記の通りです。
・余計なことを考えず、開き直って仕事をする
・とにかく1年間は我慢して仕事を続ける
・上司や先輩を頼る
<余計なことを考えず、開き直って仕事をする>
ミスをしたらどうしようとか、相手が嫌な気分になったらどうしようとか、余計なことを考えずに、ひたすら自分の仕事を処理することだけ考えましょう。
時には、マシーンになったつもりで、余計な感情を消してみるのも、有効です。
<とにかく1年間は我慢して仕事を続ける>
どんな仕事も慣れてきます。特に1年目はやり方も要領も分かっていないので、処理が猛烈に遅いです。
慣れてくれば、大変に感じていたことも、大したことではないことに気づく日がくるので、
1年後には必ず、今よりも仕事量が多いと感じないでしょう。
<上司や先輩を頼る>
1人で抱え込んでいるのは、一番良くありません。時には上司や先輩にSOSや助けを求めることも大事です。
限界に達する前に、上司や先輩に相談ベースで話を聞いてもらい、
仕事量の調整や仕事の進め方について、アドバイスをもらいましょう。
正直言って、新入社員が膨大な仕事量を処理するために、
テクニックやノウハウでは解決するのは難しいですね。
自分自身がその仕事量をこなせるようになるために、ひたすら仕事を処理して
スキルを向上させるのが一番です。
但し、自分一人でできないこともありますし、
精神的にも肉体的にも限界が来て、働けなくなるのは避けたいですから、
随時、先輩や上司に相談することは必要です。
仕事を任され過ぎたらミスをしても仕方ない
仕事量が多いと、丁寧に時間をかけられないので、どうしてもミスが多発してしまいます。
しかし、新人時代のミスは当然のことなので、落ち込む必要はありません。
その理由は以下の通りです。
・分からないからミスするのは当たり前
・仕事量が多過ぎてキャパシティを超えているから、ミスするのは当たり前
・若いうちに失敗やミスをすることはメリットしかないから
とにかく、新人がミスをするのは当たり前なのです。
それに加えて、仕事量が多いのであれば、尚更、ミスは増えます。
ベテラン社員でも忙しい時期はミスが増えますからね。
そして、何よりも新人時代にミスをするのは、貴重な経験なのです。
ミスをして、色んなことを覚え、学ぶことができます。
ストレス耐性も身に付きますし、人間性の向上にも繋がります。
歳を取ってから、ミスをする方が、よっぽど恥ずかしいですし、出世に影響します。
若い頃はミスしても怒られるだけですし、責任は全て上司が取ってくれます。
というわけで、新入社員でミスをしてもそこまで思い詰めることなく、
気軽な気持ちで仕事に臨むことで、大量の仕事量も楽しむことができます。
経験談、新人時代に仕事量が多すぎて悩んでいた話
ここからは私の経験談をご紹介します。
私も新人時代は仕事量が多く、かなり苦労しました。
残業時間は100時間を超え、ありとあらゆる実務を任せられ、仕事をこなしてきました。
そんな経験から、新人時代に仕事量が多くて感じたメリットは以下の点です。
・たくさんのミスをしてミスの回避術や考える癖が身についた・多少の残業でも耐えられるようになった・残業代が支給されて給与が多かった
やはり、自分のスキルや能力の向上が一番のメリットですね。
体力的にも精神的にも強くはなりましたし、何より、実務をたくさん経験することで、
仕事を覚えることができましたし、考え方や判断力など、全ての能力値が上がった気がします。
また、頑張った分、残業代が増えて使える給料も多かったので、
単純に嬉しかったですね。
一方、新入社員時代に仕事量が多すぎて感じたデメリットは以下の通りです。
・ストレスが溜まって常にイライラしていた
・仕事を頑張れば頑張る程、仕事は増えていった
・平日のプライベートな時間がなくなった
やはり忙しい分、ストレスやプレッシャーはずっと感じていましたし、イライラしたり、
精神的にも不安定な状態でしたね。
また、仕事ができてしまうと、上司や先輩から、信頼されて、余計に仕事を任されるという負のループにも
陥ってしまう状況もデメリットかもしれません。
そして、平日の自由な時間がなくなります。
終電で帰る生活をしていたので、本当に家と会社の往復だけでしたね。
以上、こんな感じです。
キャリアを築き、スキルを向上させるなど、人間としての成長という観点から言えば、
新人で仕事量が多過ぎることはメリットに感じます。
しかし、逆にプライベートな時間がなくなり、常に始発と終電を利用するので、自分の時間がなくなります。
そして、ストレスとプレッシャーに悩まされるので、体調にも影響が出てくるのがデメリットですね。
さいごに
新人で仕事量が多い時、根本的に仕事量が減らすことは、中々難しいです。
上司が配慮してくれるか、自分の処理能力を向上させる必要があります。
しかし、どちらも自分の力では変えられないことや、時間がかかるものです。
とはいっても今の状況に限界を感じている人もいるでしょう。
その場合は転職も一つの方法です。
特に、違法な時間外労働を強制されたり、
先輩や上司も常に忙しそうにしているなら、その会社の将来性を疑ったほうがいいでしょう。
何より、自分のキャリアや人生がたいせつですからね。
新入社員であっても、仕事量が多過ぎて困っているなら、
一度、転職エージェントに相談してみるのもオススメです。
マイナビエージェント
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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