普段は優しいのに、怒ったら怖い上司って、実際どうなの?と疑問に思いますよね。
本当であれば、ずっと優しい上司の方が働きやすいと思われるかもしれません。
しかし、優しいけど怖い上司にもメリットがあります。
私はこれまで人事部の仕事を通じて、様々なトラブル上司と携わっていました。
そんな経験から、優しいけど怖い上司の職場について解説していこうと思います。
この記事では以下の悩みを抱えている人の参考になれば幸いです。
・優しいけど怖い上司の職場は快適?
・ずっと優しい上司の方が良いのでは?
・優しいけど怖い上司の対処法を知りたい
優しいけど怖い上司の特徴は?
普段は優しいけれど、たまに怖い上司の特徴を紹介します。
以下のような特徴を持っているでしょう。
・普段は優しいし、融通も利く
・やってはいけないミスに関しては厳しい
・裏で何を考えているのか分からない
・目の奥が笑っていない
・怒った時に誰よりも怖い
基本的には優しい上司ですが、どこか怖い部分を持ち合わせているんですよね。
その特徴としては、優しく接してくれるのに、どこかに緊張感があるということです。
例えば、「怒ったら手を付けられない」、「ドライところがある」、「単純ミスに厳しい」などですね。
意外と、ビジネスライクな上司もこの部類に入るでしょう。
そして、優しい上司が怒った時は、そのギャップがあり過ぎて、誰よりも怖く感じてしまうと思います。
一番怒らせてはいけないのは、上記のような、普段優しいのに怒ったら怖い上司に間違いないでしょう。
優しいけど怖い上司は本当に優しいのか?
ここで疑問に思うのが、「優しいけど怖い上司は本当に優しい上司なのか?」ということです。
結論から言えば、優しいけど怖い上司は、かなりいい上司の部類に入ります。
例えば、厳しくて怖い上司や優しいだけの上司の方が、最悪な職場になるからです。
ストレスが溜まり過ぎたり、何も指導されない職場では、体調を壊したり、成長することができませんらかね。
普段は優しいでしょうから、困ったことや相談事のしやすいでしょう。
そして、間違ったことに関しては、しっかりと厳しい指導ができる上司は理想的です。
怖い部分の度合にもよりますが、たまに怖い一面を見せるくらいなら、
アタリの上司でしょうし、快適な職場と思って問題ないでしょう。
ただし、怖い一面が、ハラスメントだったり、コンプラを違反するような場合は
明らかにヤバい上司なので、注意が必要ですね。
優しいけど怖い上司の対処法
では、優しいけど怖い上司の対処法を紹介します。
優しいけど怖い上司が苦手な人は、以下の工夫を試してみて下さい。
・メリハリの効いた働き方をする
➡真面目にやらなけえばならない部分はしっかりと抑えておく
・上司が怒った時は素直に従う
➡指導や怒りに反論すると、普段からも厳しくされる可能性があります
・優しさに甘えすぎない
➡甘えすぎると、怖い部分が出てきます
・距離を縮め過ぎない
➡ある意味、ビジネスライクな関係が一番楽ですし、このタイプの上司とはうまくいきます
優しいけど怖い上司の場合、優しさに甘えすぎてダラダラ働くのはNGです。
やはり、メリハリの効かせて、上司の指示、指導には適切に応対しましょう。
普段は優しくても、上司も我慢の限界に達すれば激怒されることになりますからね。
また、怖い雰囲気を持っている上司とは、適度な距離を保つのがベストです。
裏の顔を知って、余計怖くなることもありますし、理不尽な態度を受けることにも繋がります。
優しさを享受しつつ、怖い一面を上手く乗り切るのが、
優しいけど怖い上司と上手く付き合っていく対処法です。
優しいけど怖い上司の職場は最悪な職場ではない
優しいけど怖い上司にもたくさんのメリットがあります。
例えば下記のとおりです。
・いざという時に頼りになる
➡困った時や緊急時に手助けしてくれます
・自分を成長させてくれる
➡足りない部分を厳しく指導してくれます
・優しさと厳しさの両方を兼ね備えている人の方が管理職には向いている
➡厳しさと優しさがなければ管理職は務まりません
・普段は優しいので、相談しやすい
➡信頼関係を保ちやすい
基本的には、優しいけど怖い上司の元で働けることは、デメリットではないと思います。
適度に優しく、適度に厳しいからです。
優しさのない上司なんて世の中、いくらでもいます。
それに比べれば、普段優しい上司というのは、社会人としては働きやすい職場にはなるでしょう。
ただし、信用できない違反行為を繰り返していたり、裏でハラスメントをしているようならヤバイでしょう。
優しいだけの上司はかなりヤバい
なお、優しいだけの上司の方が良いと思う人も多いかもしれません。
しかし、優しいだけの上司はかなりヤバいというのが本音です。
その理由は下記のとおりです。
・成長できない
➡優しさだけでは成長できません
・他人に無関心だから優しい
➡部下に優しいのは、他人に興味がないから
・上司の仕事を全うしていない
➡上司として部下を管理、マネジメントする気持ちがあれば、厳しさも必要
・間違った選択をしても正してくれない
➡ミスやトラブルを未然に防ぐことができない
優しいだけの上司の一番の問題点は、「あなたが成長できない」というところです。
注意もされず、指摘もされなければ、改善されることなく、年月が過ぎてしまいます。
今は良いかもしれませんが、数年後、仕事が全くできず、後悔することになります。
そして、間違ったことやミスに関しても、見て見ぬふりをするか、放置する上司は
明らかに管理職として不適切ですし、部署全体のメンバーが不幸になってしまいますね。
仕事をしている以上、優しいだけでは、成り立ちませんし、
あなた自身が不幸な状況に追い込まれていくのです。
まとめ
以上、優しいけど怖い上司の職場は働きやすいのかどうか、紹介しました。
基本的には、優しいけど怖い上司の職場はOKです。
厳し過ぎず、緩すぎず、あなた自身も程よく成長していけるでしょう。
ただし、怖い側面で、パワハラがあったり、行き過ぎた指導があるのであれば、それは問題です。
もし、普段は優しいけれど、たまにハラスメントが起こるような上司であれば、
転職を検討するのも良いでしょう。
明らかに異常な上司ですからね。
もし、優しいけど怖い上司に、そこまで大きな悩みがないのであれば、
そのまま働き続けるのが良いと思います。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント