2ヶ月~3ヶ月程度の休職で転職活動に影響はある?

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2ヶ月~3ヶ月程度の期間、休職してしまうケースは誰にでもあると思います。

 

しかし2ヶ月~3ヶ月の休職で、「転職活動に影響が出てしまうのでは?」と疑問に思うこともあるでしょう。

転職先にバレてしまい、転職活動が不利になるのでは?と不安になりますよね。

 

結論から申し上げると、2ヶ月~3ヶ月の休職で転職が不利になることはありません。

普通に転職活動をすれば転職先に休職していたことが、バレることもありませんからね。

 

私はこれまで人事部の仕事を10年以上経験し、休職者の対応や採用、退職の活動に携わってきました、

そんな経験から、2ヶ月~3ヶ月程度の休職で転職活動に影響はあるのかどうか、解説していきます。

 

この記事では以下の悩みを抱えている人の参考になれば幸いです。

・2ヶ月~3ヶ月の休職期間が転職活動に影響がある?

・2ヶ月~3ヶ月の休職は転職先にバレない?

・休職していた人が転職活動する際のポイントを知りたい

 

 

2ヶ月~3ヶ月程度の休職で転職活動に影響はある?

2ヶ月~3ヶ月程度、休職したことで転職活動に影響があるかどうか気になりますよね。

 

結論を言えば、普通に転職活動すれば、影響はほぼありません。

 

特に、以下の悩みや不安を抱くと思うので、それぞれ解説しますね。

・転職活動で転職先企業に休職期間がバレるのでは?
➡企業が求職者の休職履歴を調べる術はありません。
➡そもそも超個人情報なので、簡単に分かるはずありません。

・転職活動で休職していたことを言う必要はある?
➡面接で病歴を聞かれることは稀(業務の必要性を超えて持病や病歴を聞くことは禁止されている)
➡自ら休職していたことを伝える必要もない(履歴書や職務経歴書にも記載する必要もない)

・休職期間に転職活動をするのはマズイ?
➡休職中に転職活動してもOKです。(ただし、目立った行動や立ち振る舞いには気を付けよう)
➡休職したまま会社を辞めて転職する人も多い

 

上記のように、2ヶ月~3ヶ月程度の休職期間があっても転職活動では不利になりません。

普通に転職活動ができますし、不利になったり、デメリットを被ることもありませんからね。

 

あなた自身の体調が回復して、万全なのであれば通常どおり転職活動ができるでしょうし上手くいくでしょう。

 

ですので、転職活動する際は、「休職期間がバレたらどうしよう?」、「休職していたけど大丈夫かな?」といった不安を払しょくし、自信を持って転職活動を進めることをオススメします。

 

自身をなくしたり、オドオドした態度で面接を受けると、面接官に伝わって、あなたの魅力が伝わりきらないですからね。

 

 

2ヶ月~3ヶ月程度の休職をした人が転職する際の注意点

2ヶ月~3ヶ月程度休職した人が転職する際の注意点を紹介します。

 

転職活動に悪影響はないと言っても、注意すべきことはあります。

何も考えずに転職活動を進めると後悔したり転職が失敗する可能性もあります。

 

注意点は下記のとおりです。

・身の丈にあった会社を選ぶ
➡選考においても背伸びをせずに自分に合った会社選びを優先しよう
➡休職を繰り返さないためにも、働き方や職場環境が重要です

・無理をしない
➡体調が悪ければ転職活動も休みましょう
➡何事も体調が優先です

・あえて2ヶ月~3ヶ月休職していたことを伝えるのもアリ
➡休職していたからといって必ずしも不採用になるわけではありません
➡ミスマッチを防ぐためてには有効な手段でもあります

 

転職先の企業を選ぶ際は、何よりも体調を優先するようにしましょう。

あなたがやりたいことよりも、あなたに合った会社や仕事を選んだ方が良いです。

せっかく転職しても、職場が合わずに再び休職してしまうリスクがありますからね。

 

また転職活動においても、少しでも体調が思わしくなければ、一旦休憩したり、立ち止まることも必要です。

転職活動を無理に頑張って、体調を壊してしまっては本末転倒ですからね。

 

なお、2ヶ月~3ヶ月休職していたことを絶対に伝えない方が良い訳ではありません。

ミスマッチを防ぐために、あえて休職していたことを伝えるのも有効でしょう。

休職履歴を伝えて上で採用された会社であれば、あなたも安心して働けるでしょうし、転職先の企業としても一定の配慮をしてくれますからね。

 

 

とにかく、2ヶ月~3ヶ月程度休職していた人が転職する際は、「背伸びをしない」、「無理をしない」、「あえて休職していたことを伝えるのも有効」であることを認識しておきましょう。

 

 

休職していたことが転職活動でバレるケースもある

休職していたことは原則、転職活動でバレることはありません。

 

ただし、以下のような状況や行動によって選考中の企業にバレる可能性はあります。

・面接時の表情や立ち振る舞いに元気がない
➡あなたの行動に違和感を覚えて、感づかれる可能性があります

・転職理由でマイナスなことばかり伝える
➡体調不良が原因で転職したいのでは?と思われる

・職務経歴書の記載内容に違和感がある時
➡異動歴や担当業務の変遷などから、もしかして休職していたのでは?と推測される

 

面接官は多くの休職者と合って面接を経験しており、人を見る目は優れています。

そのため、面接時の表情や、挙動、言動に違和感を感じて、「もしかして休職していたのでは?」と感づかれてしまう可能性は大いにあります。

 

また、転職理由を伝える際や会話内容についても、マイナスなことばかり伝えることで、気づかれてしまう可能性もあるでしょう。「仕事が辛かったから」、「体調的に厳しかったから」といった内容は伝えない方が無難でしょう。そもそもネガティブな転職理由は選考においてマイナスですからね。

 

そして、職務経歴書などの書類選考時にも気づかれる可能性はあります。例えば、「中途半端な時期に部署異動の経歴がある」、「急な業務の担当変更が行われている」などです。もちろん、書類内容について説明ができればOKですが、面接官に違和感を抱かせるような書き方をしないように注意しましょう。

 

もちろん、2ヶ月~3ヶ月といった具体的な期間や、休職理由などまで分かるわけはありませんが、休職していた経歴があるかどうかの推測や判別は、人事部や面接官の人はするので、上記については注意しましょう。

 

 

2ヶ月~3ヶ月休職した人が転職すべきかどうかの判断

2ヶ月~3ヶ月休職した人が転職すべきかどうかについて解説します。

 

このまま働くのも辛いけれど、転職することに不安を抱く人も多いでしょう。

転職すべきかどうかの判断は下記のとおりです。

<転職すべき時>

・このまま働き続けても再び体調を壊しそうな時
➡今の職場にこれ以上期待できない場合は止めた方が良い

・一旦、体調が回復して普通に働ける時
➡転職しても働ける状態であれば転職してOK

・希望する働き方の整理ができている時
➡転職先に求めるものやイメージが出来ているかどうか

 

<転職すべきではない時>

・職場の人間関係や仕事内容に不満が無い時
➡ホワイトな職場であれば、転職する必要はない

・転職すれば何もかも解決すると考えている時
➡休職になった原因を整理しておかないと、転職後に苦労する可能性が大きい

・体調に不安があり、冷静な判断ができない時
➡「体調が悪い」=「転職すべき」ではないので、冷静に判断しよう

 

今の会社で働くことに不安を感じていたり、体調が万全で、転職後のイメージが冷静に整理できている人は転職しても問題ないでしょう。客観的にあなた自身を分析できているでしょうし、しっかりと準備ができていれば、転職後も安定して働くことができますし。

現実的かつ客観的に冷静な判断が出来る状態であれば、転職後もギャップが少なく働けるでしょう。

 

 

一方で、現状の会社に特別な不満がない時や、転職すれば全て解決できるとっ勘違いしている時、体調が不安定な段階では、転職を踏みとどまった方が良いでしょう。今、転職しても後悔したり、転職先の仕事についていけない可能性があります。最悪の場合、休職を繰り返してしまう可能性だってありますからね。

このまま働き続けることに特段の問題が無い場合は、転職しなくても良いでしょう。

 

 

2ヶ月~3ヶ月程度の休職をした人は転職エージェントを活用すべし

2ヶ月~3ヶ月程度休職した人が転職する際は、転職エージェントを活用すべきです。

 

1人きりの転職活動は大変ですし、苦労するでしょう。

転職エージェントを活用すれば、「求人の紹介」、「面接の調整」、「選考の対策」、「自己分析のアシスト」など、転職にかかわるサポートを一手に引き受けてくれます。

 

特に、2ヶ月~3ヶ月休職した経験がある人は、選考の対策やアドバイスを転職エージェントからもらった方が良いでしょうし、転職に関する不安を相談することもオススメです。

 

そして基本的に全て無料でサービスを受けれるので、使わない手はないでしょう。

 

オススメの転職エージェントを下記の記事で紹介しています。

2ヶ月~3ヶ月程度の休職を経て転職活動を検討している人は下記の記事も参考にしてみてください。

人事経験者が紹介するおすすめ転職エージェント3選

 

 

そして、転職活動であえて休職していたことを伝えるのもアリです。

このあたりの戦略も転職エージェントと相談しつつ、転職先の企業によって使い分けていきましょう。

 

 

さいごに

以上、2ヶ月~3ヶ月程度の休職によって転職活動にどのような影響があるか解説しました。

 

結論、2ヶ月~3ヶ月程度の休職では転職活動に大きく影響はないです。

少なくとも、あなたの体調が万全であれば、全く問題ありませんし、通常通り転職活動ができます。

 

休職期間は個人情報ですので、他人が簡単に知ることができない内容です。

転職活動であなたから伝える必要もありません。

 

2ヶ月~3ヶ月の休職で転職活度が不利になることはありませんが、面接での振る舞いや言動によって、面接官に感づかれる可能性はあるので、上記で紹介した注意点を気を付けましょう。

 

そして、実際に転職する際は転職エージェントを活用すべきです。

2ヶ月~3ヶ月の休職を経ての転職活動では不安や心配も多いでしょうが、転職エージェントを利用すれば、転職活動の負担を減らしながら、安心に活動を進められます。

 

2ヶ月~3ヶ月程度の休職をしていても、問題なく転職活動ができますので、自信を持って行動してみてください。

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。

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