給料が上がらないから会社を退職するのは正解!辞めて転職しよう!

退職・辞めたい
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今の会社の給料に不満を感じている人はいませんか?

 

働いても働いても一向に給料が上がらないと、今の会社を退職したいと考えてしまいますよね。

 

特に、給料が上がらないことで悩んでいる人は以下のような悩みを抱えているのではないでしょうか?

・何年働いても同じ給料

・今の働きに伴った給料が貰えていない

・このままでは将来が心配になる

 

生活のために働いているわけで、年々、スキルや経験が上がり、

任される仕事も増えているはずなのに、給料だけが上がらない。

 

そんな状況に不満を感じて、会社を退職したいと考える人は多いですよね。

 

私はこれまで人事の仕事を10年以上経験し、様々な人の給料計算を処理してきました。

もちろん、給料が不満で辞めていった人や、逆に転職してきた人達を知っています。

 

そんな経験から給料が上がらなくて会社を退職したいと、考えている人の悩みを解消できる方法をご紹介します。

給料が上がらないから転職するのは正解

結論から言えば、

給料が上がらないから転職するのは正解です。

 

理由は、

「昇給制度がある会社であれば、給料は毎年上がるから」です。

人事評価が悪くなければ、毎年昇給し、少しずつ給料が上がっていくのが普通です。

 

そして、多くの企業が昇給制度を導入しています。

厚生労働省の調査によれば、2021年に賃金の引き上げを実施した、

又は実施予定と回答した企業は81.7%となっています。

 

要するに、8割以上の企業が昇給等で給料が上がっているのです。

 

給料が上がる企業と上がらない企業であれば、確実に給料が上がる企業で働いた方がメリットがありますよね。

 

特に若い人で、20万円程度の給料から増えずに、そのまま一生続くのは辛いですよね。

 

特に、「仕事の量や責任は増えている」のに、

給料が上がらいのであれば、さすがに転職をオススメします。

 

こんな状況であれば、退職した方が絶対に良いでしょう。

仕事が同じで楽に働けるのであれば、給料が上がらないのも百歩譲って、納得できます。

 

しかし、仕事の量も増えて責任や難しい仕事ばかり任される状況であれば、転職した方が良いですね。

 

それは、「会社にコキ使われている」、「同一労働同一賃金に違反している」といった理由に該当するからです。

 

スキルや経験が積み上がっているのに、給料が増えないのであれば、絶対、転職をオススメします。

 

私がこれまで人事採用担当として、数多くの面接を実施してきましたが、求職者の転職理由で、

「給料が上がらないから」と言う人は、かなりの割合で存在しています。

そして、会社としては「給料が上がらない」という転職理由は、悪い印象にはなりません。

その会社に昇給制度があれば、面接官も給料が上がるのは当たり前と思っていますからね。

給料が上がらない原因

給料が上がらないのは、単純に昇給制度がないという理由ばかりではありません。

 

会社の都合もあれば、労働者の都合でもあります。

 

それでは給料が上がらない原因をご紹介します。

 

会社の業績が厳しい

会社の業績が悪い場合は、昇給が見送られるケースもあります。

利益が出ていないのに、従業員の給料を上げる余裕はないですからね。

もし業績が悪くて、今だけ昇給が見送られているようであれば、

業績が回復すれば、給料が上がるチャンスがあります。

 

⇒業績が今後回復の見込みがあれば、昇給のチャンスはあります

⇒しかし、そもそも倒産しそうなら、転職した方がオススメです

 

給料が上がらない雇用形態で契約している

例えば、アルバイトやパート、契約社員などは給料が上がらないケースがほとんどです。

上がったとしても、雀の涙程度ですね。

給料が固定化されているような雇用形態を変えなければ、給料は上がらないままですね。

解決するには、正社員を目指すのがベストです。

 

⇒始めの契約段階で、給料が上がるのか確認しておきましょう

⇒一般職などで仕事の量や責任が軽微な場合は、そもそも昇給が無いケースがあります

 

歩合制などの給与体系で働いている

歩合制の会社で働いている場合は、自分で成果を出さない限り、給料は上がりません。

保険の代理店営業などは歩合制の会社が多いので、安定的に給料が上がることを望むなら、

職種を変えるべきですね。

 

⇒毎年、自動的に給料が上がらない分、うまくいけば、たくさん給料がもらえます

⇒逆に成果がなければ、給料が少ないままなので、向上心や自信が無い人には向かないですね

 

人事評価が悪過ぎる

人事評価が悪いと、昇給できない仕組みはどの会社でも存在します。

トラブルやミスばかりで社内の評価が悪いと、給料が上がらないケースですね。

どれだけ努力しても評価が上がらない場合は、環境を変えるのも一つの方法です。

 

⇒上司から嫌われているなどの理由で評価が悪い場合は転職するのも有りです

⇒とりあえず、評価されるように頑張りましょう

 

ブラック企業で働いている

単純にブラック企業の場合、給料が上がらないケースもあります。

給料を低く設定し、従業員から絞れるだけ絞ろうとしているケースです。

このような会社で働く必要はないので、さっさと転職するのがベターですね。

 

⇒昇給制度が無いだけでなく、サービス残業や休日出勤が当たり前などの環境では、まともに働けませんよね

 

 

こんな感じです。

ほとんどが、会社の制度や業績によって給料が上がらないことになります。

しかし職種や契約内容によっては、給料が上がらない場合もあるので、要注意ですし、

自分の評価が悪すぎる場合もあります。

 

給料が上がらないのは「会社が悪い」と考えがちですが、

そうでない場合もあるので、しっかり確認しましょう。

 

給料が上がらなくても退職しない方が良いケース

とは言っても、会社を退職しない方が良いケースもあります。

 

給料が上がらない会社の全てがブラック企業というわけではないですからね。

 

給料が上がらなくても退職しない方が良いケースは下記の通りです。

・給料以外には不満がなく、仕事が楽

・一時的に給料が上がっていないだけ

・仕事でミスばかりして人事評価が悪過ぎる時

 

給料が上がらないことを理由に退職するのは、良くあることです。

 

より待遇の良い会社へ転職するのは当たり前ですからね。

 

しかし、上記のようなケースでは、退職を踏みとどまった方が良い場合もあります。

 

楽な仕事というのは、中々見つけることができません。

そして、現状だけでなく、将来性も考慮して退職の決断をするべきです。

またミスばかりして、給料が上がらないケースでは、転職しても同じ状況に陥いることもあります。

 

しっかりスキルと経験を積んでから退職する方が良いかもしれませんね。

給料が上がる会社に転職する方法

それでは、給料が上がる会社へ転職する方法について解説していきます。

 

私の人事採用担当者としての経験上、給料が上がる会社の見分け方は、

シンプルに求人票をチェックすることが一番の方法だと思います。

 

求人票に、定期昇給が「有り」または「無し」が記載されているので、確認しましょう。

 

そして、その上で「モデル年収」も確認しましょう。

 

モデル年収とは、30歳の平均の収入、40歳の平均の年収といった感じで、

その年齢での年収の相場を把握できるものです。

 

自分の年齢、もしくは5年後、10年後にどのくらいの年収になるのか、

予想ができるのでモデル年収は将来、どれだけ自分の給料が上がるのか、確認できる目安となります。

 

しかしモデル年収などの詳細な情報は、求人票にも記載しれていないことが多いので、

企業に確認する必要があります。

 

しかし、そんなこと直接聞きずらいし、聞いたとしても教えてくれるのか不安になりますよね。

 

そんな時には、転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントであれば、面接の日程調整などのやり取りを自分の代わりに、

企業に確認してくれたり、調整してくれたりします。

 

自分の希望をエージェントに伝えておけば、うまく調整してくれるので、

絶対にエージェントは活用すべきですね。

 

聞きずらいこともエージェントが代わりに確認してくれるので、便利です。

 

実際に、私も人事採用担当者として、転職エージェントの業者とやり取りをしますが、

待遇や年収などを詳細に確認されますし、求職者のことを第一に考えてやり取りを円滑に進めてくれるので、

使った方が良いと思います。

 

例えば、マイナビエージェントなんかは、大手の転職エージェント企業となるので、

試しに登録してみるのも、オススメですね。

 



 

まとめ

今回は、給料が上がらないから退職したい時に確認すべき内容について、ご紹介しました。

 

 

では、本記事をまとめます。

 

<まとめ>

・給料が上がらないから転職するのは正解です。

・ただし、給料が上がらなくても他に仕事の不満がなければ辞めない方がいいかも

・また、人事評価が悪いせいで昇給できないのであれば、まずは成績を上げよう

・その上で、退職するのであれば、転職エージェントを活用して転職しよう

・その際は、昇給の有無と、モデル年収を確認しよう

 

 

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。

 

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