会社を逃げるように辞めるメリットとデメリット

退職・辞めたい
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会社が嫌過ぎて逃げるように辞めたら後悔するのかどうか、気になりますよね。

 

仕事から逃げたいということは、相当なストレスとプレッシャーで苦しんでいるはずです。

 

また、そんな状況では冷静な判断もできないでしょう。

 

正直言って、会社を逃げるように辞める人は一定数います。

 

私はこれまで、人事の仕事を10年以上、経験し、会社を逃げるように辞める人をたくさん知っています。

 

そんな人達が後悔しているのか、そしてどんなメリットやデメリットがあるのか紹介しようと思います。

  1. 会社から逃げるように辞める人の理由
    1. 仕事が多すぎてキャパオーバー
    2. プレッシャーや責任の重さに耐えられない
    3. 上司や同僚との人間関係が上手くいかない
    4. クレームやミスの対応ばかりで疲れた
    5. 長時間残業、休日出勤ばかり
    6. ブラック企業から逃げたい
  2. 会社から逃げるように辞めるデメリット
    1. 同僚や上司の印象が悪くなる
    2. 転職後も同じように逃げてしまうかもしれない
    3. 自信がなくなる
    4. 罪悪感を感じてしまう
    5. 退職手続きでトラブルになるケースもある
  3. 会社から逃げるように辞めるメリット
    1. 今の苦痛や悩みからすぐに開放される
    2. 退職への迷いを掻き消すことができる
    3. ブラックな職場に恨みを返すことができる
    4. 「意外と、何とななる」ことを知れる
    5. 無駄な時間を過ごすことなく、次のチャレンジができる
  4. 会社から逃げるように辞めることで後悔すること
    1. もう少し頑張れたかもしれない
    2. お世話になった人へ挨拶できなかった
    3. 退職以外の選択肢を選べば良かった
    4. 冷静に判断して行動できなかった
    5. 社会的安定と収入源がなくなった
  5. 会社から逃げるように辞めた方が良いケース
    1. ブラック企業で働いている場合
    2. 体調が悪い場合
    3. 周りが皆辞めていっている時
  6. 会社から逃げるように辞める方法
    1. 有給休暇を取ってそのまま退職
    2. 退職願を最短期間で提出する
    3. 退職代行を利用する
  7. 多くの人は逃げたくても行動できない
  8. 最終的にはあなた自身が判断すること

会社から逃げるように辞める人の理由

会社から逃げるように辞める人の特徴として、以下の理由が挙げられます。

 

・仕事が多すぎてキャパオーバー

・プレッシャーや責任の重さに耐えられない

・上司や同僚との人間関係が上手くいかない

・クレームやミスの対応ばかりで疲れた

・長時間残業、休日出勤ばかり

・ブラック企業から逃げたい

 

仕事が多すぎてキャパオーバー

1人では抱えきれない程の仕事量を任されていると、キャパオーバーで逃げたくなります。

特に、退職や異動によって人手が不足した時に、陥りがちな状況です。

一時的であれば問題ありませんが、慢性的に仕事が多過ぎるのは危険な状態でしょう。

 

➡仕事に慣れていない新人や、急な忙しさに対応できない人は、特に逃げたくなるでしょう。

 

プレッシャーや責任の重さに耐えられない

ノルマや締め切りに追われるプレッシャーばかりだとストレスが溜まる一方です。

ストレスや責任の重さに耐えられずに、体調を壊して休職したり、退職する人は多いですからね。

ストレス耐性が弱い人は要注意ですね。

 

➡昇格した人、新しい仕事を任された人は、逃げたくなりやすいです。

 

上司や同僚との人間関係が上手くいかない

仕事のストレスの大半は人間関係といっても過言ではありません。

特に上司や同僚と合わない場合は、最悪ですね。

仕事上避けては通れない人と上手くいっていない場合、我慢して付き合い続けなければなりませんからね。

 

➡仲間になってくれる人や、仲の良い人を見つけないと、逃げ場がなくなり、逃げたくなりやすいでしょう。

 

クレームやミスの対応ばかりで疲れた

ミスやクレームが続き、その対応に追われるばかりだと、心身共に疲弊していきますよね。

何より、仕事に楽しさや面白さを感じなくなってしまい、単に苦しいだけの日々になってしまいます。

ミスが続き、クレームを処理しないといけないような職種の人は要注意です。

 

➡クレームの多い職場で働く人は、逃げたくなりますよね。

 

長時間残業、休日出勤ばかり

違法な長時間残業や休日出勤ばかりで疲れ切っている人は逃げるように転職するでしょう。

また一過性の忙しさではなく、常に長時間労働が常態化している場合は危険です。

残業や休日出勤に対し、手当や振り替え休日がない場合は、確実に逃げた方がいいですね。

 

➡ミスができないような神経の使う仕事内容で長時間残業だと、体調を壊してしまいます。

 

ブラック企業から逃げたい

ブラック企業で働いている人は、会社から逃げる原因に十分なるでしょう。

ハラスメントや違法な働き方が常態化しているような職場で長く働き続けるのは、異常です。

ブラックな職場を辞めるのに、罪悪感は必要ありませんからね。

 

➡給料が安い上に、長時間労働やハラスメントが横行しているなら、逃げたくなるもの当然です。

 

 

会社から逃げるように辞めるデメリット

会社から逃げるように辞めたいけれど、デメリットはあるのか?と思うのも当然ですよね。

 

普通に辞めるよりも、リスクが高そうですし、どのようなデメリットがあるのか確認しておきましょう。

 

会社から逃げるように辞めるデメリットは下記のとおりです。

・同僚や上司の印象が悪くなる

・転職後も同じように逃げてしまうかもしれない

・自信がなくなる

・罪悪感を感じてしまう

・退職手続きでトラブルになるケースもある

 

同僚や上司の印象が悪くなる

逃げるように辞めれば、同僚や上司からの評価や信頼は失ってしまいます。

やはり、あながた急にいなくなれば、周囲の人が困りますし、被害を被るからです。

また、円満退職とはならないため、良い印象は持たれないことを覚悟した方が良いでしょう。

 

 

転職後も同じように逃げてしまうかもしれない

一度、逃げるように辞めれば、逃げ癖がついてしまうかもしれません。

そして、転職した後、同じような状況に陥った時に、再び逃げる選択を取ってしまうかもしれません。

逃げることが悪い訳ではありませんが、安易に逃げるように辞めると、悪い癖がついてしまいますね。

 

 

自信がなくなる

逃げるように辞めるわけですから、仕事への自身は失ってしまいますよね。

仕事や社会への挫折を味わい、一旦は自身を失います。

転職後も、逃げるように辞めてしまった当時のことを思い出すこともあるでしょう。

 

 

罪悪感を感じてしまう

職場の同僚や上司に対し、申し訳なさを感じることもあるでしょう。

逃げるように辞める時は、必死で感情的になっていますが、冷静になった時に罪悪感で苦しむことになります。

「あの時、もっとこうしていれば良かった」と後悔することもあるでしょう。

 

 

退職手続きでトラブルになるケースもある

逃げるように辞める場合、円満退職にはならないですし、周囲の人にも迷惑をかけることになります。

当然、会社や上司によっては、あなたのやり方を責める人もいるでしょう。

また、退職手続きが決まづくなったり、退職金がもらえないなどのトラブルに発展する可能性もあります。

 

 

 

会社から逃げるように辞めるメリット

逃げるように辞めることには、デメリットばかりでもありません。

 

もちろん、周囲に迷惑がかかるので、デメリットがないわけではありませんが、

その分、あなたにとってはメリットになることも多いのです。

 

人生はあなた自身のものです。

場合によってはメリットを重視して、逃げるように辞めることを選択するケースもあるでしょう。

 

メリットは下記のとおりです。

・今の苦痛や悩みからすぐに開放される

・退職への迷いを掻き消すことができる

・ブラックな職場に恨みを返すことができる

・「意外と、何とななる」ことを知れる

・無駄な時間を過ごすことなく、次のチャレンジができる

 

 

今の苦痛や悩みからすぐに開放される

ストレスやプレッシャーで体調を壊している場合、そんな苦痛からすぐに開放されます。

特に、体調が限界を迎えているような場合は、仕事よりもあなた自身の体調を優先すべきです。

逃げるように辞めることで、自信の体調回復に務められますし、最悪のケースから逃れられます。

 

 

退職への迷いを掻き消すことができる

退職するかどうか、迷う時はありますよね。

また、退職したいけれど、リスクや不安が先行し、行動できないこともあるでしょう。

逃げるように辞める場合、そんな迷いや雑念を吹き飛ばし、思い切って退職の決断をすることができます。

 

 

ブラックな職場に恨みを返すことができる

逃げるように辞める場合、会社や同僚には迷惑がかかります。

職場に恨みがある場合、職場の上司や同僚に仕返しをできます。

これまでブラックな環境で働かされていた分、思い知らしめることができますね。

 

 

 

「意外と、何とななる」ことを知れる

逃げるように辞める場合、この先大丈夫だろうか?と心配になることもあります。

しかし、どのような辞め方をしても、転職先はみつかりますし、意外とどうにでもなります。

そして辞めた会社も、あなた一人が急にいなくなっても、倒産したりしないので、大丈夫です。

 

 

無駄な時間を過ごすことなく、次のチャレンジができる

やりたくもない仕事を続けていたり、将来性が見えない場合、無駄な時間を過ごすことになります。

逃げるように辞める場合、仕事を早く辞める分、時間を節約できますし、早く再スタートが切れます。

転職するにしても、何するにしても、早めに見切りをつけられるのはメリットです。

 

 

 

会社から逃げるように辞めることで後悔すること

逃げるように辞めるのは、人それぞれ事情がありますが、多くの人が後悔することになります。

 

もちろん、辞めてスッキリしたという人もいるでしょうが、全く後悔しないわけではないでしょう。

 

具体的には以下のとおりです。

・もう少し頑張れたかもしれない

・お世話になった人へ挨拶できなかった

・退職以外の選択肢を選べば良かった

・冷静に判断して行動できなかった

・社会的安定と収入源がなくなった

 

 

もう少し頑張れたかもしれない

その時は辛くても、後になれば、「もう少し頑張れたかもしれない」と後悔することがあります。

「本当にやれることを全てやっていたのか?」と自問自答してしまいがちですよね。

プライドを捨ててガムシャラに頑張れば良かったと後悔することでしょう。

 

➡仕事が辛くて会社を辞めた人のほとんどが、この気持ちをいだきがちです。

 

 

お世話になった人へ挨拶できなかった

出社することなく辞めたり、周囲に隠したまま退職した場合、挨拶できなかったことを後悔するでしょう。

お世話になった人や可愛がってくれた人に、恩を仇で返すような気持ちになり、申し訳なくなるんですよね。

実際には挨拶する余裕がなかったり、恥ずかしさから挨拶できないことが多いんですよね。

 

➡追い込まれてしまうと、お世話になった人への感謝よりも、辛い状況から逃れることを優先してしまうのです。

 

 

退職以外の選択肢を選べば良かった

ストレスで仕事が嫌になった時、ついつい突発的に選択してしまうのが、退職です。

しかし、実際には休職することもできますし、部署異動によって、辛い状況から逃れることもできます。

退職しなくても、休職したり、異動できるまで頑張るなど、もう少し足掻いてみれば良かったと後悔します。

 

➡極端な行動は後悔する原因になりますからね。

 

 

冷静に判断して行動できなかった

逃げるように辞めた場合、冷静に判断したわけではないでしょう。

きっと感情的になっていたり、ストレスが限界で一時の感情で行動してしまったに違いありません。

もう少し冷静に考えた上で、判断すれば良かったと後悔してしまいます。

 

➡冷静に判断していれば、もう少し良い結果になったかもしれませんからね。

 

 

 

社会的安定と収入源がなくなった

収入源がなくなり、会社員というステータスがなくなった時、かなりの不安に苛まれることになります。

逃げるように辞めて、転職先の確保をしていない場合は、かなりの後悔を味わうことでしょう。

仕事をしていなければしていないで、不安や焦りで思い悩むことになるのです。

 

➡いつ何時、逃げるように辞めることになっても良いように、貯金だけはしておきましょう。

 

 

会社から逃げるように辞めた方が良いケース

これまで逃げるように辞めるデメリットや後悔など、ネガティブな側面をご紹介してきました。

 

しかし、場合によっては逃げてでも会社を辞めた方が良いケースもあります。

 

それは下記のような状況です。

・ブラック企業で働いている場合

・体調が悪い場合

・周りが皆辞めていっている時

 

 

ブラック企業で働いている場合

例えば、長時間労働が続いていたり、違法な働き方を推奨しているような会社であれば、すぐに逃げましょう。

長く働き続けても良いことはありませんし、気づけばあなたの精神はボロボロになってしまいます。

また、ハラスメントが横行するなど、人間関係がヤバい会社疲弊するような会社も避けるべきです。

 

➡そんな会社で我慢することはないですし、忍耐強く残る意味がありません。

 

 

体調が悪い場合

仕事が原因で体調を崩しているような状況であれば、すぐに逃げた方が良いでしょう。

もちろん、休職するのも一つの方法ですが、一度会社を辞めて転職したいのであれば、逃げるのもオススメです。

特に、会社の体質や業種が合わない場合は、会社ごと変えて、心機一転する方が良いでしょう。

 

➡休職したり、異動したとしても、会社の経営に問題がある場合は、根本的かいけつになりませんからね。

 

 

周りが皆辞めていっている時

周囲の人が退職していっている時は、あなたも逃げるように辞めた方が良いかもしれません。

例えば、会社が倒産しような状況であったり、経営者のマネジメントがヤバい時です。

特に、ベテラン社員が皆辞めている時は、すぐに辞めた方が良いでしょう。

 

➡ヤバイ会社に取り残されるのは地獄です。逃げ遅れる前に、判断して行動しましょう。

 

 

会社から逃げるように辞める方法

会社から逃げるように辞めるケースでは、会社と接点がない状態で早く辞めるのが理想でしょう。

 

そういった意味では、バックレるのが最強かもしれませんが、無断欠勤で退職するのは絶対NGです。

 

やはり、社会人である以上、連絡をするのは最低限のマナーです。

 

どんな理由であっても、上司や会社に連絡をするようにしましょう。

 

その上で、逃げるように辞める方法を下記の通りご紹介します。

・有給休暇を取ってそのまま退職

・退職願を最短期間で提出する

・退職代行を利用する

 

 

有給休暇を取ってそのまま退職

退職日まで有給休暇を取得して会社をそのまま辞めるのは、一般的な手法です。

もし体調を壊している場合は診断書を提出するのも有りでしょう。

その場合、引き留められることもありませんし、引継ぎで出社するように言われることもありません。

 

➡診断書を提出した場合、退職日まで、毎日連絡をしなくても良いので、気は楽になりますね。

 

 

退職願を最短期間で提出する

退職するには、決められた期間前に退職を申し出なければなりません。

法律では2週間前に退職を申し出ればOKですので、最短2週間で退職をすることができます。

ただし、会社によっては独自の規則があるので、確認しておきましょう。

 

➡一般的には1ヶ月が多いです。何日前に退職を申し出る必要があるか、逆算して、最速で辞めましょう。

 

退職代行を利用する

正直言って、会社の印象はかなり悪くなりますが、会社と一切の関わりを持ちたくないなら、オススメです。

退職代行があなたの代わりに退職手続きや交渉を全て引き受けてくれます。

ハラスメント等を受けていて、辞めたい場合などには、非常に有効な手段でしょう。

 

➡本当に限界を迎え、自分の力ではどうにもならない状況で利用するのが、オススメです。

 

 

 

多くの人は逃げたくても行動できない

世の中の大半の人は、仕事が嫌で、転職や退職を考えています。

 

おそらく、99%の人が一度は退職や転職を考えたことがあるでしょう。

 

しかし、そのほとんどが逃げたくても会社を辞められないのです。

 

その原因は、行動できないからです。

 

会社を辞めた方が良いと分かっていても、行動できないのです。

 

辞める際の面倒なやり取りや、辞めた後の変化やリスクを恐れるあまり、消極的になってしまいます。

 

そういった意味では、何もせずにただ耐えて、辛い日々を送るよりも、

逃げるように会社を辞める方が、幸せになれることもあるのです。

 

 

行動して後悔するよりも、行動せずに後悔する方が、ダメージはでかいでしょう。

 

どんな形であっても、あなたがベストな方法を選択するのが良いと思います。

 

 

最終的にはあなた自身が判断すること

以上、会社を逃げるように辞めるメリットやデメリットについて紹介してきました。

 

結論、逃げるように辞めることが良い事なのか、悪い事なのかは、人によって違います。

 

そして、最終的にはあなたが判断すれば良いのです。

 

もちろん、周囲の評価や印象は変わるかもしれません。

 

しかし、あなたの人生なのですから、あなたがやりたいようにすれば良いのです。

 

最低限のマナーと常識を持って、あなたが望む道を選択すればOKなのです。

 

もし、会社を辞めるかどうか、迷っているのであれば、

この記事を参考にして、勇気をもらってもらえたら嬉しいです。

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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