上司が自分にだけ細かい時の対処法を紹介!

仕事の悩み・その他
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なぜ上司が自分にだけ細かいのか、不満を抱えている人は多いでしょう。

 

細かい指示は、時に理不尽に思えたり、口うるさく感じるものです。

 

それに、他の人には何も言わず、自分にだけ細かいと、嫌われているのでは?と不安に思いますよね。

 

こんな細かい上司のもとで、仕事を続けられるかどうか不安な人もいるでしょう。

 

私はこれまで人事の仕事を通じて、上司に悩む部下の悩みや相談をたくさん聞いてきました。

そんな経験から、上司が自分にだけ細かい原因と対処法について紹介します。

 

 

この記事では以下のような悩みを抱えている人の参考になれば幸いです。

・自分にだけ細かい上司に困っている

・細かい指示ばかりでストレスがヤバイ

・細かい上司は自分のことが嫌いなのでは?と感じている

 

 

上司が自分にだけ細かいのはなぜ?(原因)

なぜ自分にだけ細かい指示をされるのか、不満に感じますよね。

 

具体的な原因は下記の通りです。

・信頼されていないから
➡ミスが多い人や重要な仕事に関しては、細かく指示をすることがあります

・他の人に言いづらいから(あなたには言いやすい)
➡部署として引き締めなければならない時、言いやすい人が細かく言われがちです

・上司が感情を抑えるのが苦手だから
➡機嫌が悪くなると、揚げ足を取ったり、どうでも良いことに細かくなります

・指摘して管理職の地位を感じたいから
➡自身がなく、権力をふりかざしたい人にありがちです

・期待されているから
➡もっと成長してほしい思いから、ついつい厳しく注意しているケースもあります

 

上司が自分にだけ細かい理由は様々ですが、良い面と悪い面があります。

 

真っ当な細かさは成長につながりますが、理不尽な厳しさでは、単にメンタルが消耗するだけです。

 

また、あなたが新人であったり、業務に慣れていないようなケースでは、上司も厳しくせざるを得ません。

 

上司とあなたの関係性であったり、上司の機嫌とともに、あなたの立場によって、上司も細かくなるでしょう。

 

上司は細かい人ばかりなのか?

上司だからといって、細かい人ばかりではありません。

 

大雑把な人もいますし、適度にバランスの取れた人もいます。

 

しかし管理職であれば、細かいことが気になったり、注意するようにはなるのは当然のことです。

上司にも、上司なりの事情があるので、ある程度、仕事に細かくなるのは仕方がないことでもあります。

 

 

ただし、一番面倒なのは、どうでもよいことに細かく気付き、足上げを取るように注意してくる人です。

 

指導のため、もしくはミスを防ぐためなら問題ありませんが、

ちょっとしたミスを大袈裟に怒鳴ったり、どうでもいいことに対して細かく指示するのはNGです。

 

業務の範囲を超えて、必要以上に厳しくするのは、ハラスメントと見なされる可能性があります。

 

全員のいる前で、大声で怒鳴ったり、毎日、精神的に追い詰める上司は異常です。

 

仕事のミスや上司の機嫌によって、一時的に細かく指導されるなら、常識の範囲内ですが、

毎回、異常なほど怒られるのは、上司に問題があると考えましょう。

 

法律的な妥当性を考えるよりも、そんな非常識な上司と一緒に働くことを避けるべきです。

 

 

自分にだけ細かい上司のメリットとデメリット

自分にだけ細かい上司はメリット、デメリットの両面が存在します。

 

下記にてそれぞれ紹介します。

<自分にだけ上司が細かい時のメリット>

・乗り越えられれば自己成長に繋がる

・精神的にタフになる

・周囲の人から同情される

・細かい仕事ができるようになる

 

前向きに捉えて、指摘されたことを改善していけば、自己成長にもつながります。

 

指導されるということは、成長を期待されているということです。

何をしても変わらないと思われた人は、何も注意されませんからね。

 

 

<自分にだけ上司が細かい時のデメリット>

・ストレスが増えて、日々消耗する

・仕事のやる気が下がる

・仕事の本質が分からなくなる

・混乱してさらにミスが増える

 

仮に、上司から期待されていたとしても、ストレスやプレッシャーは避けられません。

ポジティブに考えたとしても限界がありますし、場合によっては体調を崩すこともあるでしょう。

 

 

何事も、バランスが大事です。

細かい上司であっても、程よい緊張感で仕事ができればOKですが、過度なストレスになれば問題があります。

 

上司との相性やあなたの性格にもよりますが、極端に甘やかされたり、極端に厳しい上司は、ダメ上司です。

 

上司が細かいのは、自分の責任?

上司が自分にだけ細かい指導をするのは、自分が悪いからなのでしょうか?

それとも上司自身に問題があるのでしょうか?

 

上司に問題があるのか、あなたに問題があるのかは、下記にて判断してください。

<上司に問題があるケース>

・感情的であるかどうか
➡感情的に怒鳴ったり、細かい指示をしている場合は、上司に問題があります

・業務の範囲を超えて必要以上に責められる
➡明らかに、指導の域を超えている場合は、パワハラに該当する上司の責任です

・正しい意見や考えさえ、全否定される
➡正しい行為さえ否定される場合は、上司のマネジメントに問題があるでしょう

 

<あなたに問題があるケース>

・スキルやノウハウが不足している
➡まだ上司から信頼されていない、あなたの問題です

・何度も同じミスをしている
➡改善できていない、あなたに問題があります

・空気を読めていない
➡上司も人間です。空気を読んで、接するようにしましょう。

 

 

ただし、どんな理由であれ、部下が体調を崩すほど追い詰める上司は、確実に問題があります。

仕事ができない人でだからといって、何を言ってもいいわけではありません。

 

細かい指導は、部下を上手く成長させるために行われるべきものです。

部下の能力や状況に応じて、臨機応変に対応できない上司は管理職失格でしょう。

 

 

自分にだけ細かい上司の対処法

自分にだけ細かい上司に我慢し続けるにも、限界があります。

 

そんな時は、以下の方法を試してみて下さい。

・一旦、完璧に仕事をこなしてみる
➡細かい指摘も、クリアできるくらい完璧に遂行してみましょう

・理不尽な指摘には、論理的に反論する
➡どういった考えでその仕事をしたのか、説明できれば理解してくれる可能性は高いです

・なぜ自分だけ細かく指摘されるのか、確認する
➡上司も無意識にやってしまっているかもしれないので、一度聞いてみましょう

・周囲の人に相談し、フォローしてもらう
➡上司が辛ければ、他のメンバーに協力を要請しましょう。独りぼっちになるのは避けるべきです

 

上司のタイプにもよりますが、まずは仕事を完璧にすることです。

優秀な部下や仕事ができる人に、何も言わない上司であれば、徐々に口うるさく言わなくなるでしょう。

 

そして、常に考えなら仕事をしていることを理解してもらうことも大切です。

結果が違っていても、色々と考えていることが伝われば、理不尽に怒られたりしなくなるでしょう。

 

また上司との面談で本音を聞いてみるのも一つの手です。

上司も人間なので、部下から悩みを相談されれば、変わる可能性はあります。

 

どんな対策をしても変わらない場合は、周囲の人に相談し、助けてもらいましょう。

1人で考えるよりも、周りの人に頼ることは非常に重要です。

 

仮に、ハラスメントなどの疑いがある場合は、人事部に相談すると良いでしょう。

 

 

自分にだけ細かい上司が嫌すぎて会社を辞めたい時は?

では、最終的に自分にだけ細かい上司に納得できず、会社を辞めたい場合の注意点を紹介します。

 

なお、上司が原因で会社を辞めることは問題ありません。

上司との関係性を理由に退職する人は、たくさんいますからね。

 

注意点は下記のとおりです。

・他の人よりも仕事ができているかどうか確認する
➡本当に仕事ができないなら、スキル不足の可能性もある

・期限を決めて我慢してみる
➡忍耐強く我慢する時期も必要です。仕事に慣れれば、問題が解決するかもしれません

・期待されているなら、もう少し頑張ってみる
➡上手くいけば、大きく成長できますし、出世コースに乗れる可能性が高くなります

・理不尽な細かさなら、さっさと辞める
➡成長もできないし、日々消耗するだけです

・体調を崩しそうなら辞める
➡健康第一です。上司との関係で病んでしまうなら、転職しましょう

・転職活動を始めておく
➡転職活動をすると、心が楽になります。いつでも転職できると思えれば、余裕が生まれます。

 

会社を辞めるか続けるかの判断は非常に難しいものです。

辛くても、頑張っていれば成長につながり、いつしか、細かく指導されなくなるケースも多々あります。

 

そういった意味では、「体調不良にならない」程度に頑張ることが重要でしょう。

また、「上司を信頼できるかどうか」も重要です。

 

自分にだけ細かい上司だけれど普段は優しいとか、期待される言葉をかけてくれるなど、

ポジティブな要素があれば、続けるのもアリでしょう。

 

しかし、上司に不信感を抱いていたり、ハラスメントに近い対応なら、会社を辞めて良いでしょう。

今の会社だけが、全てではありませんからね。

 

 

もし、自分にだけ細かい上司と連絡を取りたくないなら、退職代行の利用もアリでしょう。

退職手続きにまで相当なストレスを感じるくらいなら、代理で手続きをやってもらう方が安全です。

限界が来た時の最終手段として、利用を検討しておけば、良いと思います。

 

 

さいごに

以上、上司が自分にだけ細かい時の対処法を紹介しました。

 

管理職になれば、細かい指導をせざるを得ないケースは多々あります。

度が過ぎた指導は避けられるべきですし、常識的な人は節度を持って指導します。

 

しかし、たまに非常識な管理職が生まれ、特定の部下を苦しめているケースもあります。

上司自身は、悪気がない場合、余計に質が悪いでしょう。

 

無意識に細かすぎる指導をしているということですから、改善の余地がありませんね。

 

自分にだけ細かい上司が、本当に自分のためにやっているのか、

それとも単純に理不尽なのか、見極めた上で、判断しましょう。

 

明らかに自分にだけ、理不尽な細かさで指導をするなら、会社を辞めるべきですし、

場合によっては人事部等に相談すべきです。

 

体調を壊す前に、判断し、行動するようにしましょう。

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。

 

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