営業に異動させられたけど辞めたい時の対処法

退職・辞めたい
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営業に異動を命じられたけど、想像以上に辛くて、会社を辞めたいと考えることはあるでしょう。

 

そんな人は以下のような悩みを抱えているのではないでしょうか?

・営業の仕事が向いていない

・ノルマに対するプレッシャーやストレスが多い

・営業以外の仕事をやりたい

 

特に営業が未経験の人にとっては、仕事も分からないですし、慣れないことばかりで大変ですよね。

 

このまま我慢し続けても、ストレスで限界を迎えそうだし、何とかしたいですよね。

 

私はこれまで人事の仕事に10年以上携わり、様々な人事異動にかかわってきました。

 

そんな経験から営業に異動したことで会社を辞めたい時の対処法をご紹介します。

 

営業に異動して会社を辞めたいと思う理由

営業に異動したからといって、なぜ会社を辞めたいと思うのでしょうか?

 

営業に異動して辞めたいと思う理由は下記のとおりです。

・ノルマや数字に対するプレッシャーがきつい

・お客様とのやり取りに疲弊する

・忙し過ぎて残業ばかり

・社内の他部署との調整が大変

・元の部署の仕事を続けたかった

 

 

ノルマや数字に対するプレッシャーがきつい

営業にはノルマや数字の達成がつきものです。

目標を達成できなければ、上司から詰められたり、肩身の狭い思いもするでしょう。

プレッシャーが大きなストレスとなり、仕事を辞めたいと考えることはよくありますよね。

長年、営業をやっている人でさえプレッシャーを感じるのですから、

急に営業に異動させられた人なら、尚更大きなストレスを抱えるでしょう。

 

お客様とのやり取りに疲弊する

お客様から無理難題をつきつけられたり、理不尽なことを言われて、毎日疲弊している人は大勢います。

お客様ですから、理不尽なことも我慢するしかありませんし、ストレスが溜まりますよね。

例えば、事務職や内勤、技術職の人であればお客様とのやり取りする経験はないでしょうなら、

かなりの負担に感じて、会社を辞めたいと感じてしまいます。

コミュニケーション能力や、交渉力も求められるので、営業が向いてない人にはきつく感じるでしょう。

 

忙し過ぎて残業ばかり

営業は比較的、忙しい部署ですし、残業が多いのも特徴です。

お客様から急な注文やクレームの対応があれば、短い納期であっても対応する必要がありますからね。

またノルマ達成のために、遅くまで残って仕事をするケースも多いでしょう。

毎日、残業ばかりの生活が嫌になって、心身ともに疲れてしまい、会社を辞めたいと考えてしまいます。

 

社内の他部署との調整が大変

営業は、社内の調整役でもあります。

製造部門や経理、法務部門などの他部署との連携は必須です。

また場合によっては、他部署からクレームを言われたり、文句を言われることもあるでしょう。

お客様と社内の他部署の間で板挟みになってしまうケースもあるんですよね。

対人関係における耐性がなければ、辞めたいと感じるのも当然です。

 

元の部署の仕事を続けたかった

会社の都合で営業に異動させられた場合、元の部署から異動したくなかったと思う人もいるでしょう。

今後のキャリアプランを考えていたり、元の部署で専門性を磨きたいと思っていた人にとっては、

営業で働くことに、やる気を見出せないと思います。

そもそも営業に異動したくなかったと思う人が、

急に営業へ異動になれば辞めたいと思うのは自然なことですよね。

 

営業に異動になるのはなぜ?

営業へ異動させられる時、なぜ自分が営業に異動になったのか疑問に思いますよね。

 

もしかして「左遷させられたのでは?」などとネガティヴに考えてしまうかもしれません。

 

もちろん異動にはネガティブな理由もありますが、それ以外にも様々な理由で異動になります。

 

営業に異動になる主な理由をまとめましたので参考にしてください。

 

<営業への異動・ポジティブな理由>

・成長を期待しているから

・営業が向いていると判断されたから

 

➡会社からの期待も厚く、あなたが営業に異動することで、将来的に成長して活躍してもらいたいからです。

➡社内の評価も高くなり、あなた自信のレベルアップに繋がるので、自信を持って働いていけば良いでしょう。

 

 

<営業への異動・ネガティヴな理由>

・今の部署が合ってないと判断されたから

・上司に嫌われているから

 

➡ミスを連発したり、周囲から嫌われている人は、部内でお荷物扱いを受けるでしょう。

➡そして左遷という形で営業に異動となるケースもあります。

➡モチベーションも上がりにくいですし、中々辛い状況ですよね。

➡悔しさをバネに頑張りたいと思わないのであれば、転職などを考えた方が、良いかもしれません。

 

 

<営業への異動・会社都合による理由>

・営業に欠員が出たから

・玉突き人事で異動させられただけ

 

➡あなたに問題はないのですが、単に会社の都合で異動対象に選ばれたぢけです。

➡誰かを営業に異動させる際に、勤続年数やその部署でのポジションからあなたが適任だと思われたのでしょう。

➡落ち込む必要もありませんが、やる気が上がるわけでもありませんよね。

➡サラリーマンである以上、仕方がないと、割り切るしかありませんね。

 

 

このように、営業へ異動になる理由は様々です。

あなたの能力や勤務態度に問題がある場合もあれば、

 

単に仕事内容や人間関係における相性の良し悪しで異動になることもあります。

また、会社都合による事情で、明確な理由もなく異動となるケースもあります。

 

ポジティブな理由、ネガティヴな理由と、様々ですが共通して言えることは、

全て、自分ではコントロールすることができない点です。

 

いずれも営業へ異動になれば、受け入れざるを得ません。

どれだけ営業への異動が嫌でも、サラリーマンである以上、異動には従う必要がありますからね。

 

営業に異動したけど向いてない人の特徴【辞めたいと思う人】

営業に異動して、辛い状況ということは、営業の仕事が向いていない可能性が高いです。

 

人には適材適所があり、いくら優秀な人でも苦手な分野は存在するものです。

 

営業が向いていない人は、他の分野で努力した方が成果が出やすいのは間違いありません。

 

・コミュニケーションを取るのが苦手

・コツコツと計画的に仕事を進めたい人

・積極性や明るさがない人

 

コミュニケーションを取るのが苦手

人とコミュニケーションを取ることが苦手な人は営業には向かないでしょう。

お客様との商談や交渉が仕事ですし、話すのが苦手だったり、嫌いだと上手くはいきません。

また、仕事自体がストレスになるのもデメリットですね。

対人関係が苦手だったり、口下手な人は営業には向かないでしょう。

 

コツコツと計画的に仕事を進めたい人

営業の仕事は急な納期に追われたり、突発的なクレーム対応やトラブル対応に見舞われることがあります。

いくら計画的にに進めていても、自分ではコントロールできないことが多いのです。

コツコツと仕事を計画的に進めたい人は、営業には向かないでしょう。

むしろ事務職や研究職といった、マイペースに進められる仕事の方が向いています。

 

積極性や明るさがない人

営業マンにとって、明るさや積極性は重要です。

暗い性格であったり、陰鬱な表情だと、お客様への印象も悪いですからね。

前向きで、ガンガン前に出れるようなタイプの人は営業が向いているでしょう。

逆に控え目で、大人しく、慎重なタイプの人は営業には向かないでしょう。

 

営業に異動したけど会社を辞めたい時の対処法

では次に営業に異動したけど、会社を辞めたい時のの対処法を紹介します。

 

具体的な対処法は下記のとおりです。

・部署異動を希望する

・仕事を覚えるまで踏ん張ってみる

・転職する

 

 

部署異動を希望する

営業が嫌なら、部署異動を希望しましょう。

営業に異動になって、再びすぐに異動することは難しいですが、早ければ1年で異動できる可能性はあります。

異動願を提出するか、上司に直接、相談するのが、異動したい時の最善策です。

会社を辞めたり、転職する前に、再度異動ができるかどうか、試しておくのが良いでしょう。

 

仕事を覚えるまで踏ん張ってみる

営業に異動したばかりでは、仕事も覚えていないでしょうし、何も分からない状態だと思います。

その段階で「営業が向いていない」、「営業をやりたくない」と判断するのは少し早いかもしれません。

とりあえず仕事に慣れてから、営業を辞めたいのかどうか、判断してみるのが良いでしょう。

1年もすれば、ある程度は仕事を覚えますし、慣れてくるものです。

その時に、営業を辞めたいという気持ちが解消しているかもしれませんからね。

 

転職する

営業をすぐに辞めたいなら、転職がオススメです。

転職であれば、自分の意思でいつでも、好きな職種へ転職することができます。

元々やっていた職種に転職するのも良いですし、営業がない会社へ転職すれば、すぐに営業から解放されます。

早ければ1ヶ月程度で転職先を見つけることができます。

会社を辞めることにはなりますが、どうしてもすぐに営業を辞めたいなら、転職が一番です。

 

営業に異動して辞めたいなら、転職するのは正解

営業に異動して辞めたいからといって、「本当に転職しても良いのだろうか?」と疑問に思うかもしれません。

 

結論としては、転職しても大丈夫です。

 

その理由としては、下記のとおりです。

・実際に営業に異動するのが嫌で転職する人はいるから

・向いている職種で頑張った方があなたにとって良いから

・営業で働くのはストレスが多いから

 

無理をして営業で頑張り続ける必要もありません。

 

新卒で営業をするなら別ですが、他の部署から異動して営業を経験する場合、

もし営業が向いていないと思うなら、早めに見切りをつけて転職するのが良いでしょう。

 

異動する前の職種を続けるのも良いですし、新しい仕事にチャレンジするのも良いでしょう。

 

営業以外の仕事をしていた人が急に営業へ異動になれば、ストレスは大きいですし、

戸惑いや不安が多いのも当然です。

 

そんな状態で消耗し続けるのは、非常にもったいないですよね。

 

営業への異動に悩み、苦しんでいるなら、とりあえず転職活動を始めてみるのが良いでしょう。

 

転職活動するなら、転職エージェントを活用するのがオススメです。

転職エージェントは下記のリンクから登録できるので、お試しで、ぜひ活用してみてください。

 

➡転職するならリクルートエージェント がオススメです!

 

まとめ<営業に異動したけど会社を辞めたい>

以上、営業に異動させられたけど辞めたい時の対処法について紹介しました。

 

営業未経験の人にとって、営業職はプレッシャーやストレスが多く、本当に大変ですよね。

 

私も人事の仕事を続けてきましたが、本当に営業で頑張っている人は、

毎日、疲弊しながら努力し続けており、我慢の限界がきて、転職する人をたくさん見てきました。

 

営業に異動して辞めたいと思うなら、早めに判断して、新しいスタートをきるのが良いでしょう。

 

では、この記事を簡単にまとめます。

<営業への異動が嫌で辞めたい時・まとめ>

・営業への異動が嫌でも拒否することはできない

・営業はプレッシャーやストレスが多く、向いていない人にとってはかなり苦労する

・営業への異動が嫌で辞めたい時は、転職すればOK

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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