総務の仕事が向いていないから辞めたい時にやるべきこと

退職・辞めたい
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総務の仕事が辛くて、「向いていない」と悩んでいる人はいませんか?

 

総務の仕事は多岐にわたり、会社の雑務や庶務などを担当します。

要するに、他の部署がやらないことを全てやらなければなりません。

 

そのため、仕事を覚える範囲が広くて大変なのです。

またPCスキルを求められたり、社員とのコミュニケーションをうまくやらないといけないので、

器用に仕事をこなす必要性があります。

 

結論、総務の仕事にも向き、不向きがあるのです。

そんな総務の仕事が向いていないことで辞めたいと悩んでいる人に、解決する方法をご紹介しようと思います。

 

私はこれまで人事労務の仕事を10年以上経験し、総務部の仕事にも携わったり、非常に近い立場で

総務と接してきました。

そんな経験から、総務の仕事で悩んでいる人の参考になれば幸いです。

総務の仕事が向いていないから辞めたいと考える理由

まずは、総務の仕事を辞めたいとかんがえてしまうのか、その理由を解説します。

 

例えば、「忙しい」とか「人手が不足している」などの一般的な悩みは、

どの部署でも共通していることだと思います。

 

今回は、総務の仕事に特有の、辞めたいと感じてしまう理由をご紹介します。

 

雑用みたいな仕事が多くて楽しくない

総務は他の部署がやらないような細かい庶務を任されます。

また備品管理や施設の管理など、一見すると、「何でも屋」のような扱いを受けることがあります。

まるで雑用をやっているような気持ちになることがあるので、

その時は仕事のモチベーションが下がってしまい、辞めたいと考えるのも仕方がありません。

 

何かあったら、総務の責任にされる

総務の仕事は広範囲に渡るので、何かトラブルや問題があった時には、総務が責任を負うケースが多くなります。

特に空調が壊れたり、施設の不具合など、予期せぬトラブルにも対応しなければならないので、

理不尽に感じてしまうことは多々ありますし、辞めたいと考えてしまいます。

 

業務の範囲が広過ぎて覚えられない

総務の仕事は幅広く、要領良くこなさなければなりません。

また1年に1度しかやらないような業務もあるので、仕事を覚えるのが大変です。

仕事を覚える前に、次の仕事がやってくるので、慣れるのに時間がかかってしまい、辞めたいと感じます。

 

人間関係の構築が面倒に感じる

総務は様々な人と仕事でかかわることになります。

また、何気ない相談をされることも多いのが総務です。

他人とのコミュニケーションが苦手であったり、人と接するのが面倒に感じる人は、

総務の仕事が向いていないでしょうし、辞めたいと思うでしょう。

 

細かい仕事内容が多い

総務は基本的にはデスクワークになります。

資料作成や伝票の作成、場合によっては給与計算など、数字を使った細かい作業も多いのです。

大雑把でいい加減な人は、総務に向いていないので、細かい作業が苦手な人は苦労するでしょう。

 

 

以上、総務の仕事が向いていないから仕事を辞めたいと感じるのは上記のような理由です。

総務特有の悩みや大変さがあります。

これらの要素が苦手だと感じたり、苦労を覚えることで、総務を辞めたいと感じてしまうのです。

 

総務の仕事が向いていない人の特徴

総務の仕事には向き、不向きがあります。

 

専門的な資格やスキルが必要な職種ではありませんが、適正や性格によっては

向いていない人がいるのです。

 

では、どのような人が総務に向いていないのかご紹介します。

細かい仕事が苦手な人

細かい数字を処理するのが苦手な人は、総務が向いていません。

社員の福利厚生や、行政への手続きなど、間違えられない処理がたくさんあるからです。

大雑把な人には向いていない職種です。

 

内勤が苦手な人

総務は基本的に一日中、デスクワークをしています。

外出や出張するといっても、月に1度あるかないかです。

机に座っているのが苦痛に感じる人には向いていません。

 

頼み事をされるのが苦手な人

総務は社員から頼み事や相談事を受けることがたくさんあります。

それも大したことのない細かな内容も多いです。

嫌な顔せずに、明るく対応するのが苦手な人には向いていません。

 

計画的に仕事をこなすのが苦手な人

総務の仕事は1年の中でやることが、基本的に決まっています。

そのため、計画的に仕事を進めないと、後で痛い目を見ることになります。

計画性のない人には向いていません。

 

派手な仕事が好きな人

地味な仕事が多い総務は、縁の下の力持ち的な役割になります。

派手に目立ちたいと考えている人には向いていない仕事です。

 

 

以上、総務の仕事が向いていない人の特徴です。

逆にこれらの特徴に当てはまっていないなら、総務の適正があるかもしれませんね。

 

総務から異動、転職した人は成功している?

総務の仕事が向いていなくて、他の職種に異動した人や転職した人は、

その後、成功しているのか気になりますよね?

 

そこで、私がこれまで関わってきた人で、

総務から他の職種や部署に異動、転職した人の成功体験を2つご紹介します。

 

①総務から営業管理の事務に異動した人のケース

総務から営業管理の事務に異動した女性は、総務の仕事で培った、事務処理能力を武器に、活躍されています。

総務の頃は、社会保険や福利厚生などの、細かな処理に追われて、責任の重さから体調を壊しがちでした。

しかし、営業管理の事務では、営業部隊のバックアップや、管理業務に徹することができ、

専門的な業務範囲での事務処理や管理業務に専念することができました。

大変なこともありましたが、毎日、楽しく、精力的に働かれています。

 

②総務を退職して公務員に転職した人のケース

総務を辞めて地方公務員に転職した男性の話です。

残業も多く、膨大な処理が求められる総務の仕事では、日々、締め切りに追われながら、

プレッシャーと闘っています。

しかし、公務員に転職することで、定時に帰れる時間も増えて、精神的にも安定した働きができているそうです。

公務員でも事務処理がメインの仕事になるので、スキルや経験は十分に活かせるので、かなり活躍されています。

 

総務のスキルを活かせる職種とは?

総務の仕事は多岐にわたる反面、専門的なスキルが身につかないと思われるかもしれません。

しかし、総務の仕事をマスターすれば、他の職種でも経験を活かすことができます。

 

例えば、

「人事」、「一般事務」、「大学事務」、「営業事務」などの事務職系統です。

これは、細かい事務作業が求められる総務のスキルを活かすことができます。

 

また、コミュニケーション能力や対人関係能力も高まります。

人から信頼されて、可愛がられるのが総務の役割です。

 

社員から気軽に相談されたり、話しかけられるのが総務の仕事でもあるので、

愛想が身に着いたり、コミュニケーション能力も磨かれるでしょう。

 

 

総務が嫌な時のオススメの職種

上記では、総務の仕事を活かす職種をご紹介しました。

しかし総務の仕事が嫌になった時に、同じような職種に転職しても、また辛い思いをする可能性が高いです。

 

そんな時は、全く違う職種にチャレンジすることも視野にいれましょう。

例えば、以下のような職種です。

・営業職

・販売職

・接客業

・システムエンジニア

 

文系で総合職であれば、営業職が一般的でしょう。

スキルは必要になりますが、システムエンジニアなどもあります。

また業種を変えて、販売職や接客業も総務とは違う仕事内容です。

総務の仕事にもメリットがある

総務には向き不向きがあるのは確かです。

しかし総務の仕事には他の職種にはないメリットがあります。

 

総務のメリットは下記の通りです。

計画的に仕事を進めれば定時で帰れる

総務は忙しい時期もありますが、営業などの職種に比べれば定時で帰ることができます。

特に、突発的な仕事や緊急対応があまりないので、計画的に仕事を進められれば、早く帰ることができます。

 

ハラスメントをする人が少ない

総務は会社の中枢部門になるので、変な人や個性的過ぎる人は配属されません。

比較的、常識のある優しい人が配属されがちです。

ですので、ハラスメントをするような上司や人間関係に悩む確率は少ないと言えるでしょう。

 

高度な専門性が求められない

スキルや経験は必要ですが、資格や専門性がなくても仕事ができます。

特に簡単な事務作業であれば、パートの方や派遣先社員の方でも担当しているくらいなので、

未経験であっても、努力次第でいくらでもスキルを磨くことができます。

 

 

総務のメリットは以上です。

 

要するに、他の職種に比べて、かなりホワイトな職種です。

ノルマやお客からのクレーム処理もありませんからね。

総務の仕事が苦手であったり、向いていない人でなければ、プレッシャーやストレスは少ない部署でしょう。

それでも辛いなら総務の仕事を辞めましょう

とは言っても、あなたの気持ちや体力も限界を迎える時がくるはずです。

 

そんな時は総務の仕事を辞めて、転職しましょう。

 

健康を害してまで、働く必要はありませんからね。

 

人には向き不向きがあります。

 

単に努力することで改善できるのであれば、時間をかけてスキルや経験を積んでいけば、

いつか華開く時がきます。

 

しかし、確実に総務に仕事が向いていないことで辞めたいと感じるなら、

他の職種や部署での活躍も視野に入れて、転職するのが良いでしょう。

 

転職活動の始め方は下記の記事を参考にしてみてください。

転職活動の始め方と手順(人事経験者が解説)

 

総務の仕事を円満に退職する方法

実際に総務の仕事を辞めるとなれば、円満に会社を退職するのがベストです。

 

それは退職後も人間関係が継続することもありますし、場合によっては、

退職後に再び会社に戻ってくるケースもあるからです。

 

いずれにせよ、円満に退職するに越したことはないですよね。

 

そこで、円満に総務の仕事を辞めるのに、必要な要素をご紹介します。

 

上司に退職日を早めに伝えておく

急に退職するのは、会社にめ迷惑がかかります。

後任補充や、引き継ぎなどを考慮して、できるだけ前もって退職することを伝えておきましょう。

少なくとも1か月前ですが、できれば2か月以上前が余裕あるので、ベストですね。

 

引き継ぎ資料は完璧にする

いくら引き継ぎを行ったとしても、全てを口頭で伝えるのは困難です。

できるだけデータにまとめておきましょう。

何かトラブルがあっても引き継ぎ資料を見れば対処できるようなマニュアルを作っておくのがベストですね。

 

お世話になった人に感謝の気持ちを伝える

円満に退職する上で最も大事なことです。

お世話になった上司、先輩、同僚、後輩に感謝の気持ちを伝えてから退職しましょう。

普段伝えることのできなかった、気持ちや考えを共有できます。

「終わりよければ全て良し」という言葉がありますが、最後の印象はかなり大事です。

 

まとめ

以上、総務の仕事が向いていないから辞めたい時に確認すべきことについて、ご紹介しました。

 

それでは、この記事の内容をまとめます。

 

・総務の仕事を辞めたいと考えるのは、総務の仕事に向いていないから

・細かい作業や地味な仕事、頼まれごとが苦手な人は総務に向いていない

・総務から異動、転職することで成功している人はたくさんいる

・総務から他の事務系職種に転職するのが恐いなら、営業やSEなどにチャレンジするのも有り

 

転職活動の始め方が時になる方は下記の記事を参考にしてみてください。

転職活動の始め方と手順(人事経験者が解説)

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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