上司が生理的に無理な時、会社を辞めるのは正解?

退職・辞めたい
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生理的に上司が無理だと感じることはありますよね?

 

そして生理的に無理だと感じる上司が原因で、会社を辞めたいと考えている人もいるでしょう。

 

特別な理由がなくても、「生理的に無理」と感じることはあります。

そして生理的に合わない人であったり、生理的に受け付けない人とは、一緒に働きたくないですよね。

 

しかし、そんな理由で会社を辞めるのは問題ないのだろうか?と疑問に思うこともありますよね。

 

結論としては、会社辞めてもOKです。

但し、これから紹介する注意点や対策を確認した上で、退職しましょう。

 

 

私も生理的に無理だと感じる上司と働いた経験があります。

そんな経験から、生理的に無理な上司が原因で会社を辞める際の注意点をご紹介します。

 

 

この記事では、以下のような人の参考になれば幸いです。

・生理的に合わない上司と働いていて、毎日辛い

・「上司と生理的に合わない」という理由で会社を辞めても問題ない?

・会社を辞める以外に対策はある?

 

 

<私の経歴【2024.1現在】>

・10年以上の人事労務経験

・数々の上司と部下のトラブル対応を経験

・転職、退職の相談、実務対応

⇒上記経験から現実的な対策をご紹介します。

 

 

生理的に無理な上司が原因で会社を辞めるのは正解?

結論から言いますと、生理的に無理な上司が原因で会社を辞めるのは問題ありません。

 

その理由は下記のとおりです。

<生理的に無理な上司が原因で会社を辞めても問題がない理由>

・生理的に合わないことは、自分ではどうすることもできないから

・我慢し続けて、体調を崩すのは避けるべきだから

・転職すれば問題ないから

 

まず、よっぽどの心変わりが無い限り、生理的に苦手な感情が変わることはありません。

ましてや、他人の性格や行動を変えることもできませんし、自分ではコントロールできるものではないですよね。

 

次に、我慢し続けたとしてもストレスは溜まる一方で、最悪のケースでは体調を壊してしまいます。

体調を崩して休職するくらいなら、転職して再スタートを切った方が、メリットが大きいでしょう。

 

最後ですが、別に今の会社にこだわる必要もないと思います。

「転職」=「悪いこと」という昔の偏見に捉われる必要はありません。

転職することは、今や普通のことであり、ステップアップするためには前向きな行動なのです。

 

以上のことから、生理的に無理な上司に嫌気がさして、辞めることになっても問題はないのです。

 

 

 

ただし、以下のようなケースは会社を辞めるのを、考え直した方が良いでしょう。

<上司が生理的に無理だけど辞めるのは考え直した方が良いケース>

・生理的に無理だけど、我慢できるレベル

・生理的に嫌悪感を感じるけど、良い上司

・仕事は順調でホワイトな職場環境

 

生理的に無理でも、ストレスを感じていなかったり、我慢できるレベルなら辞める必要はないでしょう。

 

そして、生理的に無理な上司でも、性格や人間性に問題がなければ辞めるのはもったいないかもしれません。

 

また、会社自体がホワイトな職場であれば、あなたもしくは上司が異動する可能性もあります。

中長期的に考えて、残った方がメリットが多いケースでは辞めない方がいいでしょう。

 

 

辞めるのも、残るのも本人次第であり、正解も不正解もありません。

世の中、結構いいかがげんな理由で退職したり、転職している人は大勢います。

 

とは言え、後悔しない選択をするべきです。

一時の感情で思いついたのではなく、考え抜いた末の決断であれば、会社を辞めるのはOKです。

 

生理的に無理な上司の特徴

では次に生理的に無理な上司の特徴をご紹介します。

 

生理的に無理な上司の特徴は下記の2パターンに分かれます。

・内面、性格上の問題

・外見、見た目上の問題

 

 

それぞれの具体的な特徴は下記のとおりです。

 

内面、性格上の問題

人間性や性格が生理的に受け付けないパターンです。

例えば、「人の話を聞かない」,「指示の仕方が乱暴」,「嫌味な言い方」等、性格に問題があるケースです。

この場合、仕事上のやり取りにも支障をきたしますし、ストレスが増えるのは間違いありません。

単に嫌悪感を抱くだけであれば良いのですが、人によってはハラスメントに感じる言動もあるでしょう。

 

性格や内面の面で生理的に無理だと感じる場合、以下のデメリットがあります

・仕事のパフォーマンスが下がる

・日に日にストレスが溜まり、メンタル不調を引き起こす可能性もある

 

(具体例)

・人の話を聞いてくれない

・明確な指示をせず、マネジメントが適当

・嫌味な言い方しかできない

・常に人を責めるような言い方

・考え方を押し付ける

 

 

 

 

外見、見た目上の問題

外見や見た目が生理的に受け付けないパターンです。

例えば、「見た目が不潔」,「体臭が気になる」,「食べ方が汚い」等、見た目的に嫌悪感を抱くケースです。

この場合、同じ空間にいることが苦痛になったり、視界に入ることが我慢できなくなるでしょう。

外見上の不快さから、その上司に嫌悪感を抱いたり、嫌いになってしまいます。

 

外見や見た目上で生理的に無理だと感じる場合、以下のデメリットがあります。

・上司と物理的に距離を取りたくなる

・上司のことが徐々に嫌いになってしまう

 

(具体例)

・髪の毛や髭が不潔

・服装がだらしない

・口臭や体臭が気になる

・食べ方が汚い

・体型や顔に不快感を抱く

 

 

 

 

上記でも紹介しましたが、性格的、人間的に問題がない上司であれば、考え方次第でストレスを軽減できます。

もちろん、性格が良い上司であっても、ストレスが溜まるケースもあるでしょう。

 

人にもよると寄りますが、外見上の問題であれば、我慢して耐えられる可能性は高いでしょう

しかし内面上の問題であれば、我慢し続けると体調を崩してしまう可能性があります。

 

どちらも生理的に上司を受け付けない要素ですが、内面上に問題がある方が、やっかいな問題ですね。

 

生理的に無理な上司が原因で辞めたい時の対策

実際に、会社を辞めたいと感じる時の対策を紹介します。

 

・割り切って仕事をする

・同僚や他の管理職に相談する

・自分の認識を変えてみる

・異動願を提出する

・転職活動を進めておく

 

割り切って仕事をする

仕事だと割り切って、働くことで多少の嫌悪感は気にならなくなります。

おそらく意識が、生理的に無理な上司に向いていると思いますが、その意識をあなたの仕事に向けましょう。

仕事に集中し、意識を目の前の業務に向ければ、生理的に無理な要素を一瞬、忘れることができます。

また、嫌悪感も含めて仕事の一部と理解してしまえば、多少はストレスを軽減できるでしょう。

 

 

同僚や他の管理職に相談する

あなたが抱えている生理的に無理な内容を同僚や他の管理職に相談してみましょう。

同僚に相談することで、他の人もあなたと同様に、同じ悩みを抱えているかもしれません。

そうすれば、悩みが共有されて精神的にも楽になれるでしょう。

また他の管理職に相談することで、あなたの上司に上手く働きかけてくれる可能性もあります。

 

 

自分の認識を変えてみる

生理的に無理な感覚は人それぞれですし、具体的な理由がないケースもあります。

あなたが感じている嫌悪感を整理し、改善できるかどうか考えてみましょう。

もしかしたら、大したことではないことに、こだわっている可能性もあります。

あなたの感覚がズレているのかどうか、周囲の人に相談してみるのも良いでしょう。

 

 

異動願を提出する

生理的に無理な上司と離れる上で、最も効果的なのが、部署異動です。

会社を辞めることなく、上司と離れられるので、リスクも少ないですね。

会社の異動制度を利用して、異動願いの提出を行いましょう。

ただし、必ず異動が実現できるわけではないことと、実現したとしても時間がかかるデメリットはあります。

 

 

転職活動を進めておく

今すぐに生理的に無理な上司と離れるなら、転職がベストです。

会社を辞めるなら、転職先を確保しておくのは必須ですから、転職活動は進めておきましょう。

転職であれば、異動と違って、自分の意思で行動できますし、1か月程度で実現できます。

職場環境が大きく変わるリスクはありますが、ストレスを我慢し続けるのに比べれば、何倍もマシでしょう。

 

下記記事から今すぐ転職活動の手順を確認しておきましょう。

関連記事:転職活動の始め方と手順(人事経験者が解説)

 

 

なお転職活動するなら、転職エージェントを利用するのが良いでしょう。

下記にオススメの転職エージェントを貼っておくので、使ってみてください。

 

生理的に無理な上司が原因で辞める際の注意点

実際に会社を辞めるかどうか検討する際の、注意点をご紹介します。

 

何も考えずに会社を辞めると後悔するので、事前に確認しておいた方が良いでしょう。

 

・一時の感情だけで決めない
➡冷静に判断しましょう。会社を辞める以外の対策を試した上で、決めるべきです。

・職場の同僚や上の人に相談してみる
➡自分だけで決めるのは危険です。客観的に判断するために、周囲のアドバイスを参考にしよう。

・本当に退職するなら、転職先を確保しておく
➡無職になってからの転職活動は不利になります。在職中に内定を貰っておきましょう。

 

感情的になるのは仕方がありませんが、会社を辞めるかどうかの時は冷静に判断すべきです。

会社を辞めることでしか解決できなかったり、辞めることでメリット大きいと判断した時に退職すべきです。

 

また、1人で決めず、周囲の人にも相談しましょう。

ホワイト企業であれば、人事部や他の管理職に相談することで、問題解決に動いてくれるケースもあります。

 

そして、本当に会社を辞める決断をしたならば、転職先は在職中に決めておくべきです。

転職活動を始め、内定を貰ってから、退職手続きをするようにしましょう。

 

関連記事:上司が嫌い過ぎて会社を辞めたい時の対処法

 

こんなケースはすぐ会社を辞めるべき!

なお、これから紹介するようなケースでは、すぐに会社を辞める検討をした方がいいと思います。

 

下記の状況に当てはまる場合、それは「生理的に無理」なのではありません。

シンプルにブラックな職場環境で働いているのです。

 

・ハラスメントが状態化している(パワハラ、セクハラ、マタハラ)
➡平気でハラスメントな言動をする職場は確実にアウトです

・長時間労働などの違法な働き方を推奨
➡長時間残業や休日出勤、有給休暇が取れないなどの職場は法律違反の可能性大です

・会社全体がブラック体質
➡上司だけでなく、先輩や他部署の人たち全員がブラックな体質なら、逃げるしかありません

 

ハラスメントや長時間労働、ブラックな企業体質は生理的に合わないのではなく、違法な職場です。

 

このケースで我慢し続けると、体調不良にもなりますし、本当に無駄な時間を過ごすことになります。

 

適性な働き方と給料、キャリアを手に入れるためにも、すぐに転職活動を始めた方が良いでしょう。

 

もう一度言いますが、上記に挙げた内容は生理的に合わないのではありません。

さっさと逃げてしまいましょう。

 

もし、上司や会社と関わるのが嫌なら、退職代行という手段も一つの方法です。

あなたの代わりに退職手続きを全てやってくれるので、これ以上傷つかず、ストレスを溜めずに済みますからね。

 

退職代行なら弁護士法人が運営しており、安心、安全に利用できるガイア法律事務所を利用するのが良いかもです。まずは、申し込みから相談してみるのもありですね。

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まとめ

以上、生理的に無理な上司が原因で会社を辞めるのは問題ないか、解説しました。

 

繰り返しになりますが、生理的に合わない上司が原因で会社を辞めるのは問題ありません。

ただし、何も考えずに退職するのはNGです。

 

上記で紹介したような対策と注意点を守った上での結論ならば、辞めるのは正解です。

 

転職すること自体は前向きなことですし、職場環境や待遇がアップする可能性もあります。

多少のリスクもありますが、現状の職場が無理なら、前向きに転職を検討するのは良いでしょう。

 

 

では、この記事の内容をまとめます。

<まとめ>

・生理的に無理な上司が原因で会社を辞めるのはOK(ただし、計画的かつ冷静に判断)

・生理的に無理な原因が上司の内面(性格)なら、改善するのは難しい

・ハラスメントや違法な働き方は「生理的に無理」ではないので、すぐ辞めるべき

 

仕事を辞めるなら転職先の確保は必須です。下記の記事もあわせて確認しましょう。

上司が嫌い過ぎて会社を辞めたい時の対処法

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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