自分にだけ厳しい上司についていけない時の対処法

仕事の悩み・その他
記事内に広告が含まれています。

自分にだけ厳しい上司に、ついていけないと思うことはありますよね?

 

他の先輩や同僚には優しかったり、そこまで厳しくないのに、なぜ自分だけ?と不満や怒りを覚えると思います。

 

特に、以下のような出来事に直面していませんか?

・自分がミスした時だけ厳しく怒られる

・自分だけ細かく指示されたり注意される

・自分だけ褒めてくれない

 

こんなに頑張っているのに、なぜ自分だけ?と疑問に思いますよね。

 

その気持ちは痛いほど分かります。

 

私も新卒から3年目くらいまでは、理不尽だと思うくらい、上司から自分だけ厳しく指導されました。

そんな経験から、上司が自分にだけ厳しいことで、ついていけないと感じた時の解決策をご紹介します。

 

<私の経歴【2024.1現在】>

・10年以上の人事労務経験

・数々の上司と部下のトラブル対応を経験

・転職、退職の相談、実務対応

⇒上記経験から現実的な対策をご紹介します。

 

自分にだけ上司が厳しい理由

上司がなぜ自分にだけ厳しいのか気になりますよね?

 

しかし上司は理由もなく、あなたを厳しく接しているわけではありません。

 

上司の事情を理解できれば、怒りや不満も多少は、軽減されます。

 

では、具体的な理由を紹介します。

・あなたに期待を寄せているから

・あなたが、まだまだ未熟だから

・上司が新人に厳しいのは当たり前だから

 

 

<あなたに期待を寄せているから>

上司が自分にだけ厳しい理由の一番は、あなたに期待を寄せているからです。

特に、若い人であれば厳しく指導することで、一人前の社会人に育てあげなければなりません。

上司としては、若者を育てることが使命でもあるので、厳しさは必然と言えるでしょう。

 

<あなたが、まだまだ未熟だから>

次に、あなたが未熟だからこそ、厳しくされます。

社会人の基本的なマナーや仕事のやり方が身についていない間は、事細かく指導されます。

仕事を任せるのも心配になるので、ついつい細かく、指摘してしまうんですよね。

 

<上司が新人に厳しいのは当たり前だから>

最後に、新人が厳しく怒られるのは当たり前です。確かに、先輩や同僚は怒られていないかもしれません。

しかし他の部署の新人や他の会社の若者は、上司から厳しい指導を受けているのです。

自分だけ?と思うかもしれませんが、視野を広げれば、怒られているのは自分だけではないのです。

 

 

上司が自分にだけ厳しい理由は、こんな感じです。

 

上司も、好きであなたに厳しくしているわけではないんですよね。

 

あなたの将来を考えて、至らない部分を指導し、注意しているのです。

 

要するに、上司も嫌われ役を担って、あえてあなたに厳しくしているんですよね。

 

 

とは言っても、上司もただの人間です。

上記で紹介した理由以外にも、上司が厳しい理由はあります。

もちろん、あなたのためを思って自分にだけ厳しく接しているのは、間違いありません。

しかし、下記のようで、厳しさに拍車がかかることお覚えておきましょう。

 

<厳しさに拍車がかかる要因>

・上司の機嫌が悪いから

・あなたに厳しく注意しやすいから

・上司の指導力が未熟だから

上司が自分にだけ厳しいのは、このような理由の場合もあります。

上司が、理不尽に厳しかったりする場合は、上司の機嫌や指導力の無さなどを疑う必要もありますね。

 

このような場合は、上司の機嫌を損ねないように、うまく立ち振る舞いつつ、

早く仕事を覚えて、上司から目をつけられないことも大切です。

自分にだけ厳しい上司についていけない時の対処法

上記では、上司が自分にだけ厳しい理由についてご紹介しました。

 

理由が分かれば、ある程度の厳しさは納得できると思います。

 

しかし、理由は分かっても厳しいままでは、

上司についていきたくないと思ってしまうこともありますよね。

 

あなたも人間です。

感情が優先して、いくら上司であっても、許せないと思うはずです。

 

そこで、自分にだけ厳しい上司に、ついていけない時の対処法をご紹介します。

 

これは私も実践していた対処法ですので、効果があると思います。

 

たまには感情的な態度を表に出す

感情的になることは、通常、良くありません。

特に、上司から叱られて、逆切れするようなことは、サラリーマンとしては避けたいものです。

しかし、たまには感情的な態度を表に出すことで、上司にも自分の気持ちを知ってもらいましょう。

上司も、あなたが「怒っている」、「ヘコんでいる」ということが分かれば、

「少し言い過ぎたかな?」と次から手加減してくれる可能性が生まれます。

 

⇒さすがに上司にブチ切れるのはNGです

⇒声のトーンや、返事の仕方、目つきなどで、感情的な表現をしましょう

 

徹底的に理論武装する

新入社員には難しいかもしれませんが、自分が担当する業務について、

徹底的に理論武装できるようにしておくと、ベストです。

上司から詰められても、しっかりと説明ができますし、指摘されても毅然とした態度で言い返すことができます。

時間と労力がかかりますが、業務知識と判断力を身に着けていけば、着実に成長できます。

 

⇒上司から問い詰められそうな業務については、全て説明ができるように、理由や根拠を集めておきましょう

⇒日頃から、業務内容や、何気ないことに対し、「なぜ?」という疑問を抱き、調べるクセを身に付けよう

 

上司のウィークポイントを見つける

上司も普通の人間です。家に帰ればただのおじさんか、おばさんです。

というわけで上司にも弱点やウィークポイントがあるはずです。

上司の弱みを知ることが出来れば、多少、怒られたり、注意されてもあまり気にならなくなります。

直接、上司をイジッタリできなくても、弱みを知っているだけで、心の中でマウントを取れるのでオススメです。

 

⇒容姿や服装などの見た目に個性的な部分や特徴的な要素がないか、観察してみましょう

⇒周囲の同僚や先輩から、上司の弱みを聞きだしたりするのもオススメです。

 

 

先輩に相談したり愚痴をこぼす

上司が厳しいなら、他の先輩や同僚に相談しましょう。

先輩に相談することで、先輩社員から上司に、あなたが悩んでいることを伝えてくれる可能性もあります。

もしくはその先輩も上司のことが嫌いで、一緒に愚痴をこぼしてくれるかもしれません。

とにかく先輩や同僚と仲良くなり、コミュニケーションを密に取ることで、仲間を増やしましょう。

 

⇒誰かに話を聞いてもらうだけでも、気持ちがスッキリします

⇒「自分にだけ厳しい」と思っていても、もしかしたら陰では先輩も上司に対して悩んでいるかもしれません

 

 

 

自分にだけ厳しい上司についていけない時の対処法は、こんな感じです。

 

また、時間が経つにつれて、厳しさはきっと、軽減される時がきます。

私の実体験としては、3年ほど経てば、仕事も覚えてきますし、新人の頃のように、

細かく厳しいことは言われなくなります。

 

やはり、仕事を覚えて、知識や実務経験が身につくことで、上司もあなたに期待する段階から、

信頼する段階へとシフトチェンジしていきます。

 

また、3年目を過ぎれば、若手ではありますが、新人ではないですから、上司も多少は認めてくれています。

 

もちろん、部署を異動したり、転職した後も一緒です。

約3年程度、その仕事を経験すれば、厳しさはマシになるのが、私の経験上の答えです。

 

私は、部署異動も転職も経験しましたが、いずれも上司が自分にだけ厳しくても、

時間が経つにつれて、厳しさが軽減されたのを実感しています。

 

ですので、今の辛い状態が、一生続くわけではないということを覚えておいてください。

自分にだけ上司が厳しいと、ついついこのまま一生、厳しい状況が続くのではないか?

と思いがちですが、そんなことはありませんので、絶望せずに、なんとか仕事についていきましょう。

 

自分が嫌われているから自分にだけ上司が厳しいの?

上記では、対処法についてご紹介しました。

 

しかし、上司が自分にだけ厳しい状況となれば、自分が嫌われているのでは?

と思ってしまうこともあるのではないでしょうか?

 

毎日、怒られたり、細かいことで注意され続けると、ネガティブになりますよね。

 

私も、入社したての頃はコミュニケーションが苦手で、

「絶対に上司から嫌われているから、ここまで厳しく注意されのんだ!」と思い込んでいました。

 

しかし、今になって気づきましたが、上司が自分にだけ厳しいのは、嫌われているわけではないのです。

 

その理由はなぜでしょうか?

答えは、「本当に嫌われていたら、指導や注意さえしてもらえないから」です。

 

本当に嫌われていたら、注意されるのではなく、無視されるのです。

 

もう少し、具体的に言うと、

上司から嫌われていたら、ミスをしても、放っておかれます。

それは、「指導して成長させる必要がないから」なのです。

 

そしてこれだけは、言っておきます。

怒られなくなったら、終わりです。

 

厳しく接してもらっていることは、本当はありがたいことなのです。

辛いかもしれませんが、将来のことを思って、耐え忍ぶことも必要ですね。

 

しかし、これは後になってから、気づくので、上司から厳しく接されている時には中々気づけないのです。

 

自分が成長して社会人経験を積んだ後に、上司に感謝することになります。

 

むしろ、私は以下のようなことを、後悔しました。

・もっと厳しくして欲しかった

・上司に申し訳ないことをした

 

もちろん、上司が自分にだけ厳しいときは、これ以上、ついていけいないと思い、

退職などを考えたこともありましたが、今となっては本当に感謝しているのです。

 

理不尽な厳しさに耐えられない時は?

とは言っても、日々、厳しく指導されれば、辛いことに代わりはありません。

 

自分のために厳しいとは言っても、厳し過ぎると、上司についていけないですし、

仕事を続けられないケースもあります。

 

今は辛いけど、将来を考えれば良いことなので、本当にバランスを取るのが難しいんですよね。

 

また優秀な上司であれば、このバランスをうまく取ってくれるので、

あなたのレベルや性格にあった、厳しさや指導をしてくれます。

 

しかし、世の中にはそんなよく出来た上司ばかりではありませんよね。

 

理不尽過ぎる厳しさで、上司についていけないこともあります。

 

そんな時は、思い切って以下のことを試してみましょう。

・きつくなったら有給を取って休む

・人事部に相談する

・転職活動をする

 

頑張って、限界が来たら、数日有給を取って、心身共に休めましょう。

そして、有給を取りながらもなんとか、頑張っていけば、仕事を覚えて、上司の厳しさが軽減される時がきます。

 

次に、人事部に相談しましょう。特に、理不尽な厳しさが自分にだけ向けられていたり、指導や注意を超えた、

ハラスメントに近いようなことがあれば、すぐに相談した方が良いです。

人事部としても放っておくわけにはいかないので、その上司を指導することになり改善されるケースもあります。

場合によっては、その上司もしくはあなたを配置転換するケースもあります。

 

最後に、転職活動することもオススメです。

実際に、転職しなかったとしても、転職活動をやるだけで、気持ちが落ち着きます。

そして、もし本当に限界で、会社や人事部何も対応してくれなければ、転職すれば良いのです。

 

下記の記事も参考にしてみましょう。

上司が嫌い過ぎて会社を辞めたい時の対処法

 

自分にだけ厳しい上司の指導をうまく、自分の成長につなげられればベストですが、

ハラスメントに近い指導であったり、厳し過ぎて、もうこれ以上、ついていきたくないと思うのであれば、

思い切って、転職することも、必要な選択になりますね。

 

まとめ

以上、自分にだけ厳しい上司に、ついていけないと感じた時の対処法についてご紹介いたしました。

 

上司の厳しさは愛情の裏返しでもあります。

しかし、新入社員や若手のサラリーマンがそこまで深読みして、その厳しさを受け入れられるだけの

余裕がないのも現実ですよね。

 

また、適度な厳しさであれば、何とかついていこうと努力できますが、

理不尽過ぎる厳しさにはついていけないでよね。

 

 

というわけで、この記事をまとめます。

 

<まとめ>

・上司が自分にだけ厳しいのは、あなたに期待しているから。

・新人や若手が厳しく指導されるのは当たり前。

・仕事を覚えて成長することで、厳しさもマシになる

・新入社員、転職先、異動先でも、3年程度我慢すれば、上司も認めてくれる

・上司から怒られなくなったら終わり(嫌われたら、無視されるから)

・しかし、理不尽な厳しさや、ハラスメントがあるなら、人事部に相談しよう

・それでも辛いなら、転職して新しいサラリーマン生活を始めよう

 

 

仕事を辞めるなら転職先の確保は必須です。下記の記事もあわせて確認しましょう。

転職活動の始め方と手順(人事経験者が解説)

人事経験者が紹介するおすすめ転職エージェント3選

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

転職する人は要登録:無料で手厚いサポートが受けられる!オススメの転職エージェント!

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リンク先:公式サイトはこちらをクリック

 

(オススメ理由)

無料で誰でも利用可能!そして、業界最大数の求人数を誇っており、求人探しに困らない。安心、安全に利用でき、転職初心者の方にもがっちり転職のサポートを受けられます。私が転職した際も、このエージェントを使って、転職を実現しました。ハズレはないので、ぜひ登録して利用してみましょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました