こんな仕事いつでも辞めてやる!と思ったことはありませんか?
ストレスや人間関係のすれ違い、経営層への不信感など、不満が溜まれば仕事を辞めたくなるのも当然です。
そんな人は以下のような感情を抱いているのではないでしょうか?
・いつでも仕事を辞めてやると思っている
・いつでも仕事を辞める覚悟はできている
・会社や職場に未練はない
会社に不満が溜まり、これ以上期待できない時は、いつ辞めてもいいような気持ちになっていますよね。
そんな状態で仕事を続けていても楽しくないですし、辛い日々を過ごすことにもなります。
いつしか会社を辞めて、転職することも検討しているでしょう。
しかし、会社にしがみつくことなく、辞める覚悟が出来ている人はある意味、無敵な状態です。
上司の評価や周囲の評判を気にすることなく、仕事に取り組めるのですから、怖い物なしですよね。
私はこれまで人事部の仕事を10年以上経験し、多くの退職者や転職者とかかわってきました。
そんな経験からいつでも仕事を辞めてやると感じた時の対処法を紹介します。
「こんな仕事いつでも辞めてやる」と思えるのは長所
いつでも仕事を辞めてやると思えるのは、ある意味長所でもあります。
普通の人は、その覚悟ができないですからね。
もちろん、ストレスやプレッシャー、不満などが溜まって辛い状況なのは間違いありませんが、その状況でありながら開き直れる人は多くはないですからね。
多くの人は、家庭や生活、キャリアのことを考えて、何とか今の会社にしがみつこうとするのが本音です。
仕事を辞めたいと思っていても、いつでも辞めてやるとは思えないでしょう。
いつでも仕事を辞めてやると思えるメリットは下記のとおりです。
・怖い物がなくなる(細かいことが気にならなくなる)
・周囲から信頼される(自身があるように見える)
・転職するハードルが低くなる(行動力が高まる)
仕事ができる人や、ストレスが我慢の限界に達した人などが、抱きやすい感情でしょう。
会社にしがみつくことなく、どこでもやっていける自信があるからでもありますね。
ストレスに押しつぶされて体調を壊したり、泣き寝入りして理不尽を我慢し続けるくらいなら、いつでも仕事を辞めてやる精神で仕事をした方が、成果が出やすいですし、将来性も期待できるでしょう。
「こんな仕事いつでも辞めてやる」と思い続けるのは危険?
いつでも仕事を辞めてやると思えるのは長所である反面、リスクもあります。
なぜなら、ストレスや不満が積み重なっていることに変わりはないからです。
特に、以下のリスクやデメリットがあるので、注意しましょう。
・気づかないうちに限界を迎える
➡心身ともに限界を迎えて体調を壊すケースもある
・トラブル社員になってしまう可能性もある
➡わがままになってしまったり、周囲の言うことを聞かない人になってしまうことも
・成長が止まってしまう可能性がある
➡謙虚な気持ちが薄れて、学ぶ意識がなくなる恐れも
短気的であれば問題ありませんが、長期的に仕事を辞めたい気持ちが続く場合は、危険です。
体調を壊したり、上司や会社から目を付けられてしまう可能性もあります。
そして、気づかないうちに周囲に迷惑をかけてしまったり、嫌われてしまうケースもあるでしょう。
また、成長が止まり、キャリア形成に支障が出る可能性もあります。
「こんな仕事いつでも辞めてやる」と思う感情は、一時的であればも物凄いおパワーを生み出しますが、長期的にみれば、心身の消耗や自己成長の阻害につながってしまうでしょう。
いつでも仕事を辞めてやると思ったら本当に辞めるべき?
いつでも仕事を辞めてやると思った時、本当に仕事を辞めるべきか迷いますよね。
冷静に考えれば、仕事を辞めることにリスクを感じてしまうのも事実です。
本当に仕事を辞めて後悔するのも避けたいですからね。
しかし、以下のような人であれば仕事を辞めても大丈夫でしょう。
・これ以上今の仕事を続けるのが無理な時
➡我慢の限界を超えているなら辞めても大丈夫です
・スキルや専門性に自信がある時
➡転職しても十分活躍できるだけの経験があるなら大丈夫
・転職先を確保してから辞める時
➡転職するなら、いつ辞めてもOK
仕事を辞める前提として、現職を続けるのが無理な時は辞める方向で考えて良いでしょう。
今の会社にこれ以上期待できない時や、不満が限界に達している状況であれば、転職した方が良いですからね。
そして転職できるだけの経験が身に着いているなら、大丈夫です。どの会社に転職してもある程度はやれる自信があれば、今の会社に固執する必要はありませんからね。
なお、転職先を確保してから辞めるのは必須です。先に会社を辞めてしまってから転職活動をすると選考が不利になりますからね。
「こんな仕事いつでも辞めてやる」と感じていても、転職活動などの準備は怠ってはいけません。
勢いで辞めてしまうと、確実に後悔するので、注意しましょう。
いつでも仕事を辞めてやるために、準備しておくこと
いつでも仕事を辞められるように、準備すべきことを紹介します。
下記の準備を水面下で進めて、いつでも辞められるようにしておきましょう。
・引継ぎの準備をしておく
・退職にかかわる手続きを理解しておく
・転職活動を始めておく
引継ぎの準備をしておく
急に会社を辞めることになっても良いように、引継ぎの準備をしておきましょう。
主に引継ぎ資料を作成しておくのが良いでしょう。
もし後輩がいるなら、業務を少しずつ教えておくことも効果的です。
会社を辞めることになっても、なるべく迷惑をかけずに辞めた方が良いですからね。
加えて、引継ぎがスムーズに行えれば、引き止められることも少なくなります。
退職にかかわる手続きを理解しておく
退職に際して会社の規則やルールを確認しておきましょう。
特に、退職の申し出をいつまでにしなければならないかを確認することは大事です。
法律では退職する2週間前に申し出れば、退職できることになっています。
ただし会社ごとに規則が定めれており、それぞれ違うので、確認しておきましょう。
通常、1~2ヶ月前に退職の申し出をする必要があります。
転職するにしても、退職できる日を押さえておく必要がありますからね。
転職活動を始めておく
最終的には転職先を確保してから会社を止めましょう。
そのためには、転職活動を始めることからスタートです。
転職活動を始めるにあたって、自己分析や業界研究などありますが、まずは転職サイトへの登録が良いでしょう。
特に、転職活動をサポートしてくれる転職エージェントへの登録がベストです。
無料で求人紹介や選考対策をやってくれるのでオススメです。
転職活動を進めておけば、本当にいつでも辞められるようになります。
精神的にも余裕を持てるので、転職先をいつでも決められる状態にしておくのが良いでしょう。
「いつでも仕事を辞めてやる」と言うだけの人になるな!
「いつでも仕事を辞めてやる」と考えたり、誰かに言うこともあるでしょう。
しかし、本当に仕事を辞めたいなら、誰かに言うだけではダメです。
仕事を辞めて転職するなら、行動することが必要です。
いつでも仕事を辞めてやると本気で考えられる人は少ないです。
しかし、それを行動に移せる人はもっと少ないのが現実です。
誰かに言うことで満足してしまったり、カッコつけるだけなら、それでも良いかもしれません。
しかし、不満を抱える今の会社を辞めたいなら、行動するしかありません。
考えたり、言いふらしているだけでは何も変わりませんからね。
仕事を辞めて転職したいなら、行動するしかありません。
今すぐ転職活動を始めましょう。
さいごに
以上、こんな仕事いつでも辞めてやると感じた時の対処法について紹介しました。
いつでも仕事を辞めてやると感じるのは普通の精神状態ではないでしょう。
ある意味、開き直っており、細かいことが気にならないため無敵の状態でもあります。
しかし、その状態が長期的に続くと体調を壊したり、やる気が下がるなど、マイナス要素が多くなるでしょう。
もしこんな仕事いつでも辞めてやるという感情が長期的に続くなら、転職活動を始めるべきです。
転職活動を始めて、良い会社が見つかれば転職すれば良いのです。
あなたが納得し、理想とする働き方ができる会社がきっとあるはずです。
今の会社でくすぶり続けるよりも行動して新しい未来を切り開くべきです。
そう思ったなら、今すぐ行動するのが良いでしょう。
仕事を辞めて転職するコツは、今すぐ行動することです。
以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。
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