暇過ぎて何もやることがない時、誰でも不安になったり、ストレスを感じてしまいますよね。
例えば、土日に何もやることがなく、1人で家にいる時なんかは、憂鬱になってしまいます。
結局、何もやらずに1日が終わることで、さらに落ち込んでしまうんですよね~
しかし、趣味がない人や、仕事がそこまで好きではない人にとって、休みの日や仕事終わりの暇な時間に、何をして過ごせばベストなのか、分からないというのも正直な話です。
仕事をしている時のことを思えば、「早く休日になってほしい」、「ゆっくりしたい」と考えるものですが、いざ暇になってみると、「何かやらなきゃいけない」と感じてしまって、焦ったり、イライラしてしまうんですよね。
私も、暇な時間は好きでしたが、いざ休みになると不安を感じてしまうタイプでした。
しかし、ある時気づいたのが、「暇な時間は悪い事なのか?」ということです。
結論から言うと、「暇な時間があることは幸せである」ということを認識すれば、不安やイライラした感情を沈めることが出来る上に、趣味や好きな事がより、楽しめるのです。
ではなぜ、「暇な時間が幸せである」ことを認識することで、不安やイライラを解消できるのか、解説しようと思います。
暇な時間があることは幸せであることを強く認識する
暇過ぎて、不安やイライラを解消するのに、一番良いのは、「暇なことは、幸せである」という価値観を持つことだと思います。
その上で、趣味や自分の好きなことに没頭してみると、物凄く楽しめますし、暇であることを悩んだりしなくなります。
暇になった時に、不安に感じてしう要因として、以下の思考が働くからだと思います。
・暇な時間ができると、マイナス思考に陥ってしまう ⇒ 罪悪感を感じてしまう
人間、誰でも暇な時間ができてしまうと、色々と考えてしまい、マイナス思考になるのは、当たり前です。
「昔の嫌なことを思い出したり」、「仕事で起きた嫌なことが頭をよぎったり」、
嫌なことを考えてしまうのは、大体、暇な時です。
逆に忙しい時に、昔の嫌な事なんて、思い出したりする余裕がないですからね。
確かに、暇であると、誰でもネガティプ思考に陥ってしまいがちですが、
だからといって、暇な時間、そのものが不幸であるわけではないのです。
暇ということは、「労働しなくても良い」し、「何でも好きなことを自由にできる」状態なので、
明らかに、不幸であるはずがありません。
「暇=マイナス思考になる可能性が高い」ではあるものの、「暇=不幸」ではありません。
むしろ、「暇=自由=幸せ」なのです。
今、暇だから不安な状態になっていることに気づいたら、イライラするのではなく、
「でも、暇ってことは自分は幸せなんだよな」という意識を常に思い出すようにしてください。
暇=幸せであることを、意識できれば、罪悪感を感じることもありません。
この癖をつければ、不安がよぎっても、暇であることを思い悩むことはありませんし、一旦落ち着いて、
不安に支配されることもないのです。
不安な状態だと何をやっても楽しめない
暇な時は、とにかく趣味や好きなことに没頭して、とにかく忙しくする方が良いという人もいます。
確かに、忙しくなれば、暇ではなくなるので、それも正解だと思います。
しかし、休日などに、忙しく予定を入れたりできる人ばかりでもありません。
一人暮らしで、趣味もない人であれば、何をやろうにも、暇であうがゆえに、不安やイライラで、何も楽しめないという状態になっていると思います。
要するに、暇だからと言って、無理やり楽しもうと思っても逆効果なのです。
だからこそ、「暇であることは、本来は幸せなことなんだ」と意識し、自分で納得し、不安やイライラを解消させてしまうことが重要です。
その上で、趣味や自分の好きな事に時間を費やすことができれば、罪悪感を感じることなく、思う存分、暇な時間を謳歌することができます。
簡単にまとめると、こんな感じです。
≪悪い例≫
暇になる ⇒ ネガティブ ⇒ 罪悪感を感じる ⇒ 趣味に没頭する ⇒楽しめない
≪良い例≫
暇になる ⇒ 幸せだと感じる ⇒ 趣味に没頭する ⇒楽しめる
例えば、仕事で忙しい瞬間を思い出してみる
しかし、「暇な時間を幸せに感じろ!」と言われても、いまいち実感が沸かないという人もいるでしょう。
そんな人に、オススメな方法があります。
具体的に言えば、「仕事で超忙しい時を思い出すこと」です。
仕事で、納期前に深夜まで働いた時の記憶や、ミスをしてトラブル対応のために、全神経を集中してパソコンに向き合っている時のイメージとか、膨大な量の業務を泣きべそかきながら、処理している時の記憶やイメージを思い出してみてください。
本当に嫌になりますよね・・・・
しかし、その時の嫌な状況を思い出すと、「今、この暇な時間帯が物凄く、幸せに感じるはずです」
スイーツやジュース、お酒におつまみ、ゲーム、映画、アニメ、読書、漫画、など、
ありとあらゆる娯楽が自由に楽しめます。
普段、暇つぶしくらいにしか、考えていなかった、娯楽が、仕事の超忙しい時のイメージを思い出し、
比較することで、物凄く楽しいものに感じることができます。
要するに、忙しい時を思い出し、比較することで、暇であることの有難さを実感することが、必要なのです。
とは言っても、暇な時間は勿体ない
暇な時間を幸せに感じるのは良いけれど、実際問題、何もしないのは時間が勿体ないのではないか?
と思う人もいるかもしれません。
確かに、何もしなければ、時間は勿体ないですが、世の中の大半の人は、勉強したり、スポーツで精力的に動いている人は少ないように思います。
一部の人を除いて、結局、みんな暇をつぶして、過ごしているんです。
また、暇だからといって、何もしないわけではなく、暇であることをポジティブに受け入れることで、
色んなことにチャレンジしようと、思うようになります。
であれば、暇=悪と考えるのではなく、暇=幸せと捉えて、好きなことに没頭できる思考を身に着けた方が、お得ですよね。
要は、考え方の順番を工夫することで、より前むきになれるのです。
極端かもしれませんが、まとめると、こんな感じです。
≪悪い例≫
暇 ⇒ 趣味や勉強に励む ⇒ 楽しめなかったり、面倒に感じる
(暇であることに対し、無理やり予定を詰めているから前向きではない)
≪良い例≫
暇 ⇒ 幸せに感じる ⇒ 趣味や勉強に励む ⇒ 楽しめて、前向きに取り組める
(暇な時間を前向きにとらえてるので、些細な趣味や勉強が楽しく感じる)
最初は暇であっても、その状態をポジティブに捉えて、「何かやらなきゃいけない」という思考ではなく、「色んなことにチャレンジしたい」と思うようになれば、自然と趣味や勉強に取り組めるようになるはずです。
そうなれば、結局、何もしなかった、と後悔したり、罪悪感を感じることもありませんよね。
さいごに
以上、暇過ぎて不安やイライラを感じてしまう時の対処法をご紹介いたしました。
まとめると、
暇になった時は、
・暇であることを幸せに感じる
・具体的には、仕事で超忙しい時のことを思い出すことで、暇な時間がありがたいと感じる。
・その上で、趣味や勉強に取り組んでみる
こんな感じで、無理やりやりたくもない予定を詰め込んで、無駄な時間と労力を費やすこともありませんし、
後悔や罪悪感にさいなまれることもないはずです。
暇=悪という考え方を捨てることから始めましょう。
以上、最後までよんでいただきありがとうございました。
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