仕事で振り回されるのに疲れた時の対処法【人事経験者が紹介】

仕事の悩み・その他
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望んでもいないのに、仕事で振り回されることってありますよね。

 

そんな人は以下のような悩みや不安を抱いているのではないでしょうか?

・仕事で振り回されるのに疲れて疲れた

・仕事で振り回されるのは私だけ?

・仕事で振り回されない方法とは?

 

働いていると、ついつい仕事で振り回されてしまい、自分の意見や考えが後回しになってしまうんですよね。

そして、疲れとストレスだけが溜まっていきますよね。

 

人によっては、ストレスを溜め過ぎて体調を崩したり、嫌気がさして退職するケースもあるでしょう。

 

私も、これまで幾度となく仕事で振り回されてきたいので、その気持ちは痛いほど分かります。

また人事部の仕事を10年以上経験し、労働者の相談や悩みに携わってきました。

 

そんな経験をもとに、仕事で振り回されて疲れた時の対処法について解説していこうと思います。

仕事で振り回されて疲れた人の特徴

まず、仕事で振り回されやすい人とそうでない人がいます。

 

いつも仕事振で回されることに悩んでいる人はどのような人なのでしょうか?

 

結論から言えば、

自分の意見よりも他人を優先する人や、自分の考えに自身がない人が、振り回される傾向にあります。

 

 

仕事で振り回される要因の、ほとんどは人間関係です。

上司や先輩、お客さや他部署から依頼された業務や指示が原因で振り回されているのです。

 

全て自分一人で計画して結果を出せば、振り回されることなくスムーズに自分のペースで仕事ができるでしょう。

しかし、会社員であれば周囲の人と上手く調整しながら働く必要があります。

 

人間関係において上手く立ち振る舞うことができない人は、仕事で振り回されやすいので、気を付けましょう。

 

なお、仕事で振り回されやすい人の特徴を、より細かくまとめました。

下記の特徴に当てはまっている数が多ければ、仕事で振り回されやすい人になるので、注意しましょう。

 

<仕事で振り回されやすい人の特徴>

・他人の目が気になる

・真面目で丁寧な人

・自己主張するのが苦手

・大人しい性格

・自分に自信が無い

・不器用な性格

・頼まれると断れない

 

仕事で振り回されて疲れたと感じる時期は誰にでもある

仕事で振り回されて疲れたと感じる時期は誰にでも訪れます。

 

上記で紹介したように、振り回されやすさは性格によって異なりますが、

全く振り回されないという人はいないでしょう。

 

特に、以下の状況にある人は、性格にかかわらず仕事で振り回されることになるでしょう。

・仕事に慣れていない時期や、能力が足りない時

・上司や同僚との人間関係が最悪な時

・振り回されやすい仕事に就いている時

 

 

仕事に慣れていない時期や、能力が足りない時

新入社員の多くは、仕事を覚えるまで、仕事で振り回されることになります。

自分で仕事をコントロールできないので、先輩や上司からしじされた通りにしか動けませんから、当然です。

また、異動したばかりの頃や、新しい仕事を担当した際も、慣れるまでは振り回されるケースが多いでしょう。

後は、単純に能力が足りない人も、スムーズに仕事を進めることは難しでしょう。

 

➡仕事への慣れや能力の習熟度が改善されるまで、最低でも1年程度は振り回されることになるでしょう。

 

 

上司や同僚との人間関係が最悪な時

仕事で振り回されるかどうかは、人間関係も非常に重要です。

いい加減な上司や同僚と仕事をすると、振り回されるのは確実でしょう。

特に、上司の場合は反論したり、拒否することが難しいので、かなりやっかいですよね。

仕事を任せてもらえれば問題ありませんが、細かく指示したあげく、責任を取らない上司は最悪ですね。

 

➡仕事を任せてもらえるようになれば、自分の意見や考えで進められるようになります。

 

 

振り回されやすい仕事に就いている時

仕事内容によっては、振り回されやすさに違いが出てきます。

特に、お客様を相手にする営業どは振り回される頻度が高いでしょう。

その他にも、営業と現場に挟まれるSEなども、振り回されやすいですね。

自分で仕事をコントロールできない職種に関しては、振り回されることを覚悟するべきです。

 

➡事務職などは比較的、自分でスケジュールを組み立てられるので、振り回されにくいですね。

 

 

仕事で振り回されないための方法

仕事で振り回されないために、自分でできる対策をご紹介します。

 

具体的には下記のとおりです。

・能力を高めて自分の意見が通りやすくする

・自分で考えて行動するようにする

・仕事を断ることを覚える

・他人の反応を気にしない

・周囲に相談する

 

 

能力を高めて自分の意見が通りやすくする

仕事ができる人になれば、あなたを振り回す人も減るはずです。

そして他人の意見や指示を受けても、自分で正しい方法を選択することができるようになれます。

能力を高め、振り回される側から、振り回す立場に変わってしまえば良い訳です。

そのためには、今の仕事で成果を出し、経験を積んでいくことが大切です。

 

➡能力が高まれば、仕事で振り回されそうな時に、適切な対応が取れるようになれます。

 

自分で考えて行動するようにする

常に自分で考えて行動するようにしましょう。

何も考えず、単純に指示通りに、頼まれた通りに仕事をしていては、振り回されるのは必須です。

他人を頼ることは必要ですが、他人に頼りっきりでは、いつまで経っても独り立ちできませんからね。

自分で考え、行動する癖を身に着ければ、適切な判断ができるようになります。

 

➡最初は難しいかもしれませんが、徐々に慣れてきます。

 

 

仕事を断ることを覚える

仕事を頼まれた時に、断ることも時には必要です。

忙しさや、優先順位などを考慮して仕事を選ぶ必要もあります。

もちろん、断る相手や内容は慎重に考えるべきですが、何でもかんでも引き受けるのは良くないですね。

頼み事を全て引き受けてしまうと、次からもどんどん仕事を頼まれて悪循環になってしまいますからね。

 

➡仕事の断り方も重要です。言い方や相手を見て、断るべきか、そうでないかを判断しましょう。

 

 

 

他人の反応を気にしない

一々、他人の顔色を伺う必要もありません。

相手の反応に合わせていては、ストレスが溜まる一方ですからね。

重要なのは、仕事の内容や適切な判断であって、他人の顔色を伺うことではありません。

相手の機嫌よりも、自分の機嫌を優先するようにしましょう。

 

➡「他人に嫌われても良い」というくらいの気持ちで接するのが、丁度良いでしょう。

 

 

 

周囲に相談する

自分と相手の立場や状況によっては、振り回されることを回避できないケースもあります。

そして、それが過度なストレスになっているのであれば、周囲に相談するのがベストです。

自分ではどうにもならないケースでは、周囲の人が助けてくれたり、間に入ってくれます。

上司や先輩、同僚が難しければ、人事部に相談するのも良いでしょう。

 

➡仕事で振り回されている理由が、会社や部署の体制であるならば、上司や人事も動いてくれるでしょう。

 

 

 

 

仕事で振り回されるのに疲れた時の解決法

仕事で振り回されるのに疲れた時の対処法をご紹介します。

 

いくら自分の能力を高めたり、工夫したとしても、自分ではどうにもならないケースもありますよね。

そしてストレスや疲労感だけが残ってしまいますよね。

 

そんな、どうにもならない時の解決策は下記のとおりです。

 

・割り切って仕事をする

・部署の異動願いを出す

・転職する

 

割り切って仕事をする

「仕事で振り回されることは仕方がない」と割り切って、仕事を続けるのも一つでしょう。

イライラしてストレスを溜めるよりは「振り回されるのも仕事の内」と考えた方が上手くいくかもしれません。

仕事で振り回されることを受け入れてしまいましょう。

「仕事はお金を稼ぐために必要なこと」と割り切って働いてみれば、疲れたと感じる頻度を減らするはずです。

 

 

部署の異動願いを出す

仕事で振り回される原因が今の仕事内容や人間関係にあるのであれば、異動願いを出してみましょう。

同じ会社であっても、仕事内容や人間関係が変われば、働く環境も大きく変化します。

会社の異動制度を利用したり、上司との評価面談の際に、異動したい旨を伝えるの良いでしょう。

会社が変わるわけではないので、リスクも少なく、環境改善が期待できます。

 

 

 

転職する

会社そのものが嫌になったり、異動して変化が期待できない場合は転職しましょう。

転職であれば、仕事内容を大きく帰ることができますし、人間関係も全てリセットできます。

また、採用内定を獲得できれば、自分のタイミングでいつでも転職できるので、即効性は抜群です。

転職するには、転職サイト(マイナビエージェント)へ登録し、

転職エージェントを活用するのがベストでしょう。

 

 

以上、仕事で振り回されるのに疲れた時の対処法です。

考え方を変えて頑張り続けるか、異動するか、転職するかは、あなたが選択すればOKです。

ただし、異動に関しては会社の都合があるので、必ず異動できるかどうかが分かりません。

また、今の仕事を頑張り続けることもいずれ限界が来るでしょう。

 

そのため、オススメの方法としては、異動願いをだしつつ、転職活動を進めておくことです。

もし、異動が決まればラッキーですし、ストレスが限界に達すれば転職すれば良いのです。

 

いずれも、いつでも行動に移せるように、準備しておくことが重要です。

疲れたと感じるうちは大丈夫ですが、体調をくずしてしまっては大変ですからね。

 

疲れたと感じている内に、転職活動を進めて、いつでも転職できるようにしておけば、安心ですよね。

 

 

仕事で振り回されにくい職種はある?

そもそも、仕事で振り回されにくい職種はあるのでしょうか?

 

個人的には、事務系の職種は他の職種よりも振り回されにくい傾向にあります。

 

特に、以下のようなバックオフィス系の事務職です。

・総務、庶務

・財務、経理

・人事、労務

 

その理由としては、以下のとおりです。

・お客様と直接やり取りをしないから

・やることが決まっているから

・法律や会社のルールを優先させれば良いから

 

 

これは、私自身が人事部という仕事を経験してきたから言えるものでもあります。

 

やはり、営業やIT部門、製造現場などは、お客や他部署との連携が必須になってくる職種です。

ですので、自分たちの都合で仕事を進めたりできないんですよね。

 

一方、上記で挙げた事務職は、ミスが無いようにすれば、自分たちで完結できる仕事内容が多いのです。

もちろん、専門性やスキルが重要にはなってきますが、圧倒的に自分たちのペースで仕事ができるので、

お客や他部署によって、振り回される頻度は少ないですね。

 

 

 

さいごに

以上、仕事で振り回さて疲れた時の対処法について、解説してきました。

 

繰り返しですが、仕事で振り回されるのは、ある程度仕方がありません。

 

振り回されやすい性格や特徴の人は、上記で紹介した工夫を試して改善してみてください。

 

そして、振り回されることを回避するために一番の特効薬は、自分の能力を高めることです。

 

能力やスキルがあれば、振り回されずに自分で仕事をコントロールすることができます。

 

しかし、自分ではどうしようもない時には、環境を変えることもオススメです。

 

仕事で振り回されて疲れた人の参考になれば、幸いです。

 

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。

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