社会人2年目で向いてない仕事を辞めたい時の対処法

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社会人2年目になって仕事が向いていないと感じる人もいるでしょう。

そして、人によっては仕事を辞めたいと思うこともありますよね。

 

社会人2年目になると、仕事の疲れやストレスが蓄積されて苦しい時期でもあります。

また仕事にも慣れて、「仕事が向いていないのでは?」と疑問に思う時期でもありますよね。

 

何も分からないまま頑張り続けた1年目とは違って、2年目になると心境の変化もあるでしょう。

 

そんな人は、以下のような悩みを抱くのではないでしょうか。

・社会人2年目で仕事が向いていないと判断するのは早い?

・社会人2年目で仕事が向いていないから辞めたいのは甘え?

・社会人2年目で仕事が向いていないから辞めたい時の対処法は?

 

1年目は頑張れたけど、2年目以降は頑張れそうにない人のために、上記のような悩みを解説します。

 

私はこれまで人事労務の仕事に携わり、多くの労務相談に関わってきました。

そんな経験から、社会人2年目で向いてない仕事を辞めたい時の対処法を紹介します。

 

 

<私の経歴【2024.1現在】>

・10年以上の人事労務経験

・新卒で東証一部上場希望の人事部に配属 ➡ Uターン転職で地方企業の人事に配属

・採用、転職、退職の相談、実務対応

⇒上記経験から現実的な対策をご紹介します。

 

 

社会人2年目で仕事を辞めたいと思うのは普通のこと

社会人2年目になると、悩みや不安が増えるのは当然です。

 

なぜなら、仕事にも慣れて、現状の環境を冷静に考えることが出来るからです。

社会人1年目だと、必死に頑張るだけで、余計なことを考える余裕がありませんからね。

 

精神的にも時間的にも余裕ができる2年目の方が、

・仕事が向いていないのでは?

・会社を辞めたいけどどうしよう?

といった不安感に襲われるのです。

 

ですので、社会人2年目で仕事を辞めたいと思うことは、甘えでも何でもありません。

社会の厳しさを目の当たりにして、ほとんどの人があなたと同じ気持ちになっています。

 

むしろ、社会人2年目になり仕事が楽しくなっている人の方が少数なので、安心してください。

 

 

実際に私が社会人2年目の時も、仕事が向いていない、会社を辞めたいと毎日思っていました。

1年目は何も分からず、ひたすら頑張り続けましたが、2年目になると、色々と考えてしまうんですよね。

 

 

社会人2年目で仕事が向いてないと判断するのは早い?

社会人2年目で仕事に向いていないと判断するのは早すぎるのでしょうか?

 

結論としては、判断するのが早すぎるわけではありません。

 

一般的には「多少、早いかもしれませんが、非常識ではない」といった感じです。

逆に1年以上働いた上での判断なので、「早すぎることもない」と言えるでしょう。

 

なお、社会人2年目で仕事が向いてないと判断するメリット、デメリットは下記のとおりです。

 

≪メリット≫

・時間を無駄にしないで済む

・我慢し過ぎて消耗することを防げる

・自分のやりたい仕事を見つけられる

・多くの仕事を経験することができる

 

 

≪デメリット≫

・続ければ向いている仕事に変わるかもしれない

・単純にスキル不足なだけかもしれない

・後悔するかもしれない

 

しっかり判断できれば、向いていない仕事を辞めることは非常に有益な判断になります。

一方で、勘違いであったり、判断を誤ると上記のようなデメリットを被るでしょう。

 

そのためにも、

●これ以上ないという程、努力できたか?

●向いている仕事のイメージが出来ているか?

●仕事が向いていない原因や自己分析を行ったか?

といった内容を確認してみましょう。

 

社会人として1年間、十分に頑張ったと思えるなら、仕事を辞めても後悔することはないでしょう。

 

社会人2年目で向いてない仕事を辞めたい時の注意点

社会人2年目で仕事を辞めても大丈夫です。

2年目であっても10人に2人以上は辞めていますし、転職することも十分可能です。

 

ただし、仕事が向いてないことで辞める場合は、いくつかの注意点を守りましょう。

 

適当に決めると後悔しますからね。

 

≪社会人2年目で向いていない仕事を辞めたい時の注意点≫

・どんな仕事が向いているのか、考えておく

・どんな仕事も苦労する認識を持つ

・他人の芝は青く見えることを知る

 

向いていない仕事がある反面、向いている仕事もあるはずです。

苦手なことばかりに着目するのではなく、得意なことや好きな仕事を考えるようにしましょう。

そうすることで、転職した時に同じように悩まなくて済みますからね。

 

また、仕事自体が、ある程度のストレスと労力を要することを認識しましょう。

楽しくて、楽ができる仕事などありません。

苦労しつつも、達成感ややりがいを見つけることが重要です。

 

そして、他人の芝が青くみえてしまう心理も理解しましょう。

自分ごとになれば、どんな仕事も大変です。

一見、平然とこなしている人も、一定の苦労を抱えながら仕事をしているのです。

 

 

社会人2年目で辞めたい時は、「仕事が向いていない」などと簡単に片づけないようにしましょう。

そして、どんな仕事も多少の苦労を要します。

 

それらの認識と覚悟を持ちさえすれば、仕事を辞め、転職しても大きく後悔することはないでしょう。

安易な気持ちと考えで仕事を辞めれば、確実に後悔します。

逆に、真剣に考え、悩んだ末の結論であれば、2年目で辞めてもOKです。

 

 

「社会人2年目で向いてない仕事を辞めたい」がOKな理由

社会人2年目で向いてない仕事を辞めることに不安を感じる人もいるでしょう。

冷静に考え抜いた結論であれば大丈夫です。

その根拠は下記の理由があるからです。

 

2年目で向いてない仕事を辞めてもOKな理由

・いくらでも転職できる

・第二新卒として有利に転職できる

・若い方がやり直しが効く

 

いくらでも転職できる

社会人2年目であれば、まだ若いですし、いくらでも転職できます。

若い人を採用したい企業はいくらでもありますからね。

そして、若ければ若いほど、環境が変わったとしても、対応する体力や能力があります。

また若いうちは、どんな職場でも可愛がられるものですし、周囲に育ててもらえます。

 

昔と違って、人手不足の日本においては、若い労働力は貴重なのです。

 

 

第二新卒として有利に転職できる

新卒から3年目までは、第二新卒として転職活動をすることができます。

新卒の会社で失敗したり、就活をやり直したい人向けの制度です。

普通に転職活動をしている人は、第二新卒枠で採用されることはありませんので、競争相手も少なくなります。

何より、若い人を採用したい企業の重いとマッチしやすくなるので、ミスマッチも防げるでしょう。

 

1社目が向いてない仕事だったとしても、第二新卒としてやり直すことが可能です。

 

 

若い方がやり直しが効く

年を取ってからだと、転職に対してハードルが高くなってしまいます。

求められる能力や経験、スキルが高くなりますからね。

一方で若い人であれば、企業としても求めるものは少なく、プレッシャーに感じることもないでしょう。

ですので、何度失敗してもかまいませんし、いくらでもやり直せばいいのです。

 

失敗を次の経験に活かすことで、失敗を繰り返さないようにすれば良いのです。

 

 

とは言っても、向いてない仕事を辞めることが不安な時は?

向いてない仕事を辞めることに不安を感じることもあるでしょう。

仕事を辞める勇気が出ないなら、以下の考え方をしてみるのが良いでしょう。

・むしろ、1年間はよく頑張った

・夢や目標を達成するイメージを描く

・このまま働き続けると不幸になる

 

仕事を辞めることは、ネガティブなイメージがありますし、傷ついたり、ストレスを感じることも多いでしょう。

しかし、前向きな気持ちで再スタートを切る意思ごあるなら、辞めることをポジティブに捉えることも必要です。

 

モヤモヤしたまま、貴重な若い時期をやりたくない仕事、向いてない仕事に費やすのはもったいないですからね。

 

社会人2年目が向いている仕事を探す方法

では、社会人2年目の人が向いている仕事を探す方法を紹介します。

 

まず、以下の内容を意識して行動しましょう。

・1年目の経験をしっかり分析する ➡ 失敗を活かして自己分析する

・他人の意見や考えを参考にする ➡ 自分一人だけでは決めない

・良い話も悪い話も両方聞くようにする ➡ メリット、デメリットの両面を受け入れよう

 

あなたの長所や短所が分かり、向いている職種や向いてない仕事を理解することから始めます。

そして、必ず他人の意見を参考にして客観的に判断しましょう。

どんな仕事にもデメリットがありますし、期待し過ぎてミスマッチになることを防ぐことも大事です。

 

 

向いてない仕事、向いている仕事が分かり、あなた自身のマインドセットが完了したら、具体的な行動に移ります。

 

具体的な行動については、以下の方法があります。

・転職サイトを使って自分て見つける

・転職エージェントで紹介してもらう

・適職診断を使って、自分に合う仕事を探してみる

 

転職するには、転職サイトや転職エージェントを利用するのが一般的です。

それぞれの強みは上記の通りですね。

 

転職活動するのもアリですし、適正診断などを受けてから、転職先を探すのもアリですね!!

 

在職中の強みは、転職活動を焦らずに進めることです。

 

失敗してもいくらでもリトライできるので、じっくり、ゆっくり、焦らずに向いている仕事を探してみるのが良いでしょう。

 

さいごに

以上、社会人2年目で向いてない仕事を辞めたい時の対処法を紹介しました。

 

結論としては、社会人2年目でも、

・仕事が向いてないと判断してもOK

・辞めたいなら辞めてもOK

といった感じです。

 

もちろん、向いている仕事と向いてない仕事の分析や転職先の確保などは必要です。

今の仕事が嫌だから、感情的になって辞めるのは避けた方がいいですね。

 

しっかり考えた上で会社を辞めることは、誰もが経験していることですし、

社会人2年目なら、いくらでもやり直すことができます。

 

むしろ、嫌な仕事を1年以上は続けれられたことに、自信を持っても良いでしょう。

 

大事なのは、これからどうしていくかですよね。

現状の不満や不安を解消し、今後のためにあなたが向いている仕事にチャレンジしていくことが重要でしょう。

 

会社を辞めることや転職することはネガティブなことではありません。

人生を豊かにし、より良い働き方を実現するための、前向きな行動です。

 

社会人2年目で向いてない仕事を辞めたいと思っているなら、行動してみましょう。

何も変わらない状況を我慢し続けるよりも、行動し、足掻き続けることで開ける道もありますからね。

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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