パワハラ上司を辞めさせたい時の対処法

仕事の悩み・その他
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上司のパワハラに苦しんでいる人も多いでしょう。

 

忍耐力のある人でもいずれ我慢の限界は訪れます。

 

そんな時、パワハラ上司を辞めさせたいと考えている人も多いのではないでしょうか?

会社に訴えて上司を退職に追い込むことができれば、この辛さから解放されますからね。

 

私はこれまで人事部の仕事を通じて様々な労務トラブルに携わってきました。

そんな経験から、パワハラ上司を辞めさせたい時の対処法などを紹介します。

 

この記事では以下の悩みを抱えている人の参考になれば幸いです。

・パワハラ上司を辞めさせたい

・パワハラ上司を辞めさせる以外の対処法を知りたい

・上司を辞めさせたい気持ちで冷静に判断できない

 

パワハラ上司を辞めさせるのは可能?

結論から言えば、パワハラ上司を辞めさせることはかなり難しいのが現実です。

 

なぜなら、社員を解雇するにはハードルがかなり高いからです。

 

仮にパワハラが認定されたとしても、その人が確実に会社をクビになるわけではありませんからね。

 

しかし、会社がクビにするのは難しくても、本人から自主的に退職を申しでるケースはあるでしょう。

 

パワハラ上司を辞めさせたいと思っても、真っ当な方法では難しいですが、

上司本人が自主的に会社を辞めるよう、仕向けることは可能です。

 

実質、パワハラが問題になり、会社での居場所がなくなって会社を辞める人は一定数いますからね。

 

上司を辞めさせたいと思っている人は多いでしょうが、上司だけでなく

会社を辞めさせるという行為自体、かなり難しいことを理解しておきましょう。

 

パワハラ上司を辞めさせたい時の対処法

パワハラ上司を辞めさせたいなら、上司自ら会社を辞めるように、追い込むことが必要です。

 

そのための最善の方法を紹介します。

・上司の言動を証拠として残しておく
➡パワハラを訴える時の証拠になります

・人事部にパワハラを相談する
➡パワハラで苦しんでいることを伝えましょう

・同僚と協力して上司を孤立させる
➡上司の居場所を奪ってしまいましょう

 

パワハラ上司を辞めさせたいなら、まずはパワハラの証拠を集めましょう。

動画や録音で残しておくとことが難しければ、行動内容を文書で記録しておくことも良いでしょう。

もしくは、あえてメールでやりとりをしておくことで、記録が残るようにしておくのも一つの方法です。

 

その上で、人事部や経営層にパワハラを訴えて、上司を追い詰めましょう。

決定的なハラスメントが認められたり、明らかな違反行為があれば、会社としても厳格な処分をくだします。

 

その処分に納得がいかなかったり、受け入れられずに上司が自主的に退職するケースもあるでしょう。

 

また、周囲の人と協力して上司を孤立させることで、会社に居場所をなくす方法も有効です。

メンタルの強い上司や、超鈍感な上司でなければ、一定の効果はあるでしょう。

 

パワハラ上司を異動させることも視野にいれるべき

実際のところ、上司があなたの望み通りに会社を辞めてくれる可能性は低いのが現実です。

 

そこで、他部署へ異動させることも視野に入れておくとよいでしょう。

 

社員同士でトラブルが生じたり、問題行動があった場合は、

会社として配置転換で解決に乗り出すケースが多々あります。

 

パワハラ上司が異動して新たな被害者か出てしまう可能性もありますが、あなたの安全は確保されます。

 

具体的には、上司を辞めさせたい時の方法と同じで、問題行為を人事部や経営層に相談しましょう。

 

部署異動の場合、退職よりもハードルが低いため、現実的な解決法として期待できます。

 

理想はパワハラ上司を辞めさせることですが、現実的には異動させることで十分と思っておきましょう。

 

上司を異動させるためには、以下の要素が重要です。

・明らかに上司の問題行動が目立つ

・あなたが優秀で仕事ができる

・経営層や人事部の人の評価を上げておく

 

上司を異動させて、あなたを残す選択を会社に取ってもらうことが重要です。

社内での評価を上げて、パワハラ上司をここぞという時に追い詰めましょう。

 

なお、上司のパワハラが問題行動として認定された場合、以下の処置が取られる傾向にあります。

・他部署へ異動させる

・降格させて、管理職でなくなる

・「次はない」ことを伝え、厳重注意とする

 

会社の対応として、上記のような処置をくだす傾向が多いです、

上司を辞めさせたい時、辞めさせること以外にも方法があることを知ってください。

 

 

パワハラ上司に悩んだ時の対処法

とはいえ、退職や異動させるよう仕向けても、実現しない可能性は十分にあります。

 

もしくは、そんな行動をする気力すらないほど、ストレスで追い込まれている人もいるでしょう。

 

そんな時は以下の対処法を試してください。

・人事部に助けを求める
➡あなたが異動できるように配慮してもらいましょう

・労働基準監督者等に相談する
➡会社が適正に対応してくれないなら公的機関を頼りましょう

・周囲の人に相談し、協力体制を敷く
➡1人で考え込まず、悩みを共有しましょう

・転職し、再スタートする
➡パワハラ上司の会社を見限り人生を、再スタートさせましょう

 

最も回避すべきなのは、体調不良などで体を壊すことです。

アホな上司のせいで、あなたの人生が狂わされてしまってはもったいないですからね。

 

そのためには、上司を辞めさせたい気持ちに固執せず、あなたの身を守る方法を考えましょう。

 

上司を辞めさせたい気持ちもわかりますし、そのために行動できるのは素晴らしい行動力の持ち主です。

 

しかし、トラブルは避けたいのであれば、上司の感情を逆撫でするのは避けましょう。

 

多少のリスクはありますが、転職先を確保して静かに会社を辞める方が、傷つかずに済みますからね。

 

パワハラ上司の相手をするだけ時間の無駄

パワハラをする上司は基本無能ですし、精神的にも不安定な人が多いです。

パワハラまでいかなくても、嫌がらせや理不尽な対応を、わざとする上司は人としても幼稚です。

 

そんな上司を相手にするだけ時間と労力の無駄というのが私の考えです。

 

相手の性格を変えようとすることは、本当に難しいですし、無駄な労力に終わってしまう確率の方が高いです。

 

そして、上司に仕返しをしようとしたり、上司を辞めさせたい気持ちも十分理解できます。

しかし冷静に考えれば、そんな上司のために、あなたの労力や時間を費やすのは非常に無駄です。

 

もし、今の会社に固執する理由がなければ、自らさっさと他の会社へ転職した方が、効率的でしょう。

同業種、同職種で仕事を探せばいくらでも同じ仕事に転職できます。

 

パワハラ上司を辞めさせたい気持ちは分かりますが、あなた自身は冷静な対応をすべきです。

 

もちろん、ハラスメントに対して毅然とした対応をすべきですし、しかるべき行動をすればOKです。

しかし、それが原因でトラブルになったり、余計にパワハラが酷くなるなら、さっさと転職しましょう。

 

トラブルを生む人からは、物理的に離れるのが最良の解決策だと思います。

 

まとめ

以上、パワハラ上司を辞めさせたい時の対処法について紹介しました。

 

なお、パワハラをするような上司を管理職に配置し続けている会社にも問題があります。

 

もちろん、何もかもあなたの思う通りに改善することは難しいです。

 

しかし、明らかな問題行動を起こす上司に対して、何の対応もしない会社であれば、

会社を離れることも検討した方が良いでしょう。

 

無駄に上司や会社と戦う必要はありません。

 

繰り返しになりますが、パワハラ上司を辞めさせたいなら、上司自ら退職するようし向ける方が効果的です。

よっぽどの事情がない限り、会社は社員を解雇できませんからね。

そのためには、普段からパワハラの証拠を集めつつ、あなた自身の評価や信用を高めておきましょう。

そして時期を見て、人事部や経営層に相談しましょう。

 

また、上司を辞めさせること以外に、配置転換や、管理職からの降格なども視野に入れておきましょう。

 

その上で重要なことは、上司に仕返しすることではなく、あなたが幸せになることです。

上司を辞めさせたいという気持ちに振り回されず、あなた自身が転職したり異動することの方が現実的です。

 

冷静な視点でメリットある選択をとってください。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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