フルリモートの会社に転職したい時の注意点や対処法(在宅勤務)

転職活動・転職したい
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フルリモートの会社に転職したいと考えている人もいるでしょう。

 

毎日、通勤をして同じ職場で働くことに嫌気がさしている場合、フルリモートは魅力に感じますよね。

誰もが一度はフルリモートの会社に憧れを抱いき、転職したいと考えたことがあるでしょう。

そんな人は以下の悩みや疑問を抱えているのではないでしょうか?

・通勤したり、同じ職場で同じ人達と顔を合わせるのが嫌

・フルリモートの会社に転職したいけど、リスクはある?

・フルリモートの会社に転職したい場合、どうすれば良い?

 

実際に、フルリモートで働ける職場は存在しています。

もしくは週1回の出社であとはリモートワークでOKな職場も多いです。

 

しかし、フルリモートで働くにも注意点があります。

単純にフルリモートの会社へ転職することが正解なわけではありません。

 

私はこれまで人事部の仕事を10年以上経験し、様々な働き方や労働環境を目にしてきました。

そんな経験からフルリモートの会社へ転職したい時の注意点などの紹介します。

 

 

フルリモートの会社へ転職したい理由を整理しよう

まず、なぜフルリモートの会社へ転職したい場合、転職したい理由を整理しましょう。

 

おそらく下記のような理由が、きっかけだと思います。

 

<フルリモートの会社へ転職したい理由例>

・通勤する時間がもったいない、満員電車に乗りたくない

・郊外に引越したり、地方に移住したい

・家族や家にいる時間を大切にしたい

・生産性を上げて効率的に仕事がしたい

・職場での無駄なコミュニケーションが苦手

 

上記は一例ですが、おそらく、通勤時間をなくして生産性を向上させたり、ワークライフバランスを充実させたいという人が多いのではないでしょうか。

 

フルリモートの会社へ転職する際に、単純に「リモートワークの仕事がしたい」ではなく、なぜリモートワークがしたいのか、しっかりと理由を整理しておきましょう。

 

「仕事が楽そう」とか、「会社に行かなくて良いから」といった曖昧で甘い考えで転職するのはNGです。

 

フルリモートワークでしか成し遂げられない、あなたの目的や人生プランがあるはずなので、その理由を整理して、面接などで伝えられるようにしておきましょう。

 

 

フルリモートの会社へ転職したい➡向いている人の特徴

なお、フルリモートの仕事が向いている人とそうでない人がいます。

 

リモートワークが向いていれば、フルリモートの会社へ転職するのは賛成ですが、向いてなければ考え直すべきです。

リモートワークが向いている人は下記のとおりです。

逆に当てはまらなければ、考え直したほうが良いかもしれませんね。

・自宅にリモートワークの環境が整っている

・孤独でも平気な人

・自分で調べたり、確認して能動的に動ける人

・自己管理が徹底できる人

・仕事の切り替えができる人

 

 

 

自宅にリモートワークの環境が整っている

自宅でリモートワークの環境が整っていなければ、在宅勤務は難しいでしょう。

 

PCやネット環境はもちろんですが、職場と同程度に仕事が出来る環境も重要です。

家族と同居している場合は、あなた一人で集中できる環境も必要です。

 

普段から家で仕事をしたり、作業に慣れている人は大丈夫でしょう。

リモートワーク初心者の人が、いきなりフルリモートの会社へ転職するのはハードルが高いですからね。

 

 

孤独でも平気な人

フルリモートでの仕事になれば、誰とも合わずに仕事をすることになります。

 

むしろ孤独に一人で仕事をしている方が向いている人には合っているでしょう。

しかし、同僚や先輩とコミュニケーションを図って楽しくやりたい人には向かないでしょう。

 

少なくとも、寂しさや孤独感を感じてしまうので、1人で仕事をするのが不安になる人は向いていないです。

 

孤独に一人で仕事をする方が、集中力が増す人が、他人がいる方が気が散るという人はリモートワークにも向いていますね。

 

 

 

 

自分で調べたり、確認して能動的に動ける人

リモートワークでは、自分で調べたり、自ら能動的に動く能力が必要になります。

 

職場では周囲に確認したり、教えてもらうこともできますが、自宅であれば難しいですよね。

自分で調べたり、確認したり、もしくはメールや電話で確認しながら進める必要があります。

手取り足取り教えてもらうことを望んでいる人には向いていないでしょう。

 

また、リモートワークの場合、仕事の進捗具合やペースも自分次第です。

受け身ではなく、能動的かつ積極的に動けないと、リモートワークで仕事を完結するのは難しいでしょう。

 

 

 

自己管理が徹底できる人

リモートワークの場合、仕事の裁量やスケジューリングはあなた自身が決められます。

 

仕事が進んでいれば、最悪、サボっていても、バレることはありません。

ですので、自己管理できない人や、他人に依存している人は、厳しいでしょう。

 

自ら計画を立てて、仕事を進められる人はリモートワークにも向いています。

家で仕事をすると、どうしてもダラダラしてしまいます。

しっかり自己管理して自分を律することができる人であれば問題ありません。

 

 

仕事の切り替えができる人

基本的に家で仕事をすることになります。

 

そのため、プライベートと仕事の切り替えがうまくできないと、ストレスに感じることもあるでしょう。

家にいるのに、仕事のことが気になることもあります。

逆に、仕事なのに、家にいることで集中できないケースもあるでしょう。

 

家でリモートワークをしながらも、勤務時間とそれ以外の時間をしっかり切り替えて、気持ちをリセットできる人は向いているでしょう。

 

ダラダラ仕事をしてしまったり、ダラダラ遊んでしまう人はリモートワークに向いていません。

 

 

フルリモートの会社へ転職したい時の注意点

フルリモートの会社へ転職したい場合、注意すべきことがあります。

 

何も考えず、単にリモートワークできる会社へ転職しようとすると後悔することがありますからね。

 

転職したいなら、下記の点に注意しましょう。

・途中でフルリモートではなくなる可能性もある

・フルリモートの仕事も大変

・フルリモートが向いていない人もいる

 

途中でフルリモートではなくなる可能性もある

転職した際はフルリモートであっても、しばらくたってからリモートワークが解除される可能性もあります。

 

会社の経営状況や経営方針の転換によって、フルリモートワークではなくなることもあります。

あくまでも会社で働く以上、リモートワークが保障されるわけではありません。

経営陣や上司の指示によっては出社が基本となる可能性もありますね。

 

契約条件や勤務条件でフルリモートワークが保障されていたり、職制上、リモートワークが続けられそうな職場に転職するよう、注意しましょう。

 

求人票にフルリモートワークが掲載されているからといって、安易に応募するのは危険です。

しっかり確認するとともに、面接時に詳細を確認しておきましょう。

 

 

フルリモートの仕事も大変

リモートワークの仕事だからといって楽という認識は誤りです。

 

確かに通勤をしなくて良くなるので、生産性は向上するでしょう。

しかし、仕事の成果はしっかり出さなければなりません。

それにリモートワークに慣れていない人は仕事に手間取ったり、遅くなってしまうので、むしろ大変に感じるケースもあるでしょう。

 

上司や同僚とのコミュニケーションも難しいと感じる場合があるので、決して楽な仕事と考えないようにしましょう。

 

 

 

フルリモートが向いていない人もいる

上記で紹介したように、リモートワークが向いていない人もいます。

 

向いている人は、生産性が向上し、ワークライフバランスが充実するなど、良いことづくめですが、向いていない人がフルリモートの仕事をすると、辛い現実が待っているでしょう。

 

自己管理が徹底できて、孤独な状況であっても仕事ができる人は良いでしょう。

しかしそうでない人は、職場に行って仕事をする方が無難ではあります。

 

また、スキルや専門性を何も持っていない人がフルリモートで仕事をするのも危険です。

スキルや経験を学ぶためには、リモートワークよりも、実際に職場で先輩や上司から指導してもらった方が良いですからね。

 

 

 

フルリモートに向いている職種

では、フルリモートに向いている職種を紹介します。

 

下記で紹介する職種は比較的リモートワークに向いているので、転職活動の参考にしてください。

・事務職

・ITエンジニア

・Webデザイナー

 

事務職

事務職であれば、自宅でも仕事を進めることができます。

 

経理や総務、人事などの職種であれば、事務処理がメインの仕事になるりますからね。

仕事内容によっては、たまに出社する必要もあるでしょうが、仕事内容を在宅勤務に合わせれば、事務職はリモートワークのしやすい職種です。

 

未経験からでも、事務職への転職はできますし、誰でもできる職種なのでオススメです。

 

 

ITエンジニア

プログラミングの需要は年々高まっています。

 

ITエンジニアであれば、PCさえあれば、職場を問わず仕事が完結することができます。

スキルを要する仕事ですが、プログラミングを経験したことがある人には、持ってこいの職種でしょう。

 

未経験の人でも、プログラミングスクールなどでスキルや経験を積むことができるので、オススメです。

 

 

Webデザイナー

こちらの職種もPCさえあれば、職場を問わず仕事ができます。

 

打ち合わせもリモートでできますし、Webデザインの経験や興味がある人には向いているでしょう。

1人で黙々と仕事をしたい人や、集中できる人にはオススメです。

 

エンジニア同様、スキルや経験があれば誰でもできるので、興味がある人はチャレンジしてみましょう。

 

 

フルリモートの会社に転職したいなら、甘い言葉に注意しよう

フルリモートの会社に転職したいのは、良いことだと思います。

 

昔に比べて、働き方も多様化して、職場の在り方も柔軟化されてきました。

リモートワークで働くことに抵抗がなければ、スキルや経験を活かせますし、仕事の生産性も向上させることができるでしょう。

 

ただし、これから転職を検討している人に、注意してほしいことがあります。

それは、甘い考えでフルリモートの会社へ転職しないことです。

 

フルリモートの会社へ転職したい場合、リモートワークは仕事が楽なのでは?家でダラダラできるのでは?といった考えは捨てましょう。

仕事は仕事ですし、やらなければならない仕事の量や質は家も職場も一緒です。

 

むしろ、フルリモートの仕事が向いていない人がリモートワークをしてしまうと、仕事に集中できず、後悔するケースもあります。

 

そのためにも、求人募集の内容や、面接での甘い言葉に騙されないようにしましょう。

リモートワーク=楽という考えは捨てるべきです。

 

フルリモートの会社へ転職したいなら、リモートワークをしたい理由や明確な目標を整理しておきましょう。

 

 

さいごに

以上、フルリモートの会社へ転職したい時の対処法を紹介しました。

 

フルリモートの会社へ転職したいと考えるのは素晴らしいことだと思います。

 

ただし、フルリモートの会社へ転職することが向いている人と向いてない人がいます。

もし、リモートワークの会社へ転職するなら、転職理由を明確に整理すべきです。

 

そして、上記で紹介したような注意点を守って、転職活動を進めましょう。

リモートワークを実現し、上手く働くことが出来れば、生産性も上がりますし、通勤時間が短縮できるので、ワークライフバランスも充実するでしょう。

 

リモートワークの会社へ転職したいなら、しっかり準備をすれば大丈夫です。

ぜひ、後悔のない転職を実現させましょう。

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。

 

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