大手企業に転職するのが羨ましい時に確認すべきこと!

転職活動・転職したい
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大手企業で働いている人に憧れを抱くことはありますよね。

 

また、大手企業へ転職する人を羨ましいと思うのも当然です。

 

社会的なステータスや、福利厚生の向上など、夢が膨らむ期待をしてしまいますよね。

 

しかし、大手で働くことは必ずしも幸せであるとは限りません。

 

私は新卒で東証一部上場の企業へ就職し、その後、中規模の会社へと転職しました。

また、人事の仕事を10年以上続けています。

 

そんな経験から、大手に転職することを羨ましいと感じる人に、

大手企業の実態や転職すべきかどうかについて、アドバイスしたいと思います。

 

大手企業に転職するメリットとデメリット

大手企業が羨ましいと感じるのは当然です。

 

しかし、羨ましいと感じるのは大手への期待感が高過ぎることを自覚しましょう。

 

もちろん、大企業にしかない魅力はたくさんありますが、デメリットもあるのです。

 

大手のメリットとデメリットをそれぞれ理解しましょう。

 

大手企業へ転職するメリット

・福利厚生や待遇の向上が期待できる

➡︎給与のアップや休日の増加が期待できる

➡︎病気になった時に、休職制度や保険などが充実している

 

・社会的なステータスが向上する

➡︎社会的信用が高く、ローンを組みやすくなる

➡︎周囲の人から評価され、一目置かれる

 

・すぐに潰れることはない

➡︎経営的に安定しており、倒産したり解雇される心配がない

➡︎社員の生活が一定以上保障されている

 

・転職する際に有利になる

➡︎大手在籍で転職活動すると、かなり有利になります

➡︎転職に失敗した時のリスク回避にもなります

 

・専門的な仕事に携われる

➡︎大手の業務は業務範囲が狭い分、深いところまで経験できます

➡︎専門性やスキルの向上にはうってつけです

 

 

大手企業へ転職するデメリット

・競争やノルマが厳しい

➡︎結果を求められることが多くプレッシャーやストレスは増える

➡︎出世競争は激しく、政治的な駆け引きも必要

 

・仕事の範囲が限定的

➡︎業務が細分化されているので、幅広く経験できない

➡︎色んな仕事を経験したい人にとっては物足りない

 

・自分の意見や考えを反映させにくい

➡︎社内のルールや組織的な決定が重視される

➡︎変えたいことがあっても、一社員の意見は通らないことが普通

 

・大手企業独特の習慣や文化に苦労する

➡︎昔ながらの考えや文化を大切にしている

➡︎謎の習慣やルールに馴染めないこともある

 

・新卒で入社した人が多く、中途採用者は肩身が狭い

➡︎新卒メインの企業であれば、中途採用者は馴染むのに時間がかかる

➡︎中途採用者は、新卒の人間関係や繋がりを持てない

 

 

 

大手企業だからといって、メリットばかりではありません。

上記のように、デメリットもありますし、中小企業の方が魅力に感じることもたくさんあるでしょう。

 

 

大手企業への転職が幸せに繋がるわけではない

大手への転職が羨ましいのは確かですが、必ずしも大手で働くことが幸せとは限りません。

 

上記でも紹介したようにデメリットもあるからです。

てばなぜ、大手が羨ましいと感じてしまうんでしょうか?

 

それは下記の理由があるからです。

・大手であれば間違いないという安易な考え

・エリート=大手という固定概念

・メディアやネットの影響

 

確率的に言えば、名前も知らない会社よりも上場しているような有名企業の方が、安心感がありますよね。

親や友達も、きっととりあえず大手であれば安心という感覚でしょう。

 

しかし大手と中小企業の両方で働いた人の意見であれば納得できますが、

大抵の人はどちらかしか経験がありません。

 

両方経験した私から言えば、正直、大手だからと言って幸せになるなんて、ただの幻想です。

別に大手であっても、中小企業であっても、何も変わりません。

 

もちろん、会社によって仕事内容や福利厚生、文化などは大きく異なります。

 

しかし、それは大手と中小企業だから異なるわけではなく、それぞれの会社ごとに違うのです。

 

もし、大手企業への転職か羨ましいと感じているだけであれば、冷静に考えた方がいいでしょう。

 

少なくとも、「大手=幸せ」という考えは捨てた方が良いですね。

 

その上で、本当に転職したいのかどうかを考えるべきです。

 

大手企業への転職が羨ましい時の対処法

大手企業への転職が羨ましい時に、転職すべきかとうか迷うと思います。

 

憧れや羨ましい気持ちはあるものの、本当に転職して良いのか不安になりますよね。

 

そこで、下記に当てはまるような人は転職を前向きに進めて良いでしょう。

<大手企業が羨ましいと感じて、転職しても良い人>

・仕事へのやる気や、向上心が強い人

・ブラック企業から脱却したい人

・大手企業でやりたいことがある人

 

仕事や自分のキャリアプランに対して前向きな人は、大手企業へ転職しても大丈夫です。

もしくは、今の会社の体質がブラック過ぎる場合にも大丈夫でしょう。

ブラック企業ほど、職場環境が悪い大手企業はかなり少ないですからね。

 

大手企業への幻想を抱かず、現実的な目標やプランを抱ける人は、大手企業への転職が羨ましいと感じた時に、

行動するのは正解だと思います。

 

 

 

むしろ以下のような人は転職を踏みとどまるのが賢明だと思います。

<大手企業が羨ましいと感じても、転職しない方が良い人>

・とりあえず大手企業に安心感を感じている人

・仕事に消極的な人

・羨ましさや憧れが先行している人

 

働くことに対してネガティブな考えをしている人は、大手企業へ転職しても失敗するでしょう。

大手企業はホワイト企業も多いですし、職場環境もかなり整備されているのは確かです。

しかし、楽が出来るわけではありませんし、努力や苦労は必要です。

 

何となく大手企業が羨ましいと感じている人は、安易に大手企業への転職に夢を抱かない方がいいでしょう。

 

 

大手企業への転職を実現する方法

では、実際に大手企業への転職を実現させる方法をご紹介します。

 

大手企業で働くことに羨ましさを感じ、実際に転職する人はたくさんいます。

 

大手企業に入社するのは難しい反面、従業員も多いため、中途入社する人もたくさんいるのです。

 

具体的な方法は下記のとおりです。

・転職サイトに登録する

・転職エージェントに相談しながら転職を進める

・経験で培った長所をアピールポイントにして転職活動する

 

 

・転職サイトに登録する

まずはじめにやるべきことは、転職サイトに登録することです。

転職サイトに登録することで、求人を出している企業を閲覧したり、エントリーすることができます。

また、転職サイト経由でれば面接日時の調整や企業への確認事項をエージェントが代わりにやってくれるので、

時間や負担も省略することができるので、オススメです。

基本的には無料なので、とりあえず登録しておきましょう。

 

 

転職エージェントに相談しながら転職活動を進める

転職サイトに登録すると、転職エージェントを活用することができます。

エージェントには、転職の相談や、あなたにマッチした企業を紹介してくれるなど、

大手企業へ転職するには欠かせないツールになっています。

また面接時のテクニックや攻略法などもアドバイスしてくれるので、ぜひ活用してみてください。

 

 

 

経験で培った長所をアピールポイントにして転職活動する

これまで培ってきたノウハウやスキルを武器に、転職活動ではアピールしていきましょう。

やはり大手企業としても、即戦力の人材を採用したい気持ちが当然あります。

これまで経験してきた業務スキルが活かせる企業や部署を中心に、

転職活動を進めるのが、大手企業へ転職する最短の道のりだと思います。

 

 

 

 

さいごに

以上、大手企業に転職するのが羨ましい時に確認すべきことについて、ご紹介しました。

 

大手企業が羨ましいと感じるのは、仕方のないことです。

 

実際に、給与や働き方などが恵まれているケースが多いからです。

 

しかし、一方で求められる仕事のレベルが高かったり、期待以上の好待遇ではないことを認識しましょう。

 

冷静に、大手企業で働くメリットを見出した人のみが、転職活動への行動にうつすべきです。

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございます。

 

 

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