転職したいのに、自信が持てずに求人へ応募する自身がないことに悩んでいる人はいませんか?
せっかく良い求人を見つけたのに、自信が持てなかったり、恐れ多くて応募できないケースもあるでしょう。
しかし、働かなければ生きていけません。
また適当に応募して、ブラック企業に入社することになってしまうのも最悪です。
転職活動において、自信が持てなかったり、良い求人に躊躇してしまう時の対処法を紹介しようと思います。
私はこれまで人事部の仕事を10年以上経験し、様々な採用業務に携わってきました。
そんな経験から、求人に応募する自身がない時の対処法を紹介します。
この記事では以下のような人に参考になれば幸いです。
・転職活動に自身が持てない人
・良い求人が見つかっても躊躇してしまう人
・前職での失敗がトラウマになって、転職するのが恐い人
転職活動で求人応募に自信がない原因
まずは、求人に応募する自信が持てない時の原因を紹介します。
主に、以下のようなことが原因になって、悩んでいるのではないでしょうか。
・キャリア、経歴、スキルに自信がない
➡成功体験もなく、専門性や特別な能力がないことにコンプレックスを抱いている
・前職でミスばかり起こして働くことに自信がない
➡前職での失敗体験が原因で自信が持てない
・期待に応えられる自信がない
➡入社後に失望されたり、がっかりされるのが恐いと感じてしまう
・面接を突破できる自信がない
➡応募しても落とされたり、嫌な思いをすると考えてしまう
・入社しても周囲の人に付いていける自信がない
➡能力に自信がなく、競争に勝てる自信がない
・「どうせ上手くいかない」とマイナス思考になっている
➡必要以上にネガティブ思考になっている
特に多いのは、特別な能力がないことや、過去の失敗を引きずってしまっているケースです。
他人に誇れるものが無いことをコンプレックスに感じてしまっているんですよね。
転職しても「同じ失敗をするのでは?」と考えて、求人に応募することを躊躇してしまうんですよね。
上記をまとめると、以下の要素が主な原因になると思います。
・能力やスキルがない
・上手くいく自信を持てない
・失敗して責められるのが恐い
失敗した経験がある人や、ネガティブな性格の人は、必要以上に自信を失っているでしょう。
そんな人に紹介したい解決策は次の項で紹介します。
転職活動で求人応募に自信がない時の解決策
では、求人応募に自信が持てない時の解決策を紹介します。
転職活動を一歩でも前に進めるための、工夫や考え方です。
・高望しすぎず、身の丈に合った会社に応募してみる
➡超大手企業は当然、競争率が高いです。あなたに合った会社を見つけて応募しましょう。
・面接では、嘘をつかずにありのままの自分を話す
➡嘘を付いて入社しても後で苦しくなるだけです。自信がない部分も含めて面接で伝えましょう。
・他人と比較しないようにする
➡優秀な人と比較しても自信を喪失するだけです。あなたが成長できているかが重要です。
・転職エージェントを利用する
➡第三者の手を借りるなら、転職エージェントにアドバイスや対策を施してもらうのばベストです。
応募する際は、能力、性格ともに、あなたに合った会社を選ぶ必要があります。
身の丈の合っていない求人に応募しても落ちますし、入社できても、失敗して、余計に自信を失うだけです。
また、自分を飾ったり、他人と比較する必要もありません。
今持っているあなたの能力や長所を、そのまま伝える方が、転職活動が上手くいきます。
偽ったままだと、コンプレックスを克服できず、自信が低いままになりますからね。
そして、あなた一人で対策することに限界を感じるなら、転職エージェントの活用がベストです。
求人選びや、面接の対策などをアシストしてくれます。
転職活動の悩みなども、相談にのってくれるので、背中を押してくれる存在としてもオススメです。
色々試したのに自信がない時の考え方
とは言っても上記のような工夫をしても、求人応募への自信がない人もいるでしょう。
自己啓発本を読んだり、他人に相談したり、考え方を変えようとしてみても、ダメな時はダメです。
そんな時は、以下のようなことを意識してみてください。
・自分に合った会社を見つけるべき
➡大企業、中小企業問わず、あなたに適した会社があずはずです
・前職で失敗した原因は、あなたが50%、職場環境が50%と考えよう
➡あなたが100%悪いことはありません。逆に少しは原因があるので、改善すればOKです。
・どんな良い会社でも、ダメ社員は存在する
➡あなた以上に自信を失うべきダメ社員が存在することを認識しましょう
・自信を持って転職活動している人はほとんどいない
➡日本人の多くは自信がない人ばかりです。
・自信が持てないのはあなたの長所でもある
➡自信がないということは、リスク回避能力が高いことでもあります。
求人応募への自信がどうしても持てない時は、肩の力を抜いてみるのも重要です。
視野を広げ、考え方に柔軟性を持てるようにしましょう。
ある意味、開き直ることができれば、前に進むこともできます。
求人応募に自信がないことすら、長所になると考えましょう。
そして、あなた以上に、能力がない人や、自信を持てない人達がいることを認識しましょう。
あなたより出来る人ではなく、あなたより出来ない人を意識することで、少しは自信が持てるようになります。
また、次の項で紹介する、経営者や採用担当者の本音も参考にしてみてください。
求人応募者に対する採用担当者の本音
では、採用担当者が求人応募者に対して、どのような印象や思いを抱いているのか、紹介します。
私はこれまで人事の仕事を通じて採用業務に携わってきました。
そんな経験から、採用担当者の本音を紹介します。
・人手不足で、猫の手でも借りたい
➡トラブルを起こすようなヤバイ人でなければ、とりあえず会社は多い
・面接では表面的な部分しか分からない
➡面接では印象が大事。深くは分からないので、考えすぎる必要はない
・自社の雰囲気や仕事内容に合った人を採用したい
➡特殊な能力やスキルよりも、人間性や考え方が重視される
会社にもよりますが、あなたが考えている程、転職活動は能力主義ではありません。
また、人手不足の昨今、会社も贅沢を言ってられない状況です。
能力がなくても、育てれば良いと考えています。
余程のトラブルメーカーでない限り、自信を失う必要はありません。
会社によっては自信を持ち過ぎている人よりも、自信がない慎重な人を好むケースもあるでしょう。
社風や仕事内容、人間関係などのバランスに応じて変わります。
求人応募に自信が持てない人に言いたいのは、「採用したい人の特徴は会社それぞれ」ということです。
ですので、自信は無くしても、絶望する必要はありません。
あなたに合った会社が必ず見つかるはずです。
求人応募に自信がなくても転職活動は成功する
求人応募に自信が持てない人はあなた以外にも、たくさん存在します。
しかし、そんな人達でも転職活動は成功しています。
実際、私も転職経験者で、転職活動中は全く自信を持てませんでしたが、行動し続けたら、成功しました。
何が言いたいかと言うと、「求人応募に自信が持てなくても、転職活動は成功する」ということです。
理由は下記のとおりです。
・「自信がある」=「転職に成功する」わけではないから
➡自信があるだけで、中身が無い人は多い
・面接官は、自信がない人であっても評価するから
➡自信がない人にも長所はある
・行動する回数が多ければ、転職の成功確率が上がるから
➡応募する会社数を増やしたり、自分磨きを続けることで転職の成功確率は向上する
もちろん、自信があった方が、転職活動は成功しやすいでしょう。
しかし、自信がなくても転職はできるものなのです。
逆に、自信しかない人は、転職で成功しません。
一般的に、「自信がある人」の方が「自信がない人」よりも評価されるイメージがあるかもしれません。
しかし、根拠のない自信は全く、評価に値しません。
であれば、謙虚で真面目な人の方が、会社としても採用したいと思うのは当然ですよね。
会社の採用計画にもよりますが、自信がなくても転職できる会社は山のように多く存在しています。
さいごに
以上、転職活動で求人応募に自信がない時の対処法について解説しました。
求人応募に自信が持てないのは多くの人が抱えている問題です。
個人的には、自信が持てなくても躊躇することなく、行動することをオススメします。
超大手企業であったり、倍率の高い会社は別ですが、身の丈に合った会社であれば、チャレンジすべきです。
しかし、あなた一人で考えたり、行動するには限界があるでしょう。
そんな時は、気づきや学びを手に入れるためにも、転職エージェントを活用すべきです。
転職活動のアドバイスや対策を伝授してくれるだけでなく、背中を押してくれる相談相手にもなってくれます。
無料で利用できますし、使わないてはないでしょう。
合わなければ、利用を止めれば良い訳ですし、試しに使ってみてはいかがでしょうか。
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以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。
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