働いていて、うちの会社はやばいのでは？と不信に感じることもあるでしょう。
入社していざ働いてみると、会社に対して違和感や不信感を抱く人はいませんか？
もしかしたら、その会社はやばい会社かもしれません。
そんな人は以下のような悩みを抱えているのではないでしょうか？
・うちの会社はやばい人しかいない（パワハラ？）
・うちの会社のルールや制度がやばい（非常識な会社？）
・うちの会社の働き方がやばい（コンプラ違反？）
会社ごとに特徴があって当然ですが、法律違反や、一般常識からかけ離れている会社はやばいです。
特に、在籍している社員や会社の制度、ルール、働き方に違和感を抱く場合は、やばい会社の可能性があります。
正直言って、やばい会社であればすぐに転職をおすすめします。
私はこれまで人事部の仕事を通じて、数多くの労務相談や転職者と関わってきました。
そんな経験から、「うちの会社はやばい？」と感じた時の対処法等を紹介します。
うちの会社はやばい？今すぐ転職すべき会社の特徴
うちの会社はやばいのでは？と感じた時に確認すべき特徴を紹介します。
下記の特徴に当てはまっていれば、今すぐ転職した方が良い可能性があります。
・働き方に問題がある（長時間残長、休めない、）
・社長の独断で全てが決まる（無能なワンマン社長に振り回される）
・急に休職したり退職する人が多い（離職率が異常、常に人手不足）
・人間関係が最悪（挨拶やコミュニケーションが皆無）
・経営人や管理職の人間性に問題がある（会社の体質が異常）
働き方に問題がある
法律や一般常識を無視した働き方が常態化している会社はやばいです。
例えば、長時間残業、休暇が取れない、休日出勤が多い会社は要注意です。
働き方改革が推進されて、労働時間の制限や休暇の取得が義務化された状況で、違法な働き方を推進している会社はさっさと転職すべきです。
昔であれば、馬車馬のように働くことは、当たり前だったかもしれませんが、昨今の社会情勢を考えれば、そんな会社は生き残っていけないでしょう。
あなたの健康面と会社の将来性を考えれば、今すぐ転職すべきです。
社長の独断で全てが決まる
社長の独断と偏見、機嫌によって全てが左右される会社はやばいです。
間違った判断や不可解な指示に対して、誰も意見が言えなかったり、反論できない空気感だと尚更です。
もちろんカリスマ経営者として事業がうまくいっていれば問題ありませんが、ワンマン社長のせいで、被害者が続出している場合は、さっさと逃げるべきです。
無能な経営者についていくと、後悔するのは当然ですし、時間の無駄です。
社長のワガママに付き合った挙句、得られるものが何もないなら、今すぐ転職しましょう。
急に休職したり退職する人が多い
突然、会社に来なくなる人が頻繁に発生する会社はやばいです。
体調不良で会社を休職したり、退職したり、バックレるケースが想定されます。
そんなケースが頻繁に起こるのは明らかにブラック企業と言えます。
ストレスやプレッシャーがきつすぎて、耐えかねる人が多いからでしょう。
そのせいで人手不足に陥って、忙しくなるので、まさに悪循環です。
あなたも、当事者にならないうちに転職を考えましょう。
人間関係が最悪
人間関係が適正に形成されていない会社もやばいでしょう。
挨拶やコミュニケーションが希薄で、会話がない会社ですね。
人間関係が最悪な職場で働くのはストレスが相当かかりますし、精神的にも消耗します。
社内の人達が仲が悪かったり、社員の人間性に問題があるのでしょう。
体調を壊しかねませんし、無駄なことに気を遣い過ぎて自己成長を機会を失ってしまいます。
転職して人間関係が正常な職場で働きましょう。
経営人や管理職の人間性に問題がある
社長以外の経営陣や管理職の人間性に問題がある会社もやばいです。
パワハラやコンプライアンス違反を平気でするような人達ですね。
そんな人たちを経営層に近い立場に置いているのですから、会社としての体質に問題があるでしょう。
理不尽なノルマや要求を強要し、部下を駒のように使う会社で働くのは止めた方が良いです。
あなたの身の危険を案じ、安心して働くためにも、転職を考えましょう。
うちの会社はやばいのでは？と感じたら確認すること
うちの会社がやばいと感じた時に確認すべきことがあります。
まずは本当にやばい会社であるかどうか、判断する必要があります。
やばい会社で働き続けるのは心身ともに消耗し続けるとともに、自己成長の機会が失われてしまいます。
キャリアを形成する上でもデメリットが大きいのです。
うちの会社はやばいのでは？と感じたら、本当にやばい会社かどうか見極めよう。
見極めポイントは下記のとおりです。
・上記の特徴に複数当てはまっているかどうか
・退職者、休職者の多さ
・転職活動を始めて他社と比較する
上記の特徴に複数当てはまっているかどうか
上記で紹介したやばい会社の特徴に複数当てはまっているかどうか確認しましょう。
正直言って、完璧な会社など存在しません。
多少の不満やグレーゾーンはどの会社にもあるものです。
しかし、やばい会社の特徴が複数当てはまっていれば、ブラック企業の可能性がかなり高いです。
やばい部分が複数散見されるようであれば、やばい会社認定をして、転職活動を始めよう。
退職者、休職者の多さ
退職者や休職者も一定数は発生するものです。
しかしその数が異常なほど多い場合は、本当にやばい会社です。
特に急に会社に来なくなったり、連絡が取れなくなったり、バックレるような社員が多い会社には、何か大きなトラブルがひそんでいるでしょう。
毎年、同じ部署の人が何人も辞めて行ったり、会社に来なくなっていたら、要注意です。
問題のある職場を会社として放置していることにもなりますからね。
他人事では済まされない状況にならないうちに、転職しましょう。
転職活動を始めて他社と比較する
転職活動を始めて見て、多くの会社を見たり、調べたりしてみましょう。
実際に面接に行って、会社の雰囲気や職場風土を体感してみるのも良いでしょう。
そして、今の会社と比較してみることで、どれだけやばい会社なのか確認できます。
やばい会社であれば、きっとあなたの会社にしかない独自の文化やルールがあるはずです。
また、転職エージェントを利用することで、転職の相談や業界研究のサポートをしてもらいましょう。
転職活動は、今の会社がやばい会社かどうか、客観的に知るのに有効です。
やばい会社で働くメリットはある？３年は働くべき？
やばい会社で働き続けるメリットはあるのかどうか気になりますよね？
よく「石の上にも３年は働き続けるべき」という言葉を聞きますよね。
どんなひどい会社でも３年程度は働くべきなのでしょうか？
結論から言えば、メリットなど存在しません。
さっさと転職すべきです。
なぜなら、心身共に消耗するだけでなく、スキルや専門性を学ぶこともできないからです。
なお、ヤバイ会社でも「根性や忍耐は身に着くのでは？」と思うかもしれません。
確かに、理不尽な対応や、やばい環境で働く耐性は身に着くでしょう。
しかし、それだけでやっていけるほど、社会人は甘くはありません。
会社員としてキャリアを形成するなら、適性な知識や経験を身に着けたうえで、人間的な成長も欠かせません。
ヤバい会社でただ耐えるチカラだけ身に着いても、それを武器に戦っていくのは、無理があるんですよね。
それに多くの人は、耐え続けられずに体調を崩す可能性の方が高いです。
やばい会社で働いていることに気づいたら、正常な判断ができる早期の段階のうちに転職活動を始めましょう。
勘違い？やばい会社ではない可能性も考えよう
なお、注意点が一つあります。
それは、「うちの会社はやばい」と勘違いしてしまうケースです。
本当は普通の会社なのに、やばい会社だと勘違いして、会社を辞めてしまうのは避けましょう。
勘違いが生まれる理由は下記のとおりです。
・感情的になって、冷静な判断ができていない
➡一時の感情で、拡大解釈してしまっている可能性
・今の会社のことしか知らない
➡社会経験が少ないことで、ちょっとした不満を大きく捉えてしまう
・あなたの部署や上司だけがおかしい
➡会社自体はホワイト企業のケースもある
ミスをしたり、怒られたりすることで、感情的になり、やばい会社なのでは？と思ってしまうケースはあります。
落ち着いて冷静に判断できない状況では、勘違いが生まれやすいでしょう。
また、他の企業のことを知らず、社会人経験が浅いと、ちょっとした不満や不信感だけで、やばい会社と判断してしまう可能性があります。社会の厳しさを経験した人ほど、勘違いは生まれにくいでしょう。
そして、会社自体はホワイト企業であっても、上司やあなたの部署周辺だけが、やばい職場の可能性もあります。職場環境は運の要素も強いですからね。会社自体がホワイトならば、部署異動などで対処できます。
うちの会社は本当にやばいと判断したら今すぐ転職すべき
うちの会社が本当にやばいと判断できたら、転職すべきです。
やばい会社で働き続ける意味はありませんからね、
なお、転職することに躊躇してしまう人も多いでしょう。
確かに、転職するにはリスクやデメリットも発生します。
しかし、このまま働き続けても消耗し続けるだけで、明るい未来とは程遠いでしょう。
それなら、転職することで、良い環境で働ける可能性に懸けて、チャレンジした方が良いでしょう。
正直言って、やばい会社よりはマシな会社へ転職できるだとうと考えるだけでも良いかもしれません。
その際、転職で後悔しないためにも、転職エージェントを利用すれば良いでしょう。
求人紹介、選考対策、選考手続きを全て代わりにやってくれます。
何よりミスマッチを防ぐことができますし、やばい会社への転職防止にも役立つでしょう。
１人で転職活動をすると、誤った判断をしてしまう可能性が高いですからね。
さいごに
以上、うちの会社はやばいのでは？と感じた時の対処法について紹介しました。
やばい会社で働き続けるのはリスクしかありません。
心身共に消耗し続ける日々を送るくらいなら、転職して再スタートさせた方が良いでしょう。
もし、転職することがハードルが高いと感じたら、転職活動を始めてみるだけでも良いです。
とにかく、今の会社で働くことに違和感を感じ、疲弊し続けているなら行動すべきです。
思い悩み続けても、何も解決はしてくれません。
手足を動かし、先に進みつつ、要所要所で冷静な判断をしていけば、大きな後悔は生まれません。
うちの会社ってやばい？と感じたということは、何かしらの不満や違和感を感じたはずです。
その違和感はあなたに知らせてくれた、危険信号でもあります。
未来を変えるためにも、そのサインを見過ごさずに、ぜひ行動してみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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