上司が嫌い過ぎて会社を辞めたい時の対処法

退職・辞めたい
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上司が嫌い過ぎて会社を辞めたいと考えている人もいるでしょう。

 

上司とは毎日顔を合わさなければならないですし、嫌いだからといって離れられないものです。

しかし、嫌いな上司と常に一緒にいるのは苦痛ですし、ストレスも溜まるでしょう。

 

そんな時、会社を辞めても良いものか、疑問に思いますよね。

 

私はこれまで人事の仕事を通じて、上司と部下の職場トラブルをたくさん見てきました。

そんな経験から、上司が嫌い過ぎて会社を辞めたい時の対処法を紹介しようと思います。

 

この記事では以下のような悩みを抱えている人の参考になれば幸いです。

・上司が嫌い過ぎて、うつになりそうな人

・上司が嫌い過ぎて会社を辞めたいと考えている人

・上司が嫌いだけど会社を辞めたい時の判断ポイントを知りたい人

 

 

上司が嫌い過ぎて会社を辞めたいなら辞めればOK

上司が嫌いという理由で会社を辞めたいなら、辞めて問題ありません。

 

その理由は下記の通りです。

・ストレスが過重になる
➡毎日、消耗してしまい、体調不良やうつになる可能性もある

・生産性が低下する
➡簡単にできることが、難しく感じたり、手に入るスキルや能力が磨かれない

・上司が嫌いで会社を辞める人は多い
➡仕事の悩みの大半は人間関係であり、上司に嫌気がさして辞める人はたくさんいます

 

働く上で、上司との関係性は非常に重要です。

 

毎日、同じ空間で働いているわけで、仕事のやり取りも密接ですし、距離を取りたくても取れない関係です。

 

そのため、仕事の効率が落ちてしまい、あなたの成長やキャリア形成に悪影響になります。

何よりも、毎日疲弊してストレスが溜まり、体調を壊す原因にもなりますね。

 

職場の人間関係はかなり重要ですし、上司との関係性はさらに重要になります。

そんな重要な上司との関係性が悪いのであれば、会社を辞める理由としては、十分でしょう。

 

 

上司が嫌い過ぎて会社を辞めたい時の対処法

しかし、会社を辞める前に、出来得る限りの対処法を試してみて下さい。

 

下記方法にて、会社を辞めたい気持ちが解消されれば、儲けものです。

 

<上司に対する嫌悪感を克服する方法>

・同僚や先輩に相談する
➡間を取り持ってもらうことも可能

・上司を嫌いだと思う理由を紙に書きだす
➡紙に書くことでスッキリすると同時に、解決策を整理しましょう

・割り切って仕事をする
➡嫌な上司と仲良くする必要はありません。ビジネスライクで接しましょう

・仕事ができるようになる
➡その部署にかかせない人材になれば、上司の態度も変わるはず

・上司の上司と仲良くなる
➡上司よりも上の立場の人と仲が良いのは、仕事面においてかなり優位になれます

 

<上司から離れる方法>

・異動願いを出す
➡社内の異動制度を利用するか、人事部に相談するのがベストです

・転職活動する
➡いつでも転職する準備をすることで、我慢の限界がきた時にすぐ転職できます

・人事部に相談する
➡上司からパワハラを受けていたり、理不尽な対応があるなら、配置転換等の可能性があります

 

<上司に屈しない方法>

・毅然とした態度で理論武装する
➡理不尽な指示に対しても、論理的に反論できるようにしましょう

・成果を出して、いつ辞めてもいい振る舞いをする
➡あなたに辞めてもらっては困るような状況を作り出すことで、理不尽な対応に合わないです

・度が過ぎた上司の対応については、ハラスメントである旨を注意する
➡間違った対応については、指摘することも重要です。

 

 

それぞれ紹介しましたが、あなたの状況に合った、対応方法を試してみましょう。

 

あなた自身の訓練次第で、ストレスがマシになるのであれば、上司への嫌悪感を克服するのが良いでしょう。

逆に、上司が激高するようなタイプなら、上司から離れる方法がベストです。

そして、あなたが舐められているだけなら、上司に屈しない方法を試してみましょう。

 

いずれにせよ、上司の言うことが全て正しいわけではありません。

時には、間違ったことを言うこともありますし、勘違いしているケースもあります。

 

会社を辞めたい時、上記方法を試し、その上で会社を辞めるかどうか判断するのが良いでしょう。

 

 

上司が嫌い過ぎて辞めたい気持ちを我慢し続けるリスク

会社員であれば、嫌いな上司であっても、多少の我慢は必要かもしれません。

 

しかし、上司が嫌いで辞めたい気持ちを我慢し続けると、取り返しのつかないことになりかねません。

 

確かに、我慢や忍耐は会社員にとって重要なことです。

しかし、限界を超えた我慢はデメリットしかありません。

 

例えば、以下のリスクがあるので、注意しましょう

・体調不良、メンタルを病む
➡うつ病のリスクがありますし、会社を休まなければならなくなります

・モチベーションの喪失
➡頑張ることに疲れてしまい、やる気が失われます

・毎日、消耗し続ける
➡「何のために働いているのか?」といった、ネガティブなことばかり考えてしまいます

・やりたいことやチャレンジする機会を見失う
➡余計なことに労力を取られてしまい、仕事の生産性が下がる

・スキルや経験を前向きに磨けない
➡単純に、仕事をこなしているだけになって、専門性が身に着きづらい

 

上司が嫌いで会社を辞めたい時に、我慢し続けることで、上記のリスクがあることを認識しましょう。

 

体調が悪くなったり、消耗するだけでなく、モチベーション低下やスキル向上の機会が失われることになります。

 

キャリアを形成する上で、自己成長の機会を失ってしまうことが、一番のリスクでしょう。

我慢してストレスが溜まっても、成長できたり、スキルが向上すれば、まだマシです。

 

嫌いな上司のせいで、自己成長が阻害されるようであれば、我慢する必要はないでしょう。

 

 

上司が嫌い過ぎて会社を辞めたい時にやってはいけないNG行為

どれだけ、上司が嫌いで会社を辞めたいと思っても、やってはいけないNG行為を紹介します。

 

避けるべき行為は下記のとおりです。

・感情的な対応をしてしまう
➡冷静さを失って、ブチ切れるような行為はNG

・無断欠勤する
➡休む時も必ず連絡しましょう。電話が嫌ならメールでもOKです

・業務を放棄する
➡上司の指示を無視したり、仕事を放置するのは他の人にも迷惑になるのでNG

 

どんなにムカついても、冷静な対応を心がけましょう。

感情的な対応や態度を取ってしまうと、後悔する可能性が高いです。

 

また、無断欠勤や業務放棄など、社会人として、ふさわしくない行為は絶対に避けるべきです。

同様に、会社をバックレて辞めたり、わざと仕事でミスをするような行為もNGです。

 

上司や会社に、わざと迷惑をかけると、責任を取らされますし、あなたが悪者になってしまいます。

心の中ではいくら悪口を言ってもいいですが、表向きは静かに黙っておくのが賢明です。

 

 

上司が嫌い過ぎて会社を辞めたい時のポイント

では、実際に上司が嫌い過ぎて会社を辞めたい時に、押さえるべきポイントを紹介します。

 

辞める決断をする際、以下の注意点を確認しましょう。

・辞める前に人事部に相談する
➡上司に否がある場合、配置転換などの配慮をしてくれる可能性が高いです

・転職活動では「上司が嫌い」というワードを使わない方が良い
➡職務経歴書や面接での退職理由では使わないようにしましょう。選考が不利になる傾向があります

・転職先を確保してから退職する
➡無職になってから転職活動すると、選考が不利になります

・退職手続きを自分でできないなら退職代行の利用も検討
➡上司が嫌い過ぎて、連絡を取り合いたくないなら、退職代行の利用もOK

 

上司が嫌い過ぎて会社を辞めたい場合でも、しっかりと準備をして退職しましょう。

感情的になって、急に会社を辞めると後悔することになります。

 

まずは、辞めなくても良い選択肢がないか、確認することです。特に部署異動ができれば最高ですよね。

 

次に転職活動を進めておくことです。転職先を確保しておくことで、辞めたい時に辞めることができます。

その際「上司が嫌い」というワードはネガティブな印象を与えるので、転職活動で使うのは避けましょう。

 

そして、どうしても会社へ退職の意思を伝えるのが難しい場合は、退職代行の利用も検討しましょう。

嫌いな上司から、引き留められたり、暴言を吐かれる心配もありません。

穏便に退職の手続きをあなたの代わりにやってくれますので、安心して退職できるでしょう。

 

 

上司が嫌いな人が、今すぐ会社を辞めた方が良いサイン

それでは、さいごに、嫌いな上司が原因で悩んでいる人が、今すぐ会社を辞めるべきサインを紹介します。

 

下記で紹介する人は、このまま働き続けてもメリットがない人です。

迷わず、嫌いな上司から離れて、再スタートを切るのが良いでしょう。

 

・ストレスが体に症状が出ている
➡このまま働き続けるのは危険です

・明らかに毎日、憂鬱な気分
➡うつ病になるリスクが高いです

・今後も上司と離れられる可能性が低い
➡状況が変わらないなら、自ら行動して転職すべきです

・社内において上司の権限が強い時
➡経営層や人事部に相談しても、対応してくれない可能性が高い

 

ストレスで体調が悪い時や、毎日憂鬱な気分の時は、仕事よりも健康を第一に優先すべきです。

また嫌いな上司と離れられない場合や、社内でのチカラが強い上司の場合、職場環境の変化期待できません。

 

現状、辛い毎日を過ごし、今後も嫌いな上司との関係が続きそうなら、すぐに会社を辞めましょう。

 

転職活動の準備をして、さっさと辞める方が、あなたの将来にとってベストな選択です。

 

上司が嫌いなことで、冷静な判断ができないかもしれませんが、世の中には会社がたくさんあります。

そしてあなたを受け入れてくれる会社もたくさんあります。

 

人手不足の時代に、あなたの能力はどの会社も必要としているのです。

嫌いな上司の会社に固執することなく、あなたが望む、働き方をみつけましょう。

 

繰り返しになりますが、上司が嫌いで会社を辞めたいなら、辞めてOKです。

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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