面接官が採用したい人とはどんな人?人事経験者解説

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採用面接において、面接官がどのような人を採用したいと思っているのか、気になりますよね。

 

面接官の印象が悪くなれば、いくら凄い経歴を持っていても、選考を通過できません。

 

では、面接官が採用したい人とは、どんな人なのでしょうか?

 

この記事では、巷に溢れている面接対策ではなく、実際の現場で感じている、

採用面接のコツや対策を紹介できればと思っています。

 

面接官が採用したい人の特徴が分かれば、少しでも面接で評価を上げられるヒントになります。

 

私はこれまで人事の仕事を10年以上経験し、数多くの採用面接に携わってきました。

そんな経験から、面接官が採用したい人の特徴や、対策について紹介します。

 

面接官が採用したい人はどんな人?

まず、面接官が採用したい人の特徴を紹介します。

 

具体的には下記のとおりです。

・第一印象が良い人

・明るくて前向きな人

・話がスムーズで分かりやすい人

 

 

第一印象が良い人

面接での第一印象は非常に重要です。

 

普段のあなたを知らないからこそ、視覚的な情報は人を判断する上で大きな要素です。

 

とはいっても、イケメンであったり、美人である必要はありません。

特に以下のような部分を面接官は見ています。

 

・頭髪や服装の清潔感

・表情の明るさや笑顔

・元気な挨拶が出来ているか

・声のトーンが明るいか

・しっかりと返事ができているか

 

挙げればキリがありませんが、上記のような項目は、面接官は見ていますし、細かくチェックしています。

 

上記をクリアできれば、面接官が採用したい人に当てはまるでしょう。

 

明るくて前向きな人

質疑応答の内容から、前向きな考え方をしているかどうかを、面接官は見ています。

 

ネガティブな考え方をしていると判断されれば、評価は下がりますよね。

 

やはり、仕事をする上で前向きに頑張っている人を採用したいと思うのは当然です。

 

表情や立ち振る舞い、そして質疑応答の内容から、前向きな人なのかどうか判断しています。

 

明るくて前向きであれば、一緒に働きたいと思われますし、

それだけで、採用したい人と思われるでしょう。

 

話がスムーズで分かりやすい人

いくら履歴書の内容が良くても、話している内容が分からなければ、台無しです。

 

論理的かつ、明確に話している人の評価は高くなりますからね。

 

上手く話す必要はありませんので、シンプルかつ明確に、面接官の質問に答えましょう。

 

特に、結論から答えるのが、好印象です。

 

ダラダラと自分の話を話すのは、マイナスイメージなので、避けましょう。

 

端的かつ論理的に答えられれば、採用したい人に近づけるでしょう。

 

逆に面接官が採用したくない人とは?

一方、面接官が採用したくない人の特徴について紹介しようと思います。

 

上記で挙げた、「採用したい人」の特徴に当てはまらなければ、採用したくない人となります。

 

加えて、下記の特徴がある人は面接官の評価がさらに下がるので、注意しましょう。

・こだわりや思い込みが強い人

・残業や休みのことばかり気にしている人

・企業情報を何も調べていない人

 

 

こだわりや思い込みが強い人

仕事や生活に対するこだわりが強過ぎる人は、面接官も採用したくない特徴に当たります。

 

やはり、物事をバランス良く考える人の方が好まれますし、極端な思考は、トラブルの元になりますからね。

 

また、こだわりが強すぎると、働いていく職場環境に不満を抱きやすくなります。

 

ですので、そういった可能性のある人は採用したくないと思うのが、面接官の本音ですね。

 

残業や休みのことばかり気にしている人

仕事内容や会社の事業内容よりも、残業時間や、休みの取り方などばかり気にしている人は、

採用したくない人になるでしょう。

 

これから働こうとしている会社の面接で、休むことばかり考えている人の印象は良くないですからね。

 

もちろん、平均の残業や休暇の取得状況が気になるのはわかりますが、

面接でそれを確認するのは、やめておいた方がいいでしょう。

 

もし、確認するなら転職エージェントを介して確認してもらうなど、

間接的な確認方法の方が、ベターです。

 

企業情報を何も調べていない

いくら業績や経歴、学歴が優れていても、就職先の会社のことを何も調べていなければ、評価は下がります。

 

面接官としては、「なぜうちの会社に応募してきたのか?」を、知りたいからです。

 

また、面接を受ける会社の企業情報を調べるのは、普通のことです。

 

そんな基本的な準備ができていない人を、採用するほど甘くはないでしょう。

 

 

面接官はどこを見ているのか?

面接官は、一体どこを見て選考の判断をしているのでしょうか?

 

もちろん、上記で挙げたような特徴を中心にに見ています。

 

しかし、一番重要なのは一緒に働きたいと思う人かどうかです。

 

一緒に働きたいと思える人が、採用したい人になるのです。

 

これは感覚的な部分が大きいですし、面接官の好みにもよります。

 

しかし、面接官も私達と同じ人間です。

好みやフィーリングを大事にするのは当然ですよね。

 

ましてや、30分程度の面接で、その人の人間性や性格を全て把握するのは困難です。

 

本当に能力が高いのかどうかも、短い面接で、100%は分かりません。

 

ですので、ある程度は、面接官の主観で判断することは仕方のないことです。

 

その上で一番分かりやすく、失敗しない方法が、一緒に働きたいと思えるかどうなのです。

 

ですので、特殊な才能や、特別な実績などは必要ありせん。

 

常識をもった、普通の人であれば大丈夫なのです。

 

そして、普通ということは、面接において、違和感を感じさせないことが重要です。

 

違和感とは、嘘をついていれば、面接官はその嘘を見抜きますし、それが違和感に繋がります。

 

もちろん、見栄を張ることは必要ですが、嘘をつくと、評価は下がりますし、良い結果にはならないでしょう。

 

嘘をつかずに、ありのままのあなたを面接で見せることが、面接官の評価を高めるヒントになるでしょう。

 

面接官が採用したい人に近づくには?対策!

では、面接官か採用したい人に近づくにはどうせればよいでしょうか?

 

対策としては、以下の3つです。

・準備できることは準備する

・嘘をつかずに、ありのままを伝える

・転職エージェントを活用する

 

準備できることは準備する

面接において、工夫できる基本的な対策は全てやっておきましょう。

 

例えば、髪型や服装などの身だしなみを整えたり、企業情報を調べたり、自己分析など、

面接でやらなければならない対策は全て準備しておきましょう。

 

これが出来ていなければ、評価される以前の話になってしまいます。

どれだけ話が上手くても、何も準備できていなければ、評価はマイナスです。

 

身だしなみ、業界・企業研究、自己分析、丁寧で明るい返事など、基本的な部分は押さえておきましょう。

 

 

嘘をつかずに、ありのままを伝える

嘘をついたり、ごまかすのはNGです。

 

面接官も数多くの求職者を見てきています。

小手先の嘘やごまかしなど、すぐに見破られてしまいます。

 

話を盛る程度であれば、OKですが明らかな嘘はマイナス評価になるでしょう。

 

やはり話している内容と、あなたの印象にギャップがあったり、違和感を覚えると、

面接官はすぐに察知します。

 

下手な嘘を付くよりは、素直に失敗を認めたり、分からないと伝える方が、

面接官が採用したいと思える人に近づけるでしょう。

 

 

転職エージェントを活用する

1人で考えるよりも第三者からのアドバイスが重要です。

 

そういった意味では、転職エージェントを活用するのがオススメです。

 

転職エージェントであれば、転職の相談や面接の対策などをしてくれます。

 

あなたの足りない部分や、企業に合った面接対策をレクチャーしてくれるので、

使わない手はないでしょう。

 

また、面接の日程調整や、企業に確認したいことを代わりに聞いてくれるので、

効率も上がります。

 

無料で使えるので、ぜひ登録して利用するのが良いでしょう。

 

オススメの転職エージェントは下記から登録できます。

マイナビエージェント

 

 

さいごに

以上、面接官が採用したい人について、解説してきました。

 

通常、面接の対策をする際に、面接官の立場になって、

考えたことはないと思います。

 

しかし、面接官の思いや考えをしることができれば、

少しでも面接を通過できる確率はあがるでしょうし、採用内定のヒントになると思います。

 

面接官としては、

一緒に働きたいと思える人、もしくはトラブルを起こさない人が採用したい人になります。

 

会社員として働く上で、個性的な人やお物凄い特殊な能力を求めているわけではないんですよね。

 

面接官も同じ人間です。

普通で真面目な人と一緒に働きたいと思うのは、当たり前ですよね。

 

上記でも紹介していますが、

面接に行き詰まり、上手くいかないなら、この記事を参考にしていただければ幸いです。

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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