部署異動後で仕事がわからない状況でも焦る必要はない

仕事の悩み・その他
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部署を異動したばかりというのは、慣れていない仕事ばかりで不安になりますよね。

 

同じ会社とはいっても、職種や仕事内容が違えば、

やることも覚えることも全てが新しいものになります。

これまでの知識や経験が通用しないんですよね。

 

そこで、この記事では、部署異動後に「右も左もわからない」という人のために、

その不安を解消する方法をご紹介します。

 

私も、これまで異動、転職を経験し、新しい仕事を担当する不安や苦労を重ねてきました。

そんな経験から、異動後の「わからない、できない」を解決できるような方法をご紹介しようと思います。

【部署異動後に覚悟すべきこと】初めからできなくて当たり前

まず、異動後に「仕事がわからない」というのは、当たり前です。

始めから全てを分かっている人はいません。

誰でも戸惑い、苦労するのが当たり前です。

 

特に、部署異動後は、以下の部分で意識し、覚悟を決める必要があると思います。

<異動後に覚悟するべきこと>

・慣れるまでは仕方がない
⇒慣れるのに、最低でも1年は必要

・ストレスが多いのは当たり前
⇒人間関係、仕事の進捗、ミスの対応など、ストレスはかかります

・時間がかかるのは当たり前
⇒効率良くできるのは、仕事ができるようになってから

・他人に迷惑をかけるのは当たり前
⇒即戦力で活躍できる人でも迷惑をかける

・プライドを捨てるのは当たり前
⇒頭を下げて人に教えを乞うことも必要

 

異動前と同じように、スムーズかつ効率良く仕事ができるわけではありません。

仕事内容も分からなければ、誰に聞けばいいのかもわかりません。

 

一から学び、仕事を進めていく必要があります。

また、新人でもなければ、懇切丁寧に教えてくれるわけでもありません。

自分で調べて、自分で考える必要があるんですよね。

 

そういった時に、ストレスや負荷がかかるのは当たり前です。

もちろん、物凄く優しい人達が集まっていれば、別ですが、

忙しくしている部署であれば、他人にかまっている余裕はありません。

 

要するに、

始めから分からなくて当たり前です。

ただし、その分、ストレスや負荷がかかるのも当たり前です。

 

 

異動後に、仕事が分からないことに悩む必要はありません。

徐々に慣れてくれば、仕事を覚えますし、自然と不安やストレスもかなり軽減されます。

 

 

ただし、その分、ストレスや負荷もかかるので、

多少の我慢や努力が必要なことは、覚悟しておく必要がありますね。

 

逆に言えば、

ほとんどのサラリーマンが、異動後に仕事がわからなくて悩んでいます。

そして、苦労し、ストレスを抱えているのです。

 

自分一人だけが、悩み、苦労している訳ではないんですよね。

 

部署異動後で仕事がわからないを解決する方法

部署異動後は、仕事がわからなくなるのは、当たり前ですし、ストレスがかかるのも当たり前なことを、

上記でご紹介しました。

とはいっても、早く仕事を覚えたいし、仕事がわからない状況を少しでも解決したいと考えますよね。

やはり、ただ身を任せているだけでは、いつまでたっても、仕事を覚えられません。

 

仕事の基本的なことも含めて、部署異動後に悩んでいる状況を解決する方法をご紹介します。

 

①過去の資料を確認する

仕事で分からなくなった時の、基本中の基本です。

過去の資料を確認し、仕事の内容や状況をつかむことが重要です。

まずは、過去の資料を確認することから始めましょう。

 

②遠慮せずに、分からないことは聞く

どうしても自分の力で調べるには、限界があります。

そんな時は、前任者や先輩、上司に聞いたり、相談しましょう。

タイミングを図ることは大事ですが、遠慮せずに聞くことも大事です。

 

 

③分からないまま放置しない

後々、重要になってくるのですが、分からない仕事をそのまま放置するのはやめましょう。

後になってくればくるほど、聞きづらくなってしまいます。

最初であれば、何を聞いても大抵、教えてくれますし、チャンスです。

 

 

④他人の行動や発言を真似る

自分で考えたり、他人に聞くばかりではなく、他人の行動や発言を注意深く観察しましょう。

そして、対応方法や仕事の進め方などを真似るようにしましょう。

真似ることは、大きな学びになります。

 

 

⑤とりあえずやってみる

ミスを恐れ、何も行動しなければ、意味がありません。

行動し、ミスをすることで、仕事を覚えられるのです。

分からなくても、とりあえず行動してみることは重要なスキルです。

 

 

⑥全てメモしておく

教えてもらったことや、学んだことは、全てメモしておきましょう。

簡単な事務処理方法や、操作方法、ちょっとした発言でもなんでもメモを取っておくことで、

後々、仕事がスムーズに進められます。慣れるまではメモを取りまくりましょう。

 

 

⑦自分でマニュアルを作る

自分なりのマニュアルを作ることは、今後、仕事を円滑に進める上でかなり重要です。

マニュアルを作ることで、自分自身も覚えられますし、整理することができます。

メモを整理する意味でも、マニュアルを作っていきましょう。

 

⑧スケジュール管理をする

目の前の仕事ばかりに捉われるのではなく、スケジュールを意識し、計画的に仕事を進めましょう。

早めに仕事を進めることで、ミスを防ぎ、プレッシャーを和らげることができます。

やるべきことが明確になれば、不安や心配も軽減されます。

 

 

⑨確認作業を徹底する

仕事がわからいうちは、確認作業を徹底しましょう。

最初の方は、仕事に対して余裕もないですし、ミスを見つける能力も育っていません。

慣れるまでは、時間をかけてでも確認作業を徹底しましょう。

 

 

⑩一旦、自分で調べて考えて、他者に教えを乞う

一番大事なことです。まずは自分で調べて考えることで、解決しましょう。

それでもダメなら、他人に教えてもらいましょう。

自分で調べているだけでもダメですし、人に聞いているだけでもダメです。

まずは調べて、考えて、それでも分からなければ、人に聞くことが重要です。

 

 

以上、解決方法をご紹介しました。

 

部署異動後は、新人社員と同じだと思った方がいいです。

社会人としての基礎知識や経験を積んでいたとしても、

仕事内容は一から覚えなければなりません。

 

また人間関係も構築しなおさなければなりませんからね。

そういった意味でも、仕事を覚えるには、特別なスキルや方法はありません。

 

上記で紹介した超基本的なことを、地味に繰り返し、やり続けるだけです。

 

そして、1年経った頃には、仕事を覚えられるようになってしますし、

不安やストレスもかなり軽減されているはずです。

 

 

 

 

【経験談】結局は慣れることが重要

結局のところ、異動後に大変な思いをしたとしても、

慣れてしまえば、ストレスや不安を全て消えてなくなります。

 

私自身も、これまで、部署異動、転職を経験してきましたが、

どちらも最初は苦労しましたが、必ずといっていいほど、慣れてきます。

 

慣れてくれば、仕事のミスも減りますし、分からないことも各段に減ります。

また分からないことがあっても、気軽に聞いたりすることもできるようになっています。

 

仕事内容や進め方だけでなく、人間関係や押さえておくべきポイントを

把握できるようになっているので、最初のころよりも、圧倒的に要領よく、仕事ができるんですよね。

 

なので、異動後すぐの時期に、物凄く悩んでいたとしても、数年経てば、

「何であんなことで悩んでいたんだろう?」と思う程、仕事に慣れているはずです。

 

 

そこで、実際に慣れるまでどれくらいかかるのか、気になりますよね?

個人的には、以下のような感じです。

<慣れるまでの年数>

・1年経てば、多少、慣れる ⇒ 苦手な仕事や細かい分についてはまだまだ不安や心配が残る

・2年経てば、結構、慣れる ⇒ 課題や問題点などが明確になるけれども、基本的な部分は自信が持てる

・3年経てば、かなり慣れる ⇒ 自ら部署のエースとして引っ張っていけるほど実力がついている

 

上記のように、最低でも1年は慣れるまでに必要です。

仕事のサイクルを考えた時に、まずは1年間経験して、仕事の全体像を把握する必要がありますからね。

そして、2年目は1年目に経験したことを活かして、仕事ができるので、1年目よりは圧倒的に有利になれます。

 

それでも、課題や苦手な仕事に対して、全てスムーズに解決できるわけではないので、

完璧に慣れるまでは、3年は必要だと感じています。

 

3年居れば、仕事の基本的な部分は身に付きますし、ちょっとした専門的な知識も身に付きます。

仮に、転職をするにしても、3年間のキャリアがあれば、自分の自信にもなりますし、

専門性を活かすこともできると思っています。

 

 

慣れたのに異動先の仕事がつらいのは、他に原因がある

とはいっても、仕事にも慣れ、わからないことは減ってきたはずなのに、

今の仕事が辛いと感じている人はいるのではないでしょうか?

 

もしかしたら、それは「仕事が分からない」ということ以外で、

他に原因があるのかもしれません。

 

例えば、以下のような要素です。

・苦手な人がいて、人間関係で悩んでいる

・仕事がハードワーク(残業、ノルマがきつい)

・仕事内容が合っていない

・体調が良くない

 

どれも、仕事が嫌になる要素ばかりです。

上記ような要素は、仕事に慣れたとしても、解決できない問題として悩み続ける可能性があります。

 

もし、異動後に2~3年経って、

いまだにつらいのであれば、それは、上記のような、慣れ以外の分で悩んでいるのだと思います。

 

 

退職したい時に確認すること

異動後に仕事が分からなくて退職したいと考えている人もいるでしょう。

分からないことが多く、自信を無くし、辛い気持ちは私も分かります。

 

しかし、異動してすぐに退職していいのか、気になりますよね。

 

結論から言えば、以下のことは意識するべきだと思います。

・迷ってるなら3年我慢してみて辞めるべき

・嫌な経験も自分を成長させてくれることを、自覚するべき

・次にやりたいことが明確なら、すぐに退職してもOK

 

なるべくなら、異動後にすぐに退職するよりも、

数年間、経験を積んでから退職した方が良いに決まっています。

 

しかし、そうもいってられない状態だから悩んでいるんですよね。

 

 

なお、自身のキャリアに不安を抱えているなら、キャリア相談を受けてみるのもアリです。

現状が満たされない人、仕事内容や今後について不安を抱えているなら、参考になるかもです。

(キャリアに特化したコーチング・ポジウィルキャリア)

 

まとめ

以上、部署異動後で仕事がわからない状況を解決する方法を、ご紹介いたしました。

 

結論から言えば、

始めからできる人はいません。

誰でも分からない状況からスタートするのです。

そして、大変な状況で苦労することも覚悟してください。

 

ただし、上記で挙げた、仕事がわからない時に実践すべきことを、地道に

やっていくことが、解決の糸口になっていきます。

 

そして、魔法のようにすぐに解決できるような方法もありません。

地道に努力を重ねて、月日が経てば経つほど、慣れてくるはずです。

 

慣れてくれば、今の悩みや苦労が嘘のように、

仕事が捗っているはずです。

 

異動後で仕事に悩んでいる人が、この記事を見て参考にしていただければ幸いです。

 

以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。

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